３日目の午前は最寄の士林駅までの地下鉄とそこから路線バスを利用して故宮博物館を見学。バスはお釣りが出ないらしく、ここでもICカードが活躍です。
博物館前で記念撮影、まだ時間が早いので人も少ないです。
博物館では定番の展示物、”白菜にイナゴとキリギリスが彫刻された翡翠の彫刻”「水石白菜」(http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=04001080)と”豚の角煮を模した石の彫刻”「肉形石」(http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=04001103)等を見学、他にも沢山の展示物があり、半日ではとても見学し切れませんでした。
バスで再び地下鉄・士林駅に戻ります、時間はちょうどお昼時。何か昼食をと周囲を見回すと、麺屋さんを発見。日本語は通じない様子で店に入ろうか悩んでいたら、店先で麺を茹で調理している店員が日本語の書いてあるメニューを渡してくれましたので得意の指差しでオーダー。
上は”牛肉麺”（100元）と下はメニューに”乾麺”（35元）と書かれた汁なしの麺。
麺は日本のうどんを少し細くした様な食感でコシがあります、”牛肉麺”の肉は適度に柔らかくて食べ易い、しかも二人で分けても量はたっぷり。”乾麺”は茹でた麺の下にある少し甘めのあんかけソースを絡めるのですが、テーブルにあるウスターソース（の様な調味料）を加えたところ味が締まりました。地元Ｂ級グルメ、どちらも安くて味も最高でした。
次は観光地の九份へ。地下鉄で台北駅まで戻り、台北駅から九份の最寄り駅「瑞芳」まで台湾国鉄を利用します。各駅停車での所要は約１時間ですが、特急（自強號）を利用すると約４０分程に短縮されます、しかも運賃は７６元（約２９０円）と格安なので当然特急を利用。座席の指定を受けるためＩＣカードでなく、チケットを自動券売機で悩みながら購入。ところが発券された２枚のチケット、座席位置を選択する画面で２人並びの席をチョイスしたのに、券面の座席番号は「２５」「２７」の一つ飛び。
「これで並び席なのかな？」と妻と首をかしげて話していたら、「何か困っているの？」と通りすがりの中年女性が日本語で話しかけてくれました。事情を話すと、「並び席だよ、大丈夫」と教えてくれました、またもや地元の方に親切にして頂きました（謝謝）。
国鉄の台北駅で列車を待ちます、これは各駅停車（電車）。
こちらの２台、どちらも特急列車（自強號）、右は旧来の車両でフランスのＴＧＶと同じ方式。中間の客車を前後の電気機関車で「プッシュ・プル（押す・引く）」しながら走行するタイプ。左の白と赤の列車は日本製の新型車両で高速タイプの列車に使用されている様でした（日本製と知ってうれしくなりました）。
左の新型車両が発車した後に我々が乗車する列車が到着します、「ＴＧＶ方式の車両かな～」と予想していました。ところがホームに到着した乗車列車は意外な車両でした。列車到着から車窓風景を動画にまとめてみました
。
車内はリクライニングシート、日本とは異なり通路を挟んだ左・右で座席番号が偶数・奇数に分かれています、チケットの２５・２７が並び席なのが理解できました。（通路を挟んだ反対は２６・２８となります）又、車両の中央にドーム状の仕切りがあります。（後で調べたらエンジンからの排気管が入っているそうです）。車内販売もあり、駅弁も売っています。
車窓の風景はどこか日本に似ています、山間の線路を「ホントに特急？」と疑いたくなるほどゆっくりとしたスピードで列車は走行します。
瑞芳駅と駅前の風景。
瑞芳駅→九份へは路線バス、山間へ向かうワインディングロードを２０分間走ると到着。
展望台からは海が見えます。
昔、金鉱山で栄えた九枌ですが現在は人気の観光地。土曜日とあって大変混雑し商店街も賑わっています。
お土産品や食材がたくさん売っています。これは、エリンギを焼いている店。
行列のできるホルモン（？）屋さん。
街の中は細い路地と坂や階段が多いです。坂や階段の勾配が結構急で散策には体力が要ります。（当然次の日は筋肉痛です）
ここは映画「千と千尋の神隠し」に登場する「湯婆婆の館」のモデルになった建物、（喫茶店の様な）お茶屋さん（阿妹茶酒館）で、日が暮れるとこのような姿になります。
九份を後にしてバス→瑞芳駅から自強號で台北に戻り、ホテル近くの店で「小籠包」等の夕飯を頂きました、大変美味しかった。
明日は日本へ帰ります。
続く）
おいしそうな写真がたくさんで、特にB級グルメは安くておいしそうですね。私が行ったときは会社の接待（３泊４日）で高級中華料理を楽しむ企画だったので１食目台湾料理、２食目北京料理、３食目上海料理、４食目四川料理と中華料理を堪能しました。でも最後の食事の時最後にお茶漬けのような料理が出てきたのですが、みんな脂っこい料理にダルさを感じていたので、ザーサイをのせてお茶をかけたら、これが結構日本のお茶漬け風で『やっぱり日本人じゃのう』ということで意見が一致しました。なつかしい思い出です。
台湾での移動はやはり電車がよろしいのでしょうか・・・。
クルマだと渋滞が多く大変なのかな。
台湾の屋台はB級グルメの宝庫みたいですね。
安いしお腹いっぱい食べれそうです。
日本語って通じますか？
Ｂ級グルメ中華も美味そう～
乗られた列車も、静かで乗り心地良さそうですが、
意外な車両とは？
なるほど、ザーサイでお茶漬けでしたら中華で疲れた胃でもサラサラ食べれますね。
我が家も滞在中は毎晩中華料理だったので、朝食は毎朝「おかゆ」で調整していました。
２枚目の写真は博物館の左手側にある建物を写したものです。
台湾での移動、台北市内でしたら地下鉄とバス、TAXIで十分足ります。現地ガイドが「台湾では車が優先、歩行者は２番目」と言ってました、確かに運転は荒い様に思えました。なので「次台湾に来る機会があれば自分で運転・・・」の気持ちにはなりませんでした。
日本語は年配者の多くは通じるみたいです、又、国鉄駅や有名ホテルや飲食店はOK。コンビニや露店の多くは×ですが、日本語メニューが置いてあれば注文できます。
日本語がダメな場合、片言の英語のほうが通じやすかったです、あと筆談が有効でした。
意外な車両、ホームで待っている時は「多分ＴＧＶタイプの列車と予想していたんです」同じ型の列車を何本か見送ってましたので。それが到着したのは「意外にも」ディーゼルカーでした。列車は結構揺れてました。
牛肉麺は意外にもあっさり味でスルスル食べれました、しかも風邪をひいていたので暖かい汁麺は助かりました。
みえますが、それが夫婦円満の秘訣かな。
いつも、夫婦で行動されて、仲のいいこと！
いいですね。
ちょっと冷め気味に見えるのは写真のせいかな？
台湾料理は日本人には合うみたいですねー
ＴＧＶタイプの列車もディーゼルカーも同じ線路なんですかねー
撮影にはこの車両の方がむいてたかもしれませんね～
日本と風景が似てますねー
千と千尋の神隠しで確かに似たような建物ありましたねー
宮崎駿さんもここに来たんですかねー
そうですね、適度に尻に敷かれてるとは思います。
家内は負けず嫌いなので、話がこじれたら小生が一歩引くように心掛けてます。
その方が平和な生活を送れると学びましたので。