冬にやっておくこと。外で寝ること。点滅信号の内情。

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冬にやっておくべきこと。ハンモックを吊るし雪の中で寝る。気になっていた時計店を訪ねる。下笹森nestを訪ねてきたお客さんを出来る限りもてなす。土日で一気にやってしまった。だから、春が待ち遠しい。

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　ヒッチハイクで九州から来た若者が下笹森nestに跳び込んできた。二泊をnestで過ごしところどころ記憶を飛ばした後、キャンプをすることにした。たまには外で寝ることは絶対に必要だ。ダッチオーブンにチキンを敷き詰め、玉ねぎを乗せ、新じゃがとニンニクの芽とシイタケを乗せた。トウガラシとガーリックを浸けたオリーブオイルを適量。お酒を飲むので塩コショウは強め、後は火にかけ知らんぷり。

　酔っ払う前にハンモックを吊るしに森の中へ。朝までの快眠の為に、慎重に高さを調節する。ワイワイガヤガヤとして、細川さんが登場して、フラフラとなって、スヤスヤ眠っていたら朝方、雹が降ってきた。急いでレインフライを装着。シュラフの二度寝は気持ちいい。頭が痛い。そうだ、ランチの約束をしていたんだ。

　その前に、ずっと気になっていた時計店を訪ねる。昨日、そういえば若者と時計の話をしたんだ。

　思った以上のナイスな時計屋さんは親父さんもナイス。コドモとオトナのミックス加減が絶妙だ。アンティークの時計はやっぱり好きだと再確認。nestに欲しい、古い柱時計。あと、ここでじゃぶじゃぶコーヒー飲みながら機械の歴史の話がしたい。２時間でも、３時間でも。

　ランチはらら倶楽部の農家レストラン。安くて旨いし、ヘルシーだ。気の合う仲間とのご飯は当たり前に旨い。ここで、若者は旅立っていった。

　みんなでnestに戻り、轟（とどろき）という地名の話をしているうちに点滅信号が如何に多いか！ということに話題は集中。赤、青、黄色の服を着たメンバーで点滅信号を模してみた。がんばれ、オトナ。ふてくされている青、黄色と赤は「忙しい、忙しい」と嫌味を言いながらチラチラと横目で青を見る。きっと、青は、きっと国道沿いで不祥事を起こして、点滅信号に飛ばされて来たんだ。右も左も分からない新人の黄色ちゃんに手を出しちゃ、マズイだろ。何もしなくていい、そんな仕事は苦痛だろうな。国道でそれも青なら、多分エリートだったんだろうに。

　ハンモックとシュラフを干す。まったく、ヘネシー・ハンモックは偉大だと思う。僕にとっては何よりの装備だ。よく分かんないけど、１０個、欲しい！！