いま甦る 弥生からのメッセージ
和泉市にある「池上曽根史跡公園」に行って来ました。
大阪府立弥生文化博物館
立派な建物です。 (大阪府の箱ものですね)
館内はとてもきれいです。
弥生の人が着てきた服を着てみよう!(着ませんが)
弥生時代の竪穴住居、4人家族の食事どきの団らん風景。
おっ!奥にいるのはワンコ?
昔から犬は身近にいる動物だったんですね。
魚や貝を食べています。
あ、住居の裏口から飛び出しているのは・・・。
さっきの犬でした
実は、今回の目的はこの犬「弥生犬」の複製を見ることでした。
「1980年大阪府八尾亀井遺跡から弥生時代中期の墓から犬の骨が発見。
それまで日本にいた縄文犬とは異なる特色を持ったこの犬の骨格を
忠実に再現し、組み立て、解剖学のデータを利用して復元されました。
毛並みや色などは頭骨の形が酷似している四国犬が参考にされました。」
公募により「海渡(カイト)」と名づけられました。
「縄文犬は小型で脚が短く、細長いキツネのような顔をしていたそうですが、
弥生犬はやや大型で脚も長く、彫りの深い顔つきだったとか。
縄文犬が進化して弥生犬になったのではなく、弥生文化と一緒に
中国大陸または朝鮮半島から食用として連れてこられたと推測されます。
(集落跡から出土した犬の骨に解体したときの痕跡などがみられるため)
でも、人間と一緒に埋葬されていたり、犬の墓も見つかっていることから、
人間にとって犬が特別なものであったことも示しています。」
Mameshiba
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