橋の名前が記されるのは親柱と呼ばれる橋の欄干の一部である。現代の橋でも橋の名が記されている部分は親柱と呼ばれているが、すでに建築構造上では欄干の一部ではなく、全く別の構造物になっていることが多い。姫路の六角橋は大型車両の通行にあわせて新橋が架けられた。その名も新六角橋。その名を記した構造物は親柱ということになるが、全く別のモニュメントといえる造形物である。六角という名にちなんだのであろう六角形の屋根を持つ櫓風のモニュメントである。銅板葺きをイメージした屋根には宝珠もあり、仏堂のような風格を感じさせる造形である。
30秒の心象風景17930・六角屋根の標柱~新六角橋~
https://youtu.be/BtT0qhrh1hM
30秒の心象風景17930・六角屋根の標柱~新六角橋~
https://youtu.be/BtT0qhrh1hM