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腰にハンジャルを付けたオマーン人男性
オマーン人男性がハンジャル خنجر という短剣を腰に付けると先日書きましたが、オマーンでは、そこらじゅうにハンジャルの模様が描かれています。
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首都マスカットにある、سوق مطرح(ローマ字書きだと語順がひっくり返って、Matrah Souq)の天井が、ステンドグラスのようになっていました。中央に近いところに、短剣(ハンジャル)の模様がいくつか入っているのですが、ご覧になれるでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/9c/69b79f09b3c73fb9a346ef4a362a4573_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/ec/b494b1ee40d7843e94dfbe369e511cf4_s.jpg)
オマーン航空機の尾翼に描かれたハンジャルと、搭乗券に描かれたハンジャルです。
ハンジャルは国旗にも描かれています。ウィキペディアの「オマーンの国旗」の項には、
オマーンの国旗は赤・白・緑の三色旗で国章があしらわれている旗。
紋章はこの国特有の短剣カンジャルと太刀を組み合わせたもので、スルタンの
権威をあらわす。 赤は外敵からの国防を、白は平和を、緑は繁栄を表している。
と述べられています。さらに、ウィキペディアの「オマーンの国章」の項にも、
オマーンの国章(おまーんのこくしょう)は、ハンジャール(khanjar、ハンジャル、
カンジャール、カンジャル)というオマーンの伝統的な短剣を、二本の交差した剣の
上にあしらったものである。
このシンボルはブーサイード朝による統治が始まった1746年からオマーンの伝統的な
シンボルとして使われている。またオマーンの国旗の左上隅にあるのをはじめ、
オマーンの貨幣、切手、航空機や空軍機などあらゆる場所で使用されている。
と説明されています。
※いずれの写真もクリックで拡大します。
首都マスカットから南のサラーラという町に国内線で飛び、サラーラでお土産に、日本円にして数百円のハンジャルをお土産に買ったのですが、帰りの飛行機に乗るとき、恐らく機内持ち込みは無理だろうと思って、預け入れ荷物のある人に頼み、その人の鞄に入れさせていただきました。