~晴寿々月~

日本舞踊、着物、歌舞伎、気になることを徒然に…
奈良の芸妓さんに地唄舞を習ってます♪

七月大歌舞伎 in 松竹座(仁左衛門さん、雀右衛門さんは色っぽい)

2016年07月27日 00時44分01秒 | お出掛け
昨日(2016/07/16)雀右衛門さんの襲名披露公演に行ってきました。


番組は、小さん金五郎、夕霧名残正月、与話情浮名横櫛の三本です。





係りの方も雀右衛門の襲名記念バッチを付けてらしてお祝いムードいっぱいです。


まずは、雀右衛門さんとツーショットを撮らなくては(笑)

私の装いは、駒絽の金魚の着物、帯揚げにも金魚。
帯留は、黄色地にお花のトンボ玉。簪は黄色地に緑のトンボ玉。
足元はカレンブロッソさん。

夏っぽく仕上げてみました(笑)



席は花道横の役者さんの顔が良く見える位置。
堪能出来ました‼

裏方スタッフさんも京屋さんの紋を背負ってます。


一、小さん金五郎
 鴈治郎さんが主役のお芝居
 上方らしい歌舞伎で、金五郎役の鴈治郎さん。
 笑わせて頂きました
 六つ八(亀鶴)とお糸(児太郎)のじゃらじゃら具合も楽しかったです。
 
 鴈治郎さんの衣装の裏はイ菱の紋模様。いいですねー。
 よっ!色男!

 最後の三組のカップルとお鶴さん(吉弥さん)の対比が楽しいお芝居でした。


二、夕霧名残の正月 由縁の月
 本公演の主役 雀右衛門さんが夕霧、藤十郎さんが伊左衛門、
 扇屋女房おふさを秀太郎さんが勤める一番でした。

 秀太郎さんのお声が少し小さかったのが、心配になりました。
 おふささんらしいゆったりとした感じは相変わらず素敵でした。

 藤十郎さんは、夕霧とのデート(?)が終わった後のぼ~っとした感じが良かったです。
 雀右衛門さんの夕霧は、今まで見てきた夕霧と違って、割とアグレッシブな感じ。
 藤十郎さんが動かない伊左衛門だったので、そういう振付になったのかしら???

 美しい夕霧にため息が出ました。


三、与話情浮名横櫛 木更津海岸見染の場、赤間別荘の場、源氏店の場
 実は、初めて観たのです。
 今回観れて良かった。と、思いました。
 雀右衛門さんのお富。
  見染の場の可愛らしさも、
  赤間別荘の場で見せた年下の男の子を手に入れる手慣れた(?)お姉さん風(かぜ)も、
  源氏店での慌てた様子も
  それぞれのお富が自然でした

 仁左衛門の与三郎
 もう、色っぽいの一言です
 お富さんに惚れて、ぼ~っとしている所は初々しかったですし、
 源氏店で、見得を切る所は恰好よかったですし…
 3場通しで演じていただける貴重な機会。
 本当に今回観れて良かったです。
 
 話家 五行亭相生役の梅蔵さん。
 今回、初めて注目してみましたが、与三郎とお富の間を邪魔したり、取り持ったり。
 コミカルな動きが良かったです。

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そして、日本舞踊をやっている身としましては、嬉しい事が!
小さん金五郎で「春雨」、夕霧名残の正月で「地唄 由縁の月」が流れた時は
ついつい頭の中で振りをなぞってみたり。
こういうのがあるのが本当に嬉しい!ですね





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