天龍寺 in 雨の中

9/21（日）に天龍寺へ観光（？）に行ってきました。
出かけた時は晴れていたのに、嵯峨嵐山の駅に着いたら、曇り
お茶している途中で雷が鳴り、雨が降ってきました。
きゃ～どうしましょう。

というのも、私の格好が木綿着物に半幅というのに、傘を持ってきてなかったのｄす。
しょうがないので足袋を脱いで、足元対応。
ビニール傘を買って、ようやく安心したのでした。

天龍寺では法堂の雲龍図が特別拝観ができました。
相国寺との比較を楽しみに法堂へ。
強い雨の所為で法堂の中は暗く、龍がよく見えません。でも浮き上がってくるような雰囲気は楽しめましたし、好きな場所、方向から確認できる天井の雲龍図は平成九年に加山又造筆の迫力がありました。

その後、本堂：大方丈と多宝殿もお参りしました。
石庭と池のお庭、南と北で全然雰囲気が違うのですね。
雨がだんだんひどくなってきたので、1時間ぐらい大方丈でのんびりとお庭を眺めていました。
畳の上に座ってぼ～っと出来るのが天龍寺の良い所です。
人も少なく、空気もしっとりしていましたし、観光客の言動を楽しみながらゆっくりした時間を過ごせました。

そうそう、襖絵の龍が光量により印象が全然違ったのが今回の発見でした。
暗い時は、使用されている金箔が背景に溶け込むのですが、雨が止んで少し明るくなってきた時には金箔がキラキラと自己主張し始めるのです。
思わず陰影礼賛を思い出しました。


雨の多宝殿


帰って来てから写しているので、くしゃくしゃですが、本日の取り合わせはこんな感じ


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