今日の大阪は、PM2.5まで飛ぶそうです。
私は花粉よりPM2.5の方が弱いんですよねぇ…
こんにちは!
ラファエルの林久美です。
昨日の記事に引き続き、
今日も1月の記録を。
気持ちの整理のために
ずいぶん前に書こうとしていたけど、
結局、下書きに残したまま今に至ります。
今日の内容は、死のことに触れるから、
気持ちがそういう話に反応しやすい場合は
見ない方がいいかもしれません。
話しても大丈夫ですか?
時系列の文章になっているので長いです。
では、いきますね。
1月の上旬、お葬式に参列したんです。
ラファエルが1年目の時から
ずっと来てくれていたお客さま。
2月で23周年になるので、
かれこれ20年以上のお付き合い。
私より8つ年上のお姉さま。
出会ったときは保育士だったお姉さまのお話は、
結婚もせず子供のいない私にとって、
色んなことを疑似体験させてもらって、
今考えればたくさん学ばせてもらった。
子育てのことやそれに纏わる周りの大人のこと。
そして行政絡みのことも教えてくれてた。
フリースクールを知ったのも、お姉さまからだった。
お互いマンガが趣味だったので、
よくマンガ話でも盛り上がった。
ちょうど1年前は
フェイシャルフリーパスをしてくれてて、
いつもと変わらない日常だったのに、
年が明けた2020年、
ぱったりと連絡がなくなった。
いつも忙しくされている人で、
今までもそんなことがよくあったから、
気にも止めなかった。
次に連絡があったのは2020年5月。
出張トリートメントの依頼だった。
出張は今はお受けしていないのだけど、
ずっとご贔屓にしてくださっているし、
場所もお店から近かったので、お受けした。
会ってびっくり。
ガンで闘病中だった。
自然療法も組み合わせて元気になりたい。
そんな思いから出張を依頼してくれた。
アロマテラピーを療法のひとつとして
選択してくれて嬉しかったな。
その後、再入院されたことを聞いて、
次に出張依頼が来たのが11月。
それから2週間に1回ペースでお伺いした。
積極的な治療ではなく、
緩和ケアに切り替えられていて、
やっぱりアロマテラピーは欠かせない、
っておっしゃられていて、また嬉しかったな。
私は20年近く前に父をガンで見送っていて。
だからガンが進行していくと、
どんな風になるかある程度知っていました。
そしてお姉さまとは
2週間に1度ペースであっていたので、
なんとなく進行具合がわかり、
12月下旬から1月頭はお姉さまのことが
常に頭の中にあり、
もうそろそろ亡くなってしまうかも
と、死がすごく近くてしんどかった。
父を亡くした時期と重なってもいたので、
そのことも強烈に思い出したのも
しんどさに拍車をかけた。
でも、しんどさの中にも、
いつ自分が死んでもおかしくないんだな
ってポジティブな覚悟が芽生えたりもして、
日々を大切に生きることを意識し出した。
そして。
最後お姉さまに会ったのは、
奇しくも父の命日の12月27日。
普段お世話をされてる方もいなかったので、
2人きりで色々お話ができて楽しかった。
年が明けて1月10日。
お葬式に呼んでいただけた。
家族葬の小さなものだったけど、
体のケアを依頼するほど信頼していた人だから、
と呼んでいただけたのも嬉しかった。
自分も辛いはずなのに、
周りの人たちへの気遣いが強くあった、
最後までお姉さまらしい生き方。
うちの父もそうだったから
余計に私にその生き方が強く残った。
色々教えてもらった関係だったけど、
最後まで教えてもらう関係だったな、と。
何を教えてもらったかって?
緩和ケア
お姉さまのお陰で
実際に見ることができたのです。
今、興味がある分野なんですよね。
お姉さまは最後まで私に何かを残してくれた。
まだ去年末にやり取りしたメッセージが消せずにいます。
当たり前か。
人はいつかは死ぬ。
それは明日かもしれない。
だから自分が望まないことを我慢して、
時間を浪費してたらもったいない。
時間=命
だと思うから。
あなたの毎日は、
ちゃんと自分の好きなことや
やりたいことで埋まってますか?
ここまでの長文、
読んでいただいてありがとうございました。
これで気持ちが一区切りついた、かな…。