大好きな夏の旬野菜が食べではいけないことにビックリです。
毎日、ぬか漬けとかサラダとかフルーツがそのままたべではいけないとは・・信じられないなぁ。嘘だ、こまる、信じたくないな、安心して食べるものが無いな?
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きゅうりがもつ自然毒 : ククルビタシンと言います。きゅうりには、微量ですがこの成分は入っています。それが何らかの理由で成長段階中に増え食中毒症状が表れます。苦みが伴い、ちょっと苦い程度ではなく、激しく“苦い”と感じるほど。
症状とは : 嘔吐や腹痛、下痢、消化器系の痛みなどがあげられます。
潜伏期 : 時間の幅があり、食べてから30分~2時間程度と言われています。
対処法 :
- 食べて激しい苦みを感じた場合は、破棄する。それ以上食べない。
- 症状の様子を見て安静にしておきましょう。
- 胃などの消化器系が痛みますが、薬は飲みません。
- 痛みが治まらない、悪心が続く場合は病院の受診をしましょう。
必ず自己判断はせず、様子を見て収まらない場合、ひどくなる場合は病院へ。
きゅうりだけではない…
夏野菜のきゅうりが含まれるウリ科全般にククルビタシンは含まれます。きゅうり以外に、かぼちゃ、ズッキーニ、ウリ、冬瓜、すいか、メロン、ゴーヤなど。但し、ゴーヤは苦み成分モモルデシンも含んでいるためいつもの苦みより強い場合は、ククルビタシンを疑ってください。
【参考文献】 *農林水産省 *ウィキペディア *消費者庁
*ライター/美容栄養士 Keiko : 管理栄養士×美容食インストラクター/ワンストーリーアワードジャパン2023講師 15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!ただ食べるだけでなく、肌年齢を変える栄養素や組み合わせで美肌力をあげるインナーケアをサポートしています。『輝き自信あふれる明日を美容食で!』をモットーに、明日からできる美容食の知識をお伝えします。Instagram:@beauty.diet_keiko
*NS Labo(栄養サポート研究所):全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事業を行っている。また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢献活動を行っている。