故福岡加奈子さん舞台への情熱①
クラシックバレエ、ジャズダンス、創作バレエなどのダンサーとして活躍されていた福岡加奈子さんは、バレエ研究所を主宰し、創作ダンスの第一人者として佐賀のバレエ界をリードしてきました。そんな福岡さんを病が襲ったのは6年前46歳の時でした。福岡さん「がんなんですよって」。ダンサーが片腕を失うその時の福岡さんの様子を福岡さんの友人は語ります。「手術室の前でぎゅっと両手でだきしめてくれた」「その後は手のことはいっさい(なし)前のほうを向いていた」ガンで片腕を失ってから1年、福岡さんはバレエ教室に戻ってきました。福岡さんを信じて教室に通ってくる子どもたちが福岡さんを勇気づけました。腕を切断した後も、福岡さんの舞台への情熱は衰えませんでした。子どもたちによるミュージカル、ティーンズミュージカルさがでは総合監修を手がけました。ダンスへの情熱を燃やす福岡さんを病魔は再度襲いました。発ガンは全身に転移。友人は「今度の人生どうだった?て聞くとすごいきれいな笑顔で楽しかった最高だったって」 と言われたそうです。
私も過去に数回イベントなどでご一緒させていただいたことがありましたが、情熱的で真面目な明るい女性でした。
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