見えざる声

感じたこと・思ったこと・追想、思うままに書きなぐった文章の
羅列を目指し・・。

記者会見が有用である根拠がない

2009年02月28日 | 時事・社会問題
五月から始まる裁判員制度で、まるで記者会見が有用で
そしてになにより取材する記者が優秀であるかのような
言い草で、「社会全体で共有」とかぬかすマスコミがど
の面下げてお願いしているのか・・・。
自分達の意に添わない意見を記事にすることなく、歪曲
偏向なんでもアリが、記者会見で裁判員の意図を酌める
素養はない。
そんなものに出る人には、苦痛であり責め苦になってし
まうだろう。
第一、新聞が公器としての信頼を失って知って久しい
この頃では、自らのこれまでの反省を先に記事にし、そ
れからお願いが筋・・・。

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裁判員制度が5月に始まるのを前に、日本新聞協会は、
26日に記者会見を開き「裁判員を経験した人が感じた
ことや考えたことを社会全体で共有することが、制度の
検証に必要不可欠だ」として、判決後に行う記者会見に
積極的に参加してほしいと呼びかけました。
新聞社やNHKなどが加盟する日本新聞協会は、裁判員
制度が5月に始まるのを前に、制度への理解を深めて問
題点を検証するため、裁判員に判決のあと裁判に参加し
た感想や意見を聞く記者会見を開く方針で、最高裁判所
に協力を求めていました。これについて、裁判所の協力
が得られることになったのを受け、26日、新聞協会が
裁判員に選ばれた人は積極的に会見に参加して取材に協
力してほしいと呼びかけました。会見は、判決のあと了
解が得られた裁判員が参加して開かれることになってい
ます。日本新聞協会は「裁判員を経験した人が感じたこ
とや考えたことを率直に語り、社会全体で情報を共有す
ることは、国民の司法参加という理念の定着や制度の検
証に必要不可欠だ」と話しています。
NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014426231000.html
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脱税はしても、社長の記者会見を行うわけでなく、変態
記事を垂れ流そうが、コメント一つで「禊ぎ」が済んだ
とばかりに、「お前が言うな」等、不祥事を忘却の彼方
へ追い遣っておいて、どこが「検証は不可欠」だと言う
のだろう・・・。
それ程優秀な記者がいるはずもなく、日本のジャーナリ
ズムは思いのほか偏って、ことの本質とずれたものが多
いとなれば、この「記者会見」など、「百害あって一利
なし」なセレモニーであろう。
御託を並べる前に、信頼されるマスコミの回復が急務で
「噛み付くのなら、そこになにがあろうと噛みつけ・・」
それこそ公平な報道機関である・・・。

                  ではでは・・・。    


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