おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

届き方さまざま

2020-05-28 | あしもとからの思索
なんでだか、毎日さまざまなしめきりがあります。

“夏休みなのに毎日が8/31〜!”
これはやっと5月中旬から大学のオンライン授業が始まった娘が叫んだことば。ただ聴いていれば良いはずの授業までもが、長文を読んでリポート返信するようなものになっているらしく。毎晩〆切が生まれている様子(笑)。

大学のzoom授業はおもしろくて、私も聞くともなくきいています。これは大学未経験の私にはラッキーです。大学って、こういうところなんだなー。勉強が楽しかった小学生以来な感覚で新鮮、専門性(=強いこだわり)を持つ人の話はやはりおもしろいです。

私の世代の中学校の勉強って、学ぶのではなくテスト勉強だったのですね。楽典の音楽的意味が分からなくても、テストで点を取るように暗記する。「ヘロホイニトハ、トニイホロヘハ」これはいったいなんの暗号だったか?
美術の時間だけはちゃんと楽しかったですね。テーマだけ決めて自由に描かせて「なんやこれ、きったないなー」と口の悪い京都弁の画家先生でした。自分で考えて工夫していい時間でした。中1の鎌倉彫り。




教育もお食事も、いろいろな届け方が変わっています。
表現芸術に関わる人はみな、新たな届け方を模索していると思います。
次の時代は、あらゆる情報保証を標準装備していくことになるのだろう、そんな気がしています。
「アートの届け方・福祉の届き方」

よかったら、ぜひお読みください。


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