コンサルタントというとカタカナでかっこいい職業に見えるが、ある人は「コンサルタントは男芸者」だと言っていた。ある会社では、セールスマンのことをコンサルタントと呼んでいる。やっていることはセールスマンと変わらないのだが、コンサルタントというとお客さんの聞こえもいいらしい。会社の問題は社員が解決すればよさそうなものだが、なぜそれをわざわざコンサルタントという外部の人に頼むのだろうか？考えてみてほしい。それは、社内の意見を通すために、第三者の客観的な意見であると装飾するために他ならない。だから、コンサルタントは男芸者だと言われるのだ。テレビでやっているような、問題点を分析してプレゼンを行うといったかっこいい仕事は、ごく少数の優秀な人しかやっていないと思う。そもそも会社のことなんか、コンサルタントに依頼して解決しようとは思わないものだよ。
ＩＴの世界は、ヤングズマンゲームだね。ヤングズマンゲームとは、競争において若い人の方が有利なビジネス分野である。テレビなどでＩＴベンチャー企業などを見ていると、ほとんど２０代から３０代の若い社員しかいない。大企業の場合は年を取った人もいるが、一部の役員などになる人を除いて、社員は早期退職をせまられる。一定の年齢になるとひんぱんに早期退職の募集があったりする。若い人は企業に長く勤めたいなら、年をとっても不利にならない業界に勤めた方がいいかもしれない。それを見るには、年配者が第一線で活躍しているかを見るのがいいと思う。
