14年前の今日、10月27日。
26歳のアタシは長女を出産した。
実にあれから14年の月日が流れたなんて、信じられない。
当時長男は2歳、一番手のかかる時期だった。
14年前の今日、病院で「オメデトウございます。女の子ですよ~」と言われた。
分娩室で横になったまま、先生に「ご家族は?」と聞かれた。
「上の子の世話があるので来ていません」と言うと報告の電話を入れてくれた。
「留守電ですよ・・・」と先生。
「あー、じゃ、実家にお願いします。」と私。
長男が無理やりアタシと引き裂かれて実家にいたので(出産のため)
皆が駆けつけたのは相当経ってからだったように記憶している。
相部屋の人は、ぞろぞろお祝いに駆けつけてるのに・・・と。(苦笑)
26歳、思えばあの頃は何も考えてなかった。
無我夢中だったし、子供を育てようとか、出来るだろうかとか
そういうことすら考えなかったように思う。
ただただ、目の前の赤ちゃんは無防備で
膨らんでいたアタシのお腹はぺちゃんこになっていて愛しさだけが募った。
勢いとは時に恐ろしいものだなぁと思う。
若いときには勢いがある。
そうこうして生まれた娘も今日で14歳。
体育会系で天然で心優しい彼女は、とても可愛い。
アト10年したら、この子もアタシが長男を出産した年齢なんだな、と思う。
いいことも悪いことも、経験を宝に変えて歩んで欲しいと願う。
「みぃやん、お誕生日オメデトウ・・・」