みんな精神には一家言(いっかげん)あるようだ。精神はあやふやなもので、みんなそれなりの体験を持っているので与(くみ)しやすいという誤解があるのだろう。だから、私が精神の病気だというと、自分なりの素人判断でいろいろアドバイスしてくる。そもそも医者が薬を使って、何年もかかっても治せない病気を、素人が思いつきで治療法を言ったくらいで治るわけがない。日本人はホントに病院が好きで、がんとか糖尿病とかに限らず、軽いかぜでさえも医者にかかって治そうとするのに、こと精神だけは自分の判断で治そうとする。自分の精神はどうしようと勝手だが、余計なお世話で人にまで干渉してくる。精神の病気も体の病気と同じく、厳密な科学的知見に基づいて治療をしなければよくなるはずがない。みんな精神には妙な自信を持っていて、自分だけ精神の病になるはずがないという根拠のない思い込みを持っている。私も病気になる前はそうだった。そもそもそういう考えが間違っている。人間はそもそも精神は弱くて、だれでもうつとか統合失調症とか精神の病気にかかる可能性はあるのだ。
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