不登校の親子の居場所 「ハトたま!」

横浜市教育委員会のハートフルスペース/ルームに
通ったことがある親子がはじめた居場所活動です。

群馬県の小6女子の自殺をめぐって

2010年10月27日 | 新聞、マスコミからの情報
群馬県の小6女子の自殺をめぐって

多くの報道で母親が外国人であることは、あまり触れていなかったですね。
MIXIの関連日記750人分くらいをさっと読んだけど、
「外国人だから」という感想は大変少なかったです。

それより、自分も小学生時代、似たような状況を体験していた
という方の感想が750人の半分以上あったように感じました。
そういう方々の感想の多くは、この事件の報道に接したことから
自分のつらい子ども時代の様々な痛みがフラッシュバックしている
ようでした。イジメ体験の傷は、このように非常に長い時間かかっても
癒えないのだと感じました。MIXI日記は当事者からの感想が多かったので
イジメられていた方も悪い~といったコメントはあまりなかったです。


自身が小学校教員という方が、
このような学級崩壊のような状況でイジメが起きていたら、
教師として打つ手があるのか正直どうしていいかわからない。
不登校という手段も選択のひとつなのではないか…と
吐露していたのが印象に残っています。

また子ども、特に小学生くらいの子には「学校」が世界のすべて。
そこでイジメにあっていたら、どこで生きていけるのか
子どもには想像もつかず、どうすることもできず、思いつめてしまう。
大人の方から、「もう学校に行かなくてもいいよ。」と、
手を差し伸べてあげることしか解決方法がないのでは?
というイジメ・サバイバーの方の感想も印象に残りました。

それにしても、女の子が母親のために編んでいたマフラーで
首をつって自殺したということが、国際結婚の母親として
どんな言葉にも表現できない深い悲しみで一杯です。

今、つらい思いをしている親子には、
私の不登校フリースペース「ハトたま」をぜひ利用してほしいです。
http://blog.goo.ne.jp/hatotamanma

「海岸通団地物語~そして、女たちの人生は続く」 上映&杉本曉子監督トーク

2009年12月10日 | 新聞、マスコミからの情報
ハトたまと親しい友人からの情報です

桜木町から程近いところに、
昭和30年代に建てられた5階建ての団地が
あるのをご存知でしょうか。

建て替えを目前にして、
29歳のOLが通い詰めてつくったドキュメンタリです。
仲間と上映会をすることにしました。
ぜひいらしてください。以下、ご案内です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「海岸通団地物語~そして、女たちの人生は続く」
上映&杉本曉子監督トーク

日 時 12月23日(水・祝) 18:30[上映] 19:45[トーク]

会 場 フォーラム南太田 音楽室

京浜急行線南太田駅徒歩3分、横浜市営地下鉄吉野町駅徒歩7分

http://www.women.city.yokohama.jp/find-from-c/c-minami/

参加費 1000円

主 催 TAEZ!

問合せ TAEZ! 事務局 taez.office★gmail.com (★→@)

http://takearteazy.wordpress.com/

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

「女三十歳、団地に萌える」

2008年大晦日。横浜のみなとみらいにある団地の中で
住民たちと一緒に「私」は新しい年をむかえようとしていた。
この街では午前0時になると除夜の鐘のかわりに
湾内の船がいっせいに汽笛を鳴らすらしい。
きらびやかなランドマークタワーと、
周囲のド派手な夜景が目を引く中、
ぽつんとわすれられたように存在する団地がある。

「あの箱の中には一体どんな暮らしが
詰まっているのだろう?」ちょっとした好奇心から、
29歳ハケンOLの「私」は、週末ビデオカメラを片手に
団地へ通うようになった。

最愛の息子を亡くした水彩画家の女性。
荷物の山に埋もれて1人暮らす女性。
ケンカしながらも愛し合う寝たきりの夫と妻。
そこには窓の数だけ異なる「暮らし」があった。

2009年1月からはじまる取り壊し工事を目前に、
ノスタルジーに浸る団地の外の人たち。
そんな彼らを横目にたんたんと生活をつづける
団地の住民たち。住民たちと親しくなってゆくうち、
「私」の団地に対する目線もまた変化してゆく
――そんな、団地と「私」の8ヶ月を描いた作品です。

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

詳細はこちらから
http://takearteazy.wordpress.com/2009/12/04/danchi1223/





定時制、定員超過で不合格者急増 不況で公立人気

2009年11月04日 | 新聞、マスコミからの情報
2009年10月24日 asahi.comより引用
定時制、定員超過で不合格者急増 不況で公立人気
http://www.asahi.com/edu/news/OSK200910180119.html

今年度の公立高校入試で夜間定時制(単位制含む)の最終的な不合格者(志願者から合格者を引いた数)が、全国で計1174人に上り、増加傾向をたどっていることが朝日新聞社の調査でわかった。このうち、「定員超過」が理由の不合格者は416人で、前年度比1.5倍だった。不況の影響などで公立志向が強まり、「教育の安全網」として定着してきた夜間定時制からはじき出される層が広がりつつある。以下省略 上記URLを参照してください。


民主党の「高校無償化案」が実現しそうですが、
不登校ひきこもりなどの子どもたちが、
こういった新事業から、こぼれ落ちないように、
私たちが意見提案する必要を感じています

反貧困ネットワークの湯浅氏、国家戦略室の参与に起用へ

2009年10月15日 | 新聞、マスコミからの情報
asahi.comびっくりニュース

反貧困ネットワークの湯浅氏、国家戦略室の参与に起用へ
http://www.asahi.com/politics/update/1014/TKY200910140235.html

菅直人副総理兼国家戦略担当相は14日、国家戦略室の政策参与として、「反貧困ネットワーク」事務局長の湯浅誠氏(40)を起用する方針を固めた。湯浅氏は昨年末に東京・日比谷公園にできた「年越し派遣村」で村長を務めるなど、貧困対策に取り組んできた。現場からの意見を踏まえた失業者・貧困対策面での政策提言が期待されている。

 政策参与は非常勤で専門知識を生かして助言する。湯浅氏は同日、朝日新聞の取材に対し、「現場は昨年よりもひどい状況だ。再び派遣村を実施しなくてもすむよう、年末まで精いっぱいつとめたい」と述べた。