※商社関係に狭まってる内容です。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
内定先の社員訪問を10月、11月と2度してきました。OBがいない俺からすると初の社員訪問で(おせーよ)、色々と貴重な話を聞き考える機会になったので、少しでも情報共有ができたらと思って書きます

(内輪である社員を社員さんと呼ぶのは変かもしれないけど、まだ内定者の身分なんでご理解おねがいします!)
まず1人目は繊維機械部の営業の若手社員の方。インパクトが強かった面を箇条書きすると、
・強心臓
・知識の量と吸収しようという姿勢
・半端ない読書の量
・フットワークの軽さ
入社して間もない頃、中国の工場で1週間研修をしてこいという指示の下、中国語もしゃべれないままに中国へ。自分でその工場の工程全てを書き記したマニュアルを作成して帰国。今はそのマニュアルが部署で使われているとのこと。
学んでこい!という指示の下、自分で何をするべきかを短時間で的確に捉え、それをマニュアルという形で現物にしてしまう。
新入社員だから分からないという言葉は口にしないようにしないと。頭を使って、身体動かせば何かができる。それを学んだ、大きなエピソードを直接聞けたことは非常に有意義でした。
また知識や考え方を、本や講義から徹底的に得るという生き方も非常に参考になり。数万円する著名人による講義にも足を運ぶのにも、行きたいと思ったらすぐ行くフットワークも手本にしたいと感じました。恐縮にもアパートにお邪魔したんですが、ビジネス本が数百冊(マジで)並んでおり、朝に出社する際も(その日は北陸へ出張だった)棚から本を取り出し荷物に入れて家を出る。俺もアパート出るときやってるけど、開けることなく家に帰宅するのが7~8割ですw俺もまだまだ・・・
『最後の授業』『ユダヤ人の大富豪』『君を幸せにする会社』など色々な本も推薦してもらい、最後の授業はYoutubeでも見たけど、一生忘れられないインパクトがありました。『最後の授業』については改めて日記書こうかなって思ってます
あと商社(ビジネスマン)としての働き方も色々と教えてもらい、特に強調されていたのが『裏工作』の重要さと『根拠がある』ことの重要さ。根回しは俺の得意分野だけど、全てが円滑に進むようより暗躍スキルをもっと上げないと
『知』に対する姿勢がとても印象的で、俺の考え方と非常に似ている方でした。目標にし、傲慢ですがこの人を超えるという想いでやっていきます
2人目はシカゴの食料本部で穀物(とうもろこし・大豆)・飼料(家畜の餌)を扱っている10年目以上の社員さんお二人。その中でも先輩だった方に多くを話していただいたので、2人目として記述します。
食料について、輸入に依存しきっている日本へとうもろこしや大豆を輸出する重要な役割を担っているシカゴ支社。これら穀物の日本輸入10%以上を就職先の商社が扱っており、日本への輸入が途絶えたら大問題になる分野をプロとしておられる方の『仕事を通じて日本を支えている』という意識は非常に強く、商社マンの意義・醍醐味を強烈に感じられる機会でした。
商社従来のトレーディング機能が主な事業でしたが、食料の輸入は日本と海外を繋ぐ上で商社が必要な分野であり、利益云々ももちろんだけど日本が必要不可欠とする仕事も一生賭ける程のやりがいがあることを認識できた貴重な時間になりました。
ただトレーディング以外の付加価値がないと価格競争になり、利益が出ないという代表的な分野でもあり。『新しいビジネススタイルの構築』『他社との差別化』という山積みの課題に対し、素人ながら意見を言い、そのフィードバックを受け取る機会は自分の経験の無さを感じるだけでなく、『自分の素質は食料本部で発揮できるのか』を試す絶好の機会になりました。
部署の希望が100%通るわけじゃないし、実際半分も通るの

って話だけど、天命に従う

っていうのは俺に合わないし、足使って情報あつめて、自分を主観的/客観的に見て部署を希望したい。自分で動き考えた結果が希望じゃない部署でも全然問題ないし、そこが合っていると思って違う部署にしてもらう配慮は意味がとてもあると思う
ただ足を動かせるときに動かなさい自分が、『通用するビジネスパーソン』になれるのか。自分では疑問符をつけざるを得ない。ちなみに、ドーンと構えて待つというのも筋だと思うし、超個人的な考えなんであしあらず。まー実際は、天命をじっと待てないチキン

なのかも(笑
航空部門が唯一ない総合商社で、航空部門を立ち上げ、究極の夢はエアラインを立ち上げること。
バカバカしいかもしれないけど、北海道ではAir Do、北九州ではスターフライヤー、それに新しく開港する静岡空港では鈴与って会社が100%出資でFuji Dream Airlineを立ち上げてます。
名古屋だけ何もない(静岡にできるのに!)の、おかしくない?できんことはないと思う。中部国際空港も減便ばっかだし。。
ただいきなりエアライン部門、航空会社を作りたいですっていうわけにはいかないのは誰よりもわかっているつもりです。課題は、夢をどうビジネス使って具現化するか。
とにかく第一に航空事業に関わらないと航空部門ができないので、部署も『航空』に関われる部署を一生懸命探し、ブレーンストームしてるんだけど。。。。
“現段階”の第一候補は『物流』
モノの流れ、トラック、鉄道のネットワークを船舶、航空に広げるのは可能だと思うし、航空貨物の分野から参入する余地がないかなってアイディア。
他の候補は『エネルギー』『自動車部品』。
代替エネルギー絡みで、航空機のジェット燃料・航空機エンジンに絡んでいけたら切り口があるかなって思うのと、三菱リージョナルジェットを名古屋で開発するので、その部品絡み(自動車部品を作る工場に、航空機部品も作ってもらうと思う)で航空に近づけるかもと考えています。
上層部の『航空事業を始めるぞ!』って声がかかって、事業を始めるのが一番簡単だろうけど、そういう声がかからないという前提(リスク)のまま考えとる現状です。
ちなみに『航空事業を始める』という声がかかったら、モチ社内で1番に手を挙げます
航空にこだわらないと俺じゃないし、航空にこだわりすぎると『使えないやつ』になるので、熱意と現実をバランスとりながらやっていこーと思います
以上、書きたいことを書き切りすっきりしてサンクスギビング休暇に突入っす