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不登校を引き起こす会話5つの要因

2009-12-20 17:18:28 | 久保田の『人間力』
不登校を引き起こす子どもの親は、会話に共通点があります。次の5つの要因は、「こんなことはしてはいけない」という反面教師として参考にしてください。

① 自分と比較する
子どもがしゃべっているときは、子どもの意見や好みを受け入れるべきです。自分と比較しようとして、「私はね……」、「お父さんはこう思うよ……」などと言ってしまうと、会話が弾まなくなります。
とくに、自分が子どもの頃や学生時代と比較することを子どもは嫌います。子どもが落ち込んでいるときは気をつけましょう。
また、自分の意見とは違っても、子どもの意見を受け入れるようにしましょう。
② 心を読もうとしすぎない
子どもの心理の読み取ろうとすることは大切です。しかし、これもほどほどに観察しないと、子どもの話を真剣に聞けなくなります。
「この子は、どんなことを考えているんだろう」、「この子の本音はなんだろう」と考えすぎずに、子どもの話の内容を聞き逃さないことが肝心です。
③ 自分が正しいと思うな
親や上司から、「オレの言うことを聞いてれば間違いはないんだ」と、言われて素直に聞ける人はまずいません。まして、普段から親の言動や行動を見ている子どもにとっては、「自分はどうなんだ」と思われても仕方ありません。「もしかしたら、自分が間違っているかも」と謙虚に考え、子どもの話を聞ければ、会話が必ず弾みます。たとえ自分の子どもでも価値観を押し付けてはいけません。
④ かっこいいアドバイスをしてやろうとしない
子どもから相談を受けたとき、ついアドバイスをしたくなるのが人情です。しかし、相手は相談と言っても、ただ話を聞いてもらいたい場合がほとんどです。
それをしたり顔でアドバイスしてしまうと、逆に疎まれてしまうことがありますので注意しましょう。とくに、悩みの多い思春期には、ただ愚痴を聞いてもらいたいだけの場合が多いのです。それを「お母さんのときはね……」と、話の腰を折るようでは子どもはますます話をしなくなります。
⑤ 疲れているとき、時間的余裕がないときは、会話を避ける
人の話を聞くというのは、けっこうエネルギーを使うものです。まして、悩んでいる子どもの話をきちっと聞く場合は、かなりの体力が必要です。
体調が優れないときや疲れているときは、顔に出てしまい、「オレの話を真剣に聞いてくれ」と、子どもが荒れることもあります。
普段から自分の体調と感情のコントロールをすることが大切です。
また、余裕がないときは、無理に子どもの話を聞こうとせずに、避けたいものです。

いつも5つの要因を意識して、子どもと会話をするだけで、子どもも自分もかなり楽になるはずです。
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