~晴寿々月~

日本舞踊、着物、歌舞伎、気になることを徒然に…
奈良の芸妓さんに地唄舞を習ってます♪

祇園をどり♪に行ってきました

2008年11月03日 22時29分23秒 | お出掛け
11/1から始まる祇園東の舞妓さん芸妓さん達が出演される”祇園をどり”に行ってきました。
それも1回目です。ということは…
もしかしてハプニングもあるかも?という少し意地の悪い見方もしちゃいました

12時過ぎに南座前で晴寿恵師匠さんと晴寿々菊ちゃん、藤間雅悠さんと待ち合わせです。
晴寿々菊ちゃんと合流して、思わず井澤屋さんのバーゲンに行っちゃう所が私らしい?
雅悠さんと合流して今度は八坂さんの前で舞妓見習いの由紀ちゃんと合流。
今日は、お母さんが用意してくれた着物を自宅で着てきたそう。
頑張って着てきた様子が見えて、可愛い~

まずは、お茶席へ。
芸妓さんが立ててくださっているお茶を舞妓さんが運んでくださいます(一番前の席のみ。他は裏で立てたお茶をお運びさんが運んで下さるのです)

お茶お運び中の舞妓さん。身に付けているものが素敵
もう目がキラキラです。


祇園会館の緞帳。
これから繰り広げられる舞が楽しみでドキドキです。

一曲目は”呉服屋諸国風流”
 白波5人男の名調子に乗せて、「加賀友禅」「丹後ちりめん」「黄八丈」「京鹿の子」「博多帯」を次々と披露。
 その後、一人ずつ、踊りを踊っていただけます。
 この曲は、最初に舞妓さん達が舞台上にいましたが、芸妓さん達の踊りが主。黄八丈と京鹿の子は娘姿なので、あどけなく、かわいらしく踊ってらっしゃいました。

 さて、ここで!やっぱりありましたよ!アクシデント!!(こらこら)
 踊る際、舞台の上手に広げてある白地の着物に所縁の映像とタイトル「加賀友禅」が映し出されていたのですが、ここがポイント。
 披露順としては、「加賀友禅」「丹後ちりめん」「京鹿の子」「黄八丈」「博多帯」ということで、京鹿の子を披露下さっている時に”黄八丈”の文字が堂々と映し出されていたのでした。おやまぁ。

二曲目は”雪輪に鶴”
 最初はオーガンジーの生地に雪輪がプリントされた打掛を着てらっしゃったのですが、その下に着ている着物に鶴が刺しゅうされてたのが印象的でした!
 踊りは2枚扇を使っての鶴の舞。幻想的~

三曲目は”宝尽くし”
 舞妓さん達が宝尽くし模様の内、5種類くらいをイメージした曲を踊ってくれます。
 安心して見れる舞妓さん、1年目でちょっと危なっかしげな舞妓さん。
 それぞれに味があって素敵でしたよ。
 中央でおどってらっしゃるのは、去年も中央で踊ってらした方でした。

四曲目は”鮫小紋”
 さすがの貫録芸妓さんでした。この方の踊りはいつだって、安心できるわ。

五曲目に毎年踊られる”祇園東小唄”
 芸妓さん舞妓さんの総踊りです。
 曲は祇園の四季が唄われ、♪祇園東の 祇園東の 灯がゆれる~♪と風景が見えるようです。



最後に、私達の本日の装い。
晴寿々菊ちゃんは紫の小紋に黄八丈っぽい色の帯。白の帯締めが効いてます。


舞妓見習い 由紀ちゃんは、ピンクの軽い訪問着に蝶の模様の半幅帯。可愛らしい♪


私は、基本は10/13の奉納舞と同じ着物と帯。帯揚げだけ変えました。

この帯揚は阪急のバーゲンで買ったもの。くすんだ若草色と黄土色の2色使いなので、お役立ち帯揚げになりそうです。



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