政府が27日に閣議決定した「交通安全白書(08年版)」によると、07年の交通事故死者数は、54年ぶりに6000人を割り込んだそうです。
戦後、自家用車の普及に伴い、交通事故死者は2000年頃まで増加しつづけ、毎年1万人を超えるペースでしたが、近年は急速に減少しております。その要因としては、エア・バックの普及、シートベルト着用率の向上、飲酒運転の徹底した取り締まり、危険運転致死罪の創設等の厳罰化、などが挙げられます。飲酒運転に対する世間の意識の変化も大きな要因でしょう。つい最近までは、多少飲んだとしても車に乗ってしまう人が多かったのですが、最近は事故を起こさなくても飲酒運転があったという事実だけで懲戒処分をする企業も増えてきました。「飲んだら乗れない」状況が出来上がってきたのですね。いいことです。
このように、企業の力って大きいんです。育児休暇制度や障害者雇用についても、産業界がもっと引っ張っていけば、状況は良くなっていくのでしょう。期待したいところです。
戦後、自家用車の普及に伴い、交通事故死者は2000年頃まで増加しつづけ、毎年1万人を超えるペースでしたが、近年は急速に減少しております。その要因としては、エア・バックの普及、シートベルト着用率の向上、飲酒運転の徹底した取り締まり、危険運転致死罪の創設等の厳罰化、などが挙げられます。飲酒運転に対する世間の意識の変化も大きな要因でしょう。つい最近までは、多少飲んだとしても車に乗ってしまう人が多かったのですが、最近は事故を起こさなくても飲酒運転があったという事実だけで懲戒処分をする企業も増えてきました。「飲んだら乗れない」状況が出来上がってきたのですね。いいことです。
このように、企業の力って大きいんです。育児休暇制度や障害者雇用についても、産業界がもっと引っ張っていけば、状況は良くなっていくのでしょう。期待したいところです。
ガソリン税について書かされた試験で、先生の記事を読んで得た知識が活きました!!!つまり先生のおかげです!!!ありがとうございました!!!
さて、土曜日に二次試験(面接)があります。
ここでも教養が問われる可能性MAXなので、推薦・AOのプロである先生の力をお借りできたらすごく嬉しいです。
時間がありましたらでかまわないんで、何かアドバイスがあったらお願いしますo(_ _ )o
それと、前に質問したコメントへの返答ありがとうございました。
先生の見解を踏まえつつ、自分の考えを持てるようにこれからも知識と考える時間を増やしていきたいです。
面接ですか。私が面接官であれば、ストラクチャード・ファイナンス(証券化)ビジネスなんかについての見解を問いたいところですが、さすがに学部1年生には難しすぎて試験にならないかな。興味があれば、今月の「WEDGE(ウェッジ)」に特集が組まれているので読んでみるといいかと。時事・教養的な事柄が聞かれるとしたら、本命は連日報道されている「子供の携帯電話規制」「フィルタリング規制」ですかね。これについては、土曜日の試験に間に合うように記事にしますので、そちらを。
時事・教養的な事柄もさることながら、学部1年生に面接をやるなら、法曹としてのヴィジョンを聞きたいのではないですかね?B(弁護士)、P(検察官)、J(裁判官)のどの道に進みたいのか、そしてどういうB、P、Jになりたいのか。これをしっかりと語ることのできる人ほど、高いモチベーションがあり、今後伸びていくと思われますから。
以下、完全なる私見。面接で、「こんなことを言ってる奴がいます」と言ってはなりません。最近のLS生や若手Bは、みんなこぞって渉外・企業法務をやりたいというそうな。理由は、報酬がいいからだと思うんですが、何かポリシーを感じられないんですよね。もちろん、日本が国際社会で生き残っていくために、大規模なM&A案件をまとめていくのも大事な仕事です。ですが、みんなそっちにばっかり目が行って、本当にリーガルサービスが必要な人たちが置き去りにされちゃってるような気がするんですよね。だって、年金問題だって、誰かがちゃんと相談に乗って、異議申立なり審査請求をしていれば、5000万件も記録がなくなるまで放置されなかったはずなんですよ。霞ヶ関も、自治体も、Bも関心を示さなかったからああなっちゃったと思うんです。そして、こういう状況になっちゃってるのは、リーガルサービスを利用しにくくしてきた、という法曹界全体にも責任があるんですよね。法律事務所って、敷居が高い。何か高額な料金を請求されそうな気もする。病院ほど気軽に入れない。そういうイメージを作ってきちゃったんですね。つい最近までBの営業活動は禁止されていたから、一体どこに法律事務所があるのかも一般人にはわからなかった。それから、料金も庶民感覚からすればやはり高額。Bが事件を受任する時には、一般に着手金(頭金)として30万くらい取るのですが、ということは、30万以下の請求(例えば、5万円のバイト代が未払いの際に行うその支払請求)は費用倒れなんですよ。そんな馬鹿な話がありますか?日本のリーガルサービスって使いにくいんです。困った時に気軽に相談に行ける、そんな法律事務所があったらいいなって思います。
それから、これからは法曹資格ある人間がもっと多方面で活躍するようにならなきゃいかんでしょうな。ぱっと思いつくのは、ロビイスト(立法政策提案者)。アメリカなんかではBの仕事として定着しています。国会は法律を作るところですが、法律のプロって、Bなわけです。もっと国会(≒政治)に関与していくべき。自治体も同じです。自治体も条例を制定するわけですから立法作用があるわけで、加えて、そこでの監査役としての役割を果たすのも、法曹が求められる役割の一つではないかと。
以上の私見は、「まーそういう考え方もあるね」くらいに流してもらえばいいですが、自己の法曹としてのヴィジョンはある程度固めておくことをお勧めします。あ、そうだ。BとかPとかJとかは、まだ使っちゃいけません。「なんだこいつ?マニアか?」と思われますので。
土曜日の試験、頑張ってねー!