ヒーマンお笑い研究所!

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「がばい」ロゴでがばい売れた 佐賀弁商品人気

2007年09月27日 02時59分52秒 | Weblog

商品販売に有効なブランド戦略。全国各地で地域ブランド確立に向けた動きが広がる中、佐賀弁を前面に押し出した企画商品シリーズ「がばい佐賀」が“快走”している。この1年で参加企業は11社に増加。商品群も丸ぼうろ、コメ、かまぼこなどに拡大し、仕掛け役の企画会社は「新たに約2億円の市場が生まれた」とアピールする。

 既存商品を新パッケージで革新させるとともに、地方企業にとって難しい販路拡大や広告活動に新たな可能性を見いだしている。

【写真】佐賀県食糧の「がばい佐賀米」は月6000袋を売り上げるヒット商品になっている=佐賀市の食品スーパー
 「ことしに入って急激に売り上げが伸びた。驚いている」と話すのは、米穀卸「佐賀県食糧」(佐賀市)の担当者。商品袋に「がばい佐賀」のロゴを入れた「がばい佐賀米」(5キロ入り1980円)を発売した昨年7月、売り上げは月1000袋程度だった。それが今年1月以降、毎月約6000袋を売り上げる大ヒットになっている。

 「テレビで『佐賀のがばいばあちゃん』が放送された直後、全国の小売店から引き合いがあった」と担当者。主に県内だった同商品の取引先は関東、関西、四国などのドラッグストアや百貨店、ディスカウントストアにまで拡大した。

 音楽CD(ヒーマンのがばい佐賀)から派生した同企画は、企画会社ディーズ(佐賀市)が発案し、昨年7月に3社でスタートした。一番の強みは「1商品の販路拡大が他商品にも波及しているところ」(同社)。佐賀県食糧が新たに開拓した県外の取引先に「がばい佐賀」の商品群をPRしたところ、本村製菓(同市)の丸ぼうろが同じ販路に乗ったという。

 

 

 菓子卸問屋「楠屋」(同市)が行った菓子見本市には、同社と取引がある本村製菓の紹介で「がばい佐賀」の他商品も特設展示された。本村一社長は「参加企業同士で販路を共有できれば、売り上げ拡大の道が開ける」と期待。今月新たに加わった野中蒲鉾(同市)も「異なる販路を持つ企業が集まっている点がおもしろい」と参加理由を語る。

 1企業体では難しい広告活動にも幅が出てきた。参加企業で協力し、10月から週1回(火曜日 11:25~)、民放1社(サガテレビ)で番組仕立ての3分間広告を放送する。各社とも「1企業では考えられなかった」と口をそろえる。

 企画を仕掛けたディーズの藤原一宏取締役は「佐賀総体や佐賀北の甲子園優勝でさらに追い風を感じている」とし、「各社と力を合わせ、『がばい佐賀』なら安心安全と思われるブランドに育てたい」と意気込みを語った。

【写真】佐賀県食糧の「がばい佐賀米」は月6000袋を売り上げるヒット商品になっている=佐賀市の食品スーパー

佐賀新聞ひびのニュースより 09月26日更新

 


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