ハナコの花日記

趣味は草花栽培と畑の野菜つくりです。まずは花のほうから始めたいと思います。

2008-2川柳

2008-08-27 | 川柳
ゆりかご8月句会



深い
年金と暮らしの溝が深すぎる
ふれあい
東京と過疎がふれあう盆踊り
祭典の空でふれあう万国旗
ふれあって絆深まる三世代
自由吟
平和への祈りもこめる盆踊り
市街地になって聞こえぬ地の叫び


山せん8月句会



ぴかぴか
篤農の証だ鍬の底光り
古靴をぴかぴかにして二度の職
自由吟
いびられて米が人から逃げていく
後戻りできぬ一本道を描く


山形市民川柳のつどい


筆舌に尽くせぬ恩が増すばかり
本心を吐く弁舌のさわやかさ
舌戦に勝って深まる孤独感
ぐんぐん
老春へぐんぐん高くなる鼓動
自由吟
二人旅いつか花野に来てしまい




2008-8川柳

2008-08-04 | 川柳
川柳やまがた8月号



出羽路抄
東京の言葉に染まる過疎の夏
呑めという酒好きだった仏様
日の丸を振ると軍歌がこみ上げる
金棒を持たぬ鬼なら輪に入れる
わっか抄
ヒロシマの時刻を告げる花時計
人生のもつれ糸解く長い雨期
種明かし全部しているお人好し
青信号ばかり続いて怖くなる
ほのぼの抄
美しい星に等級などいらぬ
アンテナ
いいニュース掴むとアンテナが揺れる

時流には乗らない主義のカタツムリ
あがすけ(生意気)
あがすけが直らぬままに古希迎え



川柳べにばな8月号



惚れる
首ったけだった人です介護する
暑い
進化して地球を暑くする悲劇
ユーモア句
招かれざる客とも知らず酔い潰れ