ど~も、ライヤです。今回は山梨県山梨市にある乾徳山を登ってみました。
この山の登山口までの交通手段として、JR塩山駅から西沢渓谷行きのバスに乾徳山登山口の便があります。ただ、時期によっては運行しない時もあり、バスの便数も少ないため日帰り登山は時間ギリギリになるので気を付けてください。タクシーではおそらく片道5000円もあれば大丈夫でしょう。
バス停から20分、林道を進むと登山口に到着します。
なんというか…かなり強く伝わってきます…(;'∀')
銀晶水という水場まで沢を登って、そこから急斜面の登山道をぐるぐると折り返しながら錦晶水という水場まで進んでいきます。
水は錦晶水の水場で補給した方が良いでしょう。
山の上ではもう紅葉が終わりかけていました。
錦晶水から少し進むと、ようやく乾徳山が見えてきました。
左は避難小屋になっている高原ヒュッテ、右は登山口です。
登っていくと…
ススキの草原道になります。
月見岩
ここからの眺めは素晴らしいです(*'▽')
月見岩から進んでいくと扇平に到着。
扇平からは岩場の急な道になります。
髭剃岩
ここからの眺めも良いですね( ̄▽ ̄)
自分の中でここが一番怖い所でした。西側が切れ落ちた崖となっており、気を付けなければなりません。
ここのハシゴは頼りないようでしっかりしていました。
一つ目の鎖場。
一つ目を登ると、すぐに二つ目の鎖場。ここは右側の鎖を使った方が登りやすいです。
鎖場を終えても油断できない道が続きます。
乾徳山はこの山頂直下の杖棄岩の鎖場が最大の魅力にして最大の難所といえるでしょう。この10m(20mとも言われる)の垂直な岩壁を鎖や岩の僅かな隙間を使って登っていきます。最初は鎖に体重をかけて腕力だけで登り、中腹まで行くと右側の岩場に移ってよじ登るのが良いでしょう。
この岩壁では滑落死亡事故が発生しています。登る自信がない人は迂回路があるのでそちらから山頂に行きましょう。
山頂に到着\(^O^)/ 乾徳山は標高2031mあり、日本二百名山・山梨百名山に選ばれています。この山はよく曇りやすいそうですが、晴れているときは素晴らしい景色を眺めることができます。
山頂は狭くないのですが崖になっているので注意が必要です。
金峰山や国師ヶ岳、奥千丈岳などの山々
小樽山など乙女高原周辺の山々
黒金山
奥に甲武信ヶ岳や破風山などの山々
笠取山や飛龍山、雲取山などの山々
大菩薩連嶺
富士山
甲府盆地
というように360度景色を楽しむことができます(´▽`)
乾徳山は中級者向けの山ですが、展望よし、スリルよしといった魅力ある山ですので一度は登ってみてもらいたいです(^▽^)
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