窓
窓際で見る人間のうらおもて
モーション
モーションを盗んで逃げる青い鳥
悲喜劇を生むモーションの掛け違い
自由吟
乙女座のウインク種を蒔く合図
産む産ます機械がほしい少子国
山せん句会
なだめる
戦さ傷なだめ再起の風を待つ
朱
定年の自画像に朱の色を足す
自由吟
豊穣を鍬にたくして鍬始め
舞い終えて天に向かって散る桜
山せん五月号
来客
客一人来て久々の笑い声
さわやか
五月晴れもう遺言は書きました
本音
正直で本音以外は持たぬ腹
げっぺ(最下位、ビリ)
げっぺから数える癖が直らない
自由吟
団塊のゴールへ旗を振る農地
2段目の花が判りません? 黒百合もつまとり草も
かって育てた事がありますが枯らしてしまいました
①窓際で見る・・・1歩も2歩も下がって落ち着い て考える事って必要ですよね
人のふりはよく見える
②定年の自画像・・熱い思いこそが若さの秘訣か
どんどん変わらなくては
③げっぺから・・・久しぶりに聞いた懐かしい言葉 です。
2段目の花バイカカラマツ。カラマツソウの仲間です。ツクシカラマツ、アキカラマツなどあるようです。去年弘前の桜祭りに行った時出店の園芸店から買ってきたものです。
定年後嘱託で2年あまり勤めました。現役と違っていろいろ見えるものですが、口は出せない。
私の朱の色はやはり川柳かな。
山せんでは毎月方言川柳を掲載しています。5月の課題は「げっぺ」でした。