八幡平の自然 ~アスピーテ日誌~

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「晩秋の森トレッキング」下見に行って来ました!

2017-11-02 15:39:30 | イベント

11月1日「晩秋の森トレッキング」の下見に出かけました。

赤や黄色の見事な紅葉はどこへ行ったやら・・・

すっかり葉が落ちて、冬枯れの景色になった切留平テニスコートから八幡平神社手前を登山道に入りました。

緩い登りの続く旧ジープ道には落ち葉が一杯。

カサカサと落ち葉を踏みながら、音と感触を楽しんでいます。

葉を落とした森の中は見通しが利くことに気がついています。

枯葉色の森の中でコマユミの葉の色が新鮮、赤くなったものや、なりかけのもの。

立ち止まって見てしまいます。

こちらはガマズミ? くすんだ赤になりかけのグラデーション。

この姿もなかなか。派手ではない、黄色のような、赤でもない。

グレーの中に、その存在を主張しているかのよう。

目を止めてしまったのはまたもや、コマユミでした。

折ヶ島の旧放牧地の向こうには特徴ある山の姿が見えます。国土地理院の地図には名前はついていませんが、前森と後森と呼んでいる山で、葉の茂っている時期、この方向からはよく見えません。

カラマツの紅葉って、ただの黄色ではなく、日が当たると金色に変わると思いません? 

スッと伸びた幹の上の方にしか葉は残っていませんが、落ちた葉が下に敷き詰められていました。

勿体なくもその上を歩きます。

落葉したブナとミズナラといろいろ、赤や黄色の葉はすっかり色が抜け、その上をカラマツの葉が覆い尽くそうとしています。

などといいながら、この湿地、水が20センチほども、ビックリしました。

水に浮いている葉と沈んでいる葉。水面に逆さの景色が映るのも今の時期だけのお楽しみ。

とか、何とか・・・

おや!雪の上に残る足跡はクマです。何度か、行ったり来たり、餌探しなのでしょうが、足跡を見ただけでも冬ごもり前の餌探しの大変さがわかります。

時間の遅れを気にしながらも、なんとか「よんご五尺」に到着。

そして、本命「よんご沼」。

カサカサと葉を踏んで、紅葉の葉を落とした姿を見届けに来ました。

・・・

静か、静寂、水面が風で波立っています。

紅葉の姿を見ることができなくて残念とは思いません。雪の本番を控えた晩秋の森、今の姿です。

株立ちの、この木はヤチダモ?サワグルミ?。株の中に堆積した腐葉土には何か生えていたような、思い出せません。

この場所の関所を守る、特徴ある名脇役(失礼)。

静かな「よんご沼」。

秋の日の一時、花も紅葉もありませんが、鳥の鳴き声と風の音。風に吹かれ、のんびりと景色を眺めてみませんか。

雪が降ったら降ったなり・・・

   あべ


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