8:45 「八幡平樹氷ツアー」開会式の様子です。県内外からの参加者の皆さんはスキー12名、スノーシュー13名、山岳会の皆さんを含めると総勢40名近い人数となりました。
八幡平スキー場のリフトを使って、スキーツアーコース指導標100番を出発です。
急坂にあえぎながらもカメラを向けると、ポーズをとった笑顔と苦笑いが。
先行のグループが二つほど、トレースがしっかりしていて快調。
急坂はそろそろ終わりですが、カメラを向けても・・・頑張っています。
急坂が終わると、なだらかなオオシラビソの樹林が続きます。
指導標200番/300番で休憩中。
11:03 「田代沼」指導標250番に到着です。ここは8合目、海抜1500Mに近いところですが樹氷はすでにご覧のとおりでした。
里では雨だった24日ごろ、この付近の樹氷は落ちたのだそうです。
田代沼から進むと、落ちた樹氷もそれらしい姿のものが見え始めました。
「藤助森」直下の樹氷群の様子です。
11:33 「藤助森」(標高:1604M)に到着です。濃霧のため、見渡す限りの樹氷原の眺望は残念ながらありません。
それでも、見える範囲には特徴のある樹氷が見えています。
視界が悪いのですが、山岳会の皆さんが設置した樹氷ルートの竹ざおが見えています。
濃霧の中、薄日がさしました。
再び濃霧、八幡平山頂の直下の様子です。
11:50 「八幡平」(標高:1613M)山頂です。ここが山頂である証は、指導標300番と展望台があることだけです。
そして、11:59 「陵雲荘」に到着です。
小屋の入り口は雪で覆われていました。
先行した山岳会の方がストーブを焚いてくれていました。室温は-6度ほどですが、ホッとします。
12:50 暖かいストーブに別れを告げて、陵雲荘出発、再び濃霧です。
何とか樹氷ルートの竹ざおが見える程度の視界ですが、下るほどによくなるはずです。
田代沼を下ったあたりからは視界が開け、このあたりはもう別天地。
14:00 八幡平スキー場直下の蒸ノ湯休憩所に到着。スノーシューグループは藤助森の手前で引き返したそうです。
悪天候のため引き返したスノーシューグループの方の作品だと思います。
この次は晴れてね、と願いを込められたのでしょうか。
参加者の方が、「青空バックの樹氷の写真を見ると、それが当たり前のように思ってしまう人がいるかもしれない。しかし、冬山、しかも樹氷の山は荒れるのが当たり前と考えるべきだ。」と言っておられたのが印象的でした。
それにしても、この悪天候の中、折れても、傾いても樹氷ルートの竹ざおがずっと誘導してくれたことが有難かったです。
この竹ざおは5月の連休明けに撤去するそうですが、アスピーテラインが開通するころ、お出かけになってはいかがですか。
快晴の日に・・・
あべ