9月1日 晴れ時々曇り
9月10日開催の祝 国立公園指定八幡平60周年記念事業 ~2日間でトロコから八幡平山頂を目指す・1日目~
「旧ふけの湯街道を歩こう」の下見に行ってきました。
このイベントは初秋へと移り行くこの時期、キノコなど秋の気配を探しながら、森林セラピーロードやアスピーテライン開通前に使われていた登山道道路を歩きます。八幡平神社~ふけの湯温泉までを歩きます。
当日は八幡平ビジターセンターに集合し、開会式後にバスで八幡平神社に移動し出発します。
旧ふけの湯街道(ジープ道)を調べ、今までにたくさんのルートを歩きましたが
今回が一番正確なルートだと思います。
八幡平神社手前の十字路を登っていきます。
日陰に入れば涼しい♪
ここら辺はブナの二次林!
見渡す限りブナは同じ高さ、太さ!
二次林もなかなかいいもんです♪
トチノキが紅葉しだしていました。
早速秋の気配を感じさせてくれます♪
入口は標高600mでゴールの標高1100mのふけの湯まで登っていきます。
ツリフネソウ
キツリフネ
大きな水たまりが何カ所かありましたので当日は長靴がお勧め!
この後牧場に出ると地図上には載っていないルートを歩いていきます。
ウワミズザクラの実は日に日に赤色から黒色へ変化
この前の台風で落ちたミズナラのドングリ。
足元にはいろいろな落し物があります。
ホオノキの実
アララ…熟す前に落ちてしまったのね…
トチノキの実もたくさん落ちていました。
ここから少し急な斜面を登ります。
樹の上を見ればヤマブドウがたくさんの実をつけていました。
給水施設に到着し、ちょっと休憩♪
この後もう少し地図にない道を歩いて蛇沢沼上部の登山道(セラピーロード)に合流します。
ミゾゾバが旬♪
いろんな場所で見られます♪
チチタケ
関東では高級品という話がありました。
木漏れ日が差すブナ林を歩いていきます。
ヨンゴ沼付近の昼食ポイント!
当日は森の癒し弁当付きです!お弁当がどんな内容なのか楽しみです♪
ヨンゴ沼とは4合目のこと!ふけの湯は5合目になります。
登山道を外れてヨンゴ沼に行ってみました。
ヨンゴ沼
水面が鏡のように映る綺麗な場所です♪
当日は全員で行ってみようと思います。
この付近ではオクトリカブトが多く見られました。
昼食後は大谷地、蒸けの湯まで行きます。
オオカメノキ
いろんな木々が実をつけています。
こちらもオオカメノキ
冬の準備もしだしています。
こもルート上には冬のスキーツアーの指導標が点々と確認できます。
道幅もあり歩きやすい道です♪
サルノコシカケ
ここら辺ではクマノコシカケでもいいかも♪
アキノキリンソウ
ガッツポーズブナ!
力こぶがなく弱そう!
タラコ唇ブナ!
ちょっと気持ち悪いですね!
キノコが出始めたばかり!これからどんどん成長していきます。
大谷地手前ではシラタマノキ
大谷地到着!
草紅葉が始まっていました♪
小さな水たまりにはヒツジグサが咲いていました。
このヒツジグサは足元にあるので写真が撮りやすい♪
大谷地のタチギボウシは実をつけ、エゾオヤマリンソウが目立ってきました♪
光り輝く湿原の中に青いエゾオヤマリンソウが綺麗です♪
エゾオヤマリンドウ
八幡平の秋を代表する花です!
大谷地を抜けふけの湯へ
ヨツバヒヨドリ
蒸けの湯に到着!
八幡平で一番古い温泉です。
昭和40年代までこの一帯に12棟ものオンドル宿舎があり湯治場で賑わっていました。
全国各地から人々が訪れ500人くらい収容できたようです。
ですが昭和48年に土砂崩れがあり建物すべてが全壊しなくなってしまい、今は露天風呂と岩盤浴のみが利用できます。
岩盤浴もできます。
当日はこの後蒸ノ湯温泉に入浴し、入浴後はバスでビジターセンターまで帰ります。
アスピーテラインがない時代(昭和40年代)まではこのルートが八幡平登山の主要ルートでした。
今ではアスピーテラインが通り、山頂まで気軽に行ける八幡平も当時は一泊二日の行程で登る大変な山だったんです。
一日目は蒸ノ湯温泉で温泉とオンドルで身体の疲れを癒し、次の日は八幡平山頂へというスタイルが当時の主流だったようです。
当日は先人たちの歩いた道や景色を思い浮かべ、感じながら歩きたいと思います。
虫が多いので虫よけと、かなり深い水たまりなどありましたので長靴がお勧めです。
当日晴れますように♪
(クマたな)
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