アート＠つちざわ（土沢）②

前回の記事を書いて、「あ、一期舎だ…」って思った。媚を売っているわけでもなくて、売る必要もない。媚でもなさそうだし、褒めてもいない。憧れはあるがそれは、点眼程度の量でそれも「楽しそうだから…」という陳腐なものだ。

確かに…「アーテイストってずるいよね。だって、これはアートだから！って言えば全てが許されるんだもの！！」って、憧れを込めて言ってたのは、ウェブログ上の丁稚だったりする。私は前回「アート」と「アーティスト」を定義してみたわけだがそれらは悉く一期舎に当てはまってしまった。これは迂闊だったかもしれない…。でも、定義してみて結果的に当てはまったから…。潜在意識に何かあったのですかね？


タイトルにあるイベントは東和町の土沢で行われている。町全体に『かくれんぼ』の様に作品が展示してあり、かなり面白い。アイデアに溢れた映像作品、ユーモア・センスに富んだイラスト、実直な父親が書いた娘への手紙、共感を頑なに拒むオブジェ、真面目な作品etc…らが、酒屋の跡地や空き店舗や普通に営業しているお店などにセンス良く飾られている。イベント全体に広がる「いい意味での力の抜け具合」が見所と言ってもいいと思う。