作家 氷室 瑠璃 

ひまわり畑は脱原発の象徴 。
世界中の核廃絶を願い執筆活動中!
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【岡山へ移住をお考えの方に…】No.10 記事へのお詫びと、差し替え記事です

2013-10-16 20:42:14 | 岡山へ移住支援情報
【岡山へ移住をお考えの方に…】No.10の記事 へのお詫びです。

先日掲載の記事について、移住者、移住受け入れ側の事について、

双方に誤解やご迷惑がかかる事への配慮から、

この記事は、削除させていただきました。

申し訳ございません。記事を投稿して下さったかたの名誉のためにも。

配慮が足りなかったと深くお詫び申し上げます。


【わたしの正直な気持ちです】

心の中に感じたままを伝えてくださったAさまに、心からのお詫びと、感謝を申し上げます。

感謝の訳は、その言葉は、一人の言葉ではないと思うからです。
この岡山に縁があって共に住んでいる私の声でもあります。

地元の方々との心の垣根…私の中にも有るからです。9年いても変わりません。
本音を云えない… ずーっとそうやって生きてきたような気がします。

「心を開く」私の一番苦手な事です。

私は親しい友達からも良くしかられます。
「相談するの私たちばかりじゃない…それってなんだか友達って思われてないみたい…」

それが、ここへ来て変わってきたのです。ブログを再開した頃からです。

再開のきっかけは、総社市の空き家コーディネイターのYさんに空き家を案内していただいた事です。
彼女の移住支援の姿勢に誠実さを見ました。わたしの目から鱗が落ちました。


移住者の方にも支援者の方にもビシバシ厳しいのです。

「安っぽい同情でお世話をしてもダメよ!人とかかわる時は本気でないと相手に失礼よ!」

「瑠璃さん、あんたね~もっとはっきり云わなきゃ何にも伝わらない、誤解をおそれていたら仲ようなれんよ!」

ある空き家の傍で…
 
空き家の傍で農作業していたおじさんがYさんに

「空き家の借り手見つかったか?」

「まだよ!なかなかむつかしいけん!」

「ここはええとこや、みんなええ人らあよ、難しい事も何も言わん。他は難しいぞ!」

「それはこっちの事情!相手【移住者)にはあいての事情があるんよ」

そんなやり取りの後、

「瑠璃さん、簡単に空き家ゆうけどね借りるのむつかしいんよ、あのおじさんも一番最初に空き家の話を持って言ったら、
ケンモホロロ…取り付く島もない…。「とっととかえれ~!」ゆうて怒鳴られたわ。田舎いうのは閉鎖的なところも有るから…

だけど、何回も足しげく通って、世間話をしながら相手の言い分を聞いていると次第に心を開いてくれてね…
一軒の空き家探しでも何べんも通うて説得するんよ。そいで、今では○○ちゃんよう来た!ゆうて友達よ!」

仲ようするこつは「オープンハート」これ書いといてや!

善意で無償の奉仕。何回案内してもごちゃごちゃ文句ばっかりで、そんな時ははっきり言う!

「気に入ったところに土地を買って、気に入った物を建てなさい!」

その彼女は、わざと嫌われ役を買って出るのです。しかし、移住者から、受け入れ先から絶大な信頼を得ています。
実はこの方も、岡山へ嫁いで歯を食いしばって生きてこられた大先輩です。何が有っても信念を貫き通して今を生きています。

苦労が多いだけ心底暖かく優しさに溢れています。(誤解を受けやすいけれど…)
私は初対面にも拘らず、その壮絶な半生のお話を聞かせていただきました。(自然の流れでした…)


お互いを思いやる… 心を開いてお互いの話を聞く… 一人一人にかけがえのない人生があり、物語が有ります。
戦禍の子の物語のように… その人生の出来事を分かち合い、励ましあい苦労を笑顔で乗り越える力を見出す。

人と人が出会って他にする事があるでしょうか? 垣根を作っている自分を見つめなおして見る…
いい事も、そうでない事も、本音を隠してお互いの立場を理解しきれず遠慮しあっているうちに、

お互いを本当に思いあったり、助け合ったりできるはずのチャンスをのがさないように…
移住支援者のY様は、今日も良きご縁を取り持つため、家庭や仕事の寸暇を惜しんで空き家を探しては、

人との絆を深めています。田舎も町も心次第で住みやすくなります。
移住生活が、どうぞ実り多いものになりますように… 瑠璃



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