土鍋は使い始めがとても肝心。
必ず目止めをしなければならんのです。
この目止め。
「なに?」ですよね・・・
まずはやり方。
買ってきたばかりの土鍋に米のとぎ汁を
土鍋にたっぷり(8割オーバー)入れて
ゆっくり煮ます。
沸騰してからも弱火継続で
10分から20分くらい煮ます。
火を止めたら完全に冷えるまで待ちます。
土鍋の保温力からして
3時間以上は待たされます。
冷えたら、後は水洗いして使います。
もう、オーケーです
これ・・・やらないとどうなるか?
割れるそうです。
バリン!と割れたり、
ピッとひび割れたり
ピシャピシャ!っと編み目のようにひび入ったり。
とにかく割れるようです。
どの割れ方でも水が漏れるらしく
ひびとか見えない網ひび程度なら
さっき言った「目止め」をもう一度やれば
なんと!
水漏れしなくなるそうです・・・
まじかよ!
もともと土鍋は「土」から出来てます。
コレは僕でも知ってる。
つまり、あれだっしょ?ハニワつくってるのと一緒なんだよに?
だから、買ってきたばかりのつんつるてんの
ひび割れの無い土鍋でも、
水を入れてまる1日~10日、放置してると
裏底がびしょーっておねしょになるそうです。
すごい!
土鍋は土で出来ている
↓
多孔質粘度
↓
小さな穴がうんじゃり!!
↓
正確には隙間がいっぱい!
どういうことか?
それはこういうことです
無理矢理わかりやすく
無理矢理に科学的に例えてみますと。
ビー玉たっくさん用意してみよう
お風呂の湯船いっぱい。
それらに・・・そうだな濃厚水飴をターップリかけよう
そうするとなんかねばーってビー玉どうしがくっついて
なんつーか、ジャリスライムみたいなのができそうじゃん?
これを巨人が手にもつと・・・
これ!これが粘度!!!のうまい例え!・・・とおもう。
さて、ジャリスライムはビー玉で出来てるから・・・
隙間がいっぱいありますね。
水飴が隙間を埋めてくれそうですね。
けど焼くと・・・
水飴はかっちこちのアメになり、
水分が逃げた分体積が減る。
すると隙間が出来る。
ビー玉同士は絡み合ってアメで接着されている。
うまいことできてるなー。
そう、丸い穴があくのではなく
丸いもの同士のくっつききれない隙間!
これだ!きっとこれが多孔質の仕組みだ!!!
うまいことたどれば底抜け貫通ルートが見つかるだろう。
これが土鍋のおねしょの仕組みだ。
んで、
だ、
目止め(目処じゃないらしい)
これは・・・
水飴をもっと足すイメージかな。
そうすれば隙間が埋まる。
ちなみに
隙間があると空気の溜まり空間がどこかにあるから
例えば暖めると空気が膨張して
ピシッと!!!・・・
なるわけさね。
だいぶわかってきたよ。
うん。
勝手な解釈で、
ところで、実際の目止めは。。。米のとぎ汁。
確かにでんぷんだろうから、ノリに使われる原料だし
ネッチョリーゼだろうし、
なんか穴埋めには行けてる気がする・・・
でんぷんでいいのなら
小麦は?うどん・・・は?
芋は?じゃがいも・・・・は?
いいのかな?
ググってみる・・・
ほほう・・・いいらしい。
でんぷんに似たコラーゲンは?ゼラチン・・・は?
つまり肉系、魚系
だめらしい。
ふーむ。粒子がでかくて隙間に入らないのかな。
まーいいか。
とりあえず日本食のキーパーソン
米、うどん、芋、(野菜もいいらしい)は合格ってことで
が!!!
この目止め
一回やれば後はもうやらなくていい
ってのが納得いかない。
溶けるだろ!!
きっとやばいって。
しかし現実には我が家では土鍋が割れたことが無い。
ひびも無い。
むしろ目止めもやらずに使ってた鍋もあったが
そいつも割れたりはしなかった・・・
正直、土鍋ってなにやっても割れない。とまで信じてた。
でもわれるんでしょ?
ああ、もうどーでもよくなってきましたよー
ああ、どーでもよくねーよ!!!
なんで、一回の目止めで
土鍋さん
なぜあなたはそんなに強気でいられるの?
これは、こういうことかもしれない。
土鍋の最後にうどんか米で雑煮するじゃない?
あれが次回への目止めになってるんさ!きっと。
よく考えたら我が家は100%最後に雑煮(おじや?おかゆ?)してる。
もしかして、土鍋が割れちゃうご家庭は
鍋が肉や魚メインで穀物で締めしてないのかもしれない。
そうそう
あと、土鍋の蓋(ふた)。
これはメドメしなくていいの?
多分するとベターだけど
しなくていいと思われますね、
だって、火が間接的にしか当たらないし
蓋に「水漏れ」って・・・関係ないし。
それから、鍋って火で炊いてるとき
泡泡が蓋までもっさり到達してる。
これをふまえると、軽い目止めは終わってるとも考えられる。
はい、適当に答えてます、すみません。
さてさて、
買ってきた土鍋が意外と強いことはわかりましたが
単身赴任の我が身分を活かしまして、
こんなことを試しました。
3000円クラスの土鍋。
日本製を購入。
写真はめんどいので。
ごめんね、
こいつを目止めなしでいきなり湯豆腐。
まぁ、平気でした。
さて、ここからです。
ほら、せっかくお金払ったから、
食べるくらいはしなきゃさ、
さてさて、
空っぽになった鍋を
弱火で3時間・・・・
空焚きというやつです。
実験しちゃいました。
なんか、部屋も暑くなるし
これは・・・やばいかな?
なんか土鍋も全体的に色がちがうような・・・
ちょっとふたを開けてみよー・・・か・・
うわっちぃ!!!!
熱っちー!!!
近くに手を持ってきただけで
火力を感じる!!!!
こえええええ
火を止めちゃいました。
まじ、こわいっす!!
んで、ふたを開けたら、それこそ引火しないか恐ろしくて
ふたもあけずただただ冷えるのを待ちました。
ちかくに別の鉄鍋に水をスタンバってましたけどw
だって、まじ火がつくんじゃない?って熱さでして。
そこから2時間後
熱さもおさまり(ちょっとぬくい!すげーな土鍋)
ふたを開けると???
うわ!!
豆腐のこげたような。。。変なにおい!!!
けど。。。割れてない!
ん?なんだ?
鍋底が黒っぽい??
ん?
よーくみると
おおおおおおおおおおお
なんだこのこまかーーーーーーーい編み目のようなひび割れは!!!
模様みたいに美しい!!!
写真・?
んーめんどい。
ごめん!
こんどアップします。
とりあえずひび割れました。
さて、今度は水を入れます。
1時間、2時間
待てどもおねしょなし。
あらら。
やっぱ土鍋は強いんじゃん?
ネットではよく「土鍋が割れました」
「土鍋をよく割ってしまうのですが」
という質問が載せられているが・・・
運だな。うん。
土鍋は強いんだよ。うんうん。
そんな強い土鍋を賞賛して
我が家で鍋をやるときに
妻が準備しながら歌う歌を送ります。
どんどんどなべ
作詞作曲・ぴよつま
どなべ・ドン!!(ドンは太鼓の音と同時、らしい)
どんどん。どーなべー。
どなべ。
どんどん。どなーべー。
べべんべん
(この辺、忘れた)
カツオと昆布でー
ダシをとりましょお
エノキしゅんぎく・・・
(この辺も忘れた)
どんどん。どーなべー
ふふんふん
ふんふん。ふーんふふーん
(歌詞失ったぴよつまの「ごまかし鼻唄」だと思います)
・・・
・・・・
( ・、つ・)ばいばーい
必ず目止めをしなければならんのです。
この目止め。
「なに?」ですよね・・・
まずはやり方。
買ってきたばかりの土鍋に米のとぎ汁を
土鍋にたっぷり(8割オーバー)入れて
ゆっくり煮ます。
沸騰してからも弱火継続で
10分から20分くらい煮ます。
火を止めたら完全に冷えるまで待ちます。
土鍋の保温力からして
3時間以上は待たされます。
冷えたら、後は水洗いして使います。
もう、オーケーです
これ・・・やらないとどうなるか?
割れるそうです。
バリン!と割れたり、
ピッとひび割れたり
ピシャピシャ!っと編み目のようにひび入ったり。
とにかく割れるようです。
どの割れ方でも水が漏れるらしく
ひびとか見えない網ひび程度なら
さっき言った「目止め」をもう一度やれば
なんと!
水漏れしなくなるそうです・・・
まじかよ!
もともと土鍋は「土」から出来てます。
コレは僕でも知ってる。
つまり、あれだっしょ?ハニワつくってるのと一緒なんだよに?
だから、買ってきたばかりのつんつるてんの
ひび割れの無い土鍋でも、
水を入れてまる1日~10日、放置してると
裏底がびしょーっておねしょになるそうです。
すごい!
土鍋は土で出来ている
↓
多孔質粘度
↓
小さな穴がうんじゃり!!
↓
正確には隙間がいっぱい!
どういうことか?
それはこういうことです
無理矢理わかりやすく
無理矢理に科学的に例えてみますと。
ビー玉たっくさん用意してみよう
お風呂の湯船いっぱい。
それらに・・・そうだな濃厚水飴をターップリかけよう
そうするとなんかねばーってビー玉どうしがくっついて
なんつーか、ジャリスライムみたいなのができそうじゃん?
これを巨人が手にもつと・・・
これ!これが粘度!!!のうまい例え!・・・とおもう。
さて、ジャリスライムはビー玉で出来てるから・・・
隙間がいっぱいありますね。
水飴が隙間を埋めてくれそうですね。
けど焼くと・・・
水飴はかっちこちのアメになり、
水分が逃げた分体積が減る。
すると隙間が出来る。
ビー玉同士は絡み合ってアメで接着されている。
うまいことできてるなー。
そう、丸い穴があくのではなく
丸いもの同士のくっつききれない隙間!
これだ!きっとこれが多孔質の仕組みだ!!!
うまいことたどれば底抜け貫通ルートが見つかるだろう。
これが土鍋のおねしょの仕組みだ。
んで、
だ、
目止め(目処じゃないらしい)
これは・・・
水飴をもっと足すイメージかな。
そうすれば隙間が埋まる。
ちなみに
隙間があると空気の溜まり空間がどこかにあるから
例えば暖めると空気が膨張して
ピシッと!!!・・・
なるわけさね。
だいぶわかってきたよ。
うん。
勝手な解釈で、
ところで、実際の目止めは。。。米のとぎ汁。
確かにでんぷんだろうから、ノリに使われる原料だし
ネッチョリーゼだろうし、
なんか穴埋めには行けてる気がする・・・
でんぷんでいいのなら
小麦は?うどん・・・は?
芋は?じゃがいも・・・・は?
いいのかな?
ググってみる・・・
ほほう・・・いいらしい。
でんぷんに似たコラーゲンは?ゼラチン・・・は?
つまり肉系、魚系
だめらしい。
ふーむ。粒子がでかくて隙間に入らないのかな。
まーいいか。
とりあえず日本食のキーパーソン
米、うどん、芋、(野菜もいいらしい)は合格ってことで
が!!!
この目止め
一回やれば後はもうやらなくていい
ってのが納得いかない。
溶けるだろ!!
きっとやばいって。
しかし現実には我が家では土鍋が割れたことが無い。
ひびも無い。
むしろ目止めもやらずに使ってた鍋もあったが
そいつも割れたりはしなかった・・・
正直、土鍋ってなにやっても割れない。とまで信じてた。
でもわれるんでしょ?
ああ、もうどーでもよくなってきましたよー
ああ、どーでもよくねーよ!!!
なんで、一回の目止めで
土鍋さん
なぜあなたはそんなに強気でいられるの?
これは、こういうことかもしれない。
土鍋の最後にうどんか米で雑煮するじゃない?
あれが次回への目止めになってるんさ!きっと。
よく考えたら我が家は100%最後に雑煮(おじや?おかゆ?)してる。
もしかして、土鍋が割れちゃうご家庭は
鍋が肉や魚メインで穀物で締めしてないのかもしれない。
そうそう
あと、土鍋の蓋(ふた)。
これはメドメしなくていいの?
多分するとベターだけど
しなくていいと思われますね、
だって、火が間接的にしか当たらないし
蓋に「水漏れ」って・・・関係ないし。
それから、鍋って火で炊いてるとき
泡泡が蓋までもっさり到達してる。
これをふまえると、軽い目止めは終わってるとも考えられる。
はい、適当に答えてます、すみません。
さてさて、
買ってきた土鍋が意外と強いことはわかりましたが
単身赴任の我が身分を活かしまして、
こんなことを試しました。
3000円クラスの土鍋。
日本製を購入。
写真はめんどいので。
ごめんね、
こいつを目止めなしでいきなり湯豆腐。
まぁ、平気でした。
さて、ここからです。
ほら、せっかくお金払ったから、
食べるくらいはしなきゃさ、
さてさて、
空っぽになった鍋を
弱火で3時間・・・・
空焚きというやつです。
実験しちゃいました。
なんか、部屋も暑くなるし
これは・・・やばいかな?
なんか土鍋も全体的に色がちがうような・・・
ちょっとふたを開けてみよー・・・か・・
うわっちぃ!!!!
熱っちー!!!
近くに手を持ってきただけで
火力を感じる!!!!
こえええええ
火を止めちゃいました。
まじ、こわいっす!!
んで、ふたを開けたら、それこそ引火しないか恐ろしくて
ふたもあけずただただ冷えるのを待ちました。
ちかくに別の鉄鍋に水をスタンバってましたけどw
だって、まじ火がつくんじゃない?って熱さでして。
そこから2時間後
熱さもおさまり(ちょっとぬくい!すげーな土鍋)
ふたを開けると???
うわ!!
豆腐のこげたような。。。変なにおい!!!
けど。。。割れてない!
ん?なんだ?
鍋底が黒っぽい??
ん?
よーくみると
おおおおおおおおおおお
なんだこのこまかーーーーーーーい編み目のようなひび割れは!!!
模様みたいに美しい!!!
写真・?
んーめんどい。
ごめん!
こんどアップします。
とりあえずひび割れました。
さて、今度は水を入れます。
1時間、2時間
待てどもおねしょなし。
あらら。
やっぱ土鍋は強いんじゃん?
ネットではよく「土鍋が割れました」
「土鍋をよく割ってしまうのですが」
という質問が載せられているが・・・
運だな。うん。
土鍋は強いんだよ。うんうん。
そんな強い土鍋を賞賛して
我が家で鍋をやるときに
妻が準備しながら歌う歌を送ります。
どんどんどなべ
作詞作曲・ぴよつま
どなべ・ドン!!(ドンは太鼓の音と同時、らしい)
どんどん。どーなべー。
どなべ。
どんどん。どなーべー。
べべんべん
(この辺、忘れた)
カツオと昆布でー
ダシをとりましょお
エノキしゅんぎく・・・
(この辺も忘れた)
どんどん。どーなべー
ふふんふん
ふんふん。ふーんふふーん
(歌詞失ったぴよつまの「ごまかし鼻唄」だと思います)
・・・
・・・・
( ・、つ・)ばいばーい
それより、、、どんどん土鍋の歌が気になります。
是非ともYouTube等にアップしてください
「とっきょ!」
と言われました。
つまり非公開特許ということだそうです(^^
ごぺんなさい
貴重な情報をどうもありがとうございます。
気になりますね、
何の物質が含まれているとか。
調べてみますか。(^^
数年前、放射能関連キーワードで検索かけるとこちらのブログにたどり着くことがおおくて、とりあえず主さんの記事を流し読みしてました。
放射能測定器持ってんですが、壊れてんですけど、当時は単位や機能でいまいちわかんない部分があって。で、
どの記事でしたのか主さんの回答コメントで誰かさんに説明してらした文が非常にわかりやすかったのを思い出しまので。再び訪問となりまして、コメははじめてですので。はじめまして。
放射能って半減期ありますよね。放射能のパワーが半分になるといっているのに何年経っても放射能の値が変わらないのはなんでですか?
土鍋記事のようなたとえ話で説明できますか?出来るのでしたらば希望です。おねがいしまーす。
放射能の記事を土鍋風に、ですかw
そうですね。
ええ、
無理です!
むずかしーい ><うひゃー
ぶひん!!
気が向いたら、でもいいですか?
ちなみに放射能のパワーが半分ではなくて
放射能が出す放射線が半減・・・
って、いっしょか。僕ら一般人からみれば。
考えようによってはいっしょっすね。
我が家の土鍋はおばあちゃんの代から使ってるものですが、割れないし、適当に使ってますが元気です!(笑)
そんななか、鍋焼きうどん用の小さな土鍋499円を購入しましたら、目止めがどうこうって説明書が!それで検索してこちらにたどり着きました。
うわテンション高ッ!!って思いながらも、実験とか楽しく分かりやすい文章にハマりました★
私は知的好奇心がない人間なんですが、理由に興味を持つと世界が広がりますね!
これから早速小麦粉で目止めします!
素敵なブログこれからも拝見します(。・ω・。)
土鍋の目止め、ふしぎな作業ですよねww
ボクの「日常を科学する」シリーズ。
わりと人気があるようでして、
この調子で、なにか題材をみつけて
本シリーズを充実させようかと計画中です。
(ウソです)