７月10日 イタリアが優勝

　ニコチン】イタリアが優勝だ
　タール】　おめでとうございます
　ニコチン】ジダンの退場は驚いたな
　タール】　あれは残念だった
　ニコチン】98年は優勝して
　タール】　地元フランス大会ね
　ニコチン】2002年は予選敗退
　タール】　日韓大会だね
　ニコチン】そして今回は準優勝
　タール】　とうとう引退か
　ニコチン】フランスの顔も３度まで
　タール】　仏でしょ
　

７月９日 イタリア 1 - 1 フランス（ＰＫ 5 - 3）

　・前半７分　ジダン（フランス）
　　マルーダがペナルティーエリアでマテラッツィに倒され、フランスがＰＫを獲得。
　　ジダンのチップキックはふわりとゴール右上に飛び、クロスバーに当たるもゴール！
　　地元フランスは盛り上がりすぎ、エッフェル塔が倒され、凱旋門が海に投げ込まれる

　・前半19分　マテラッツィ（イタリア）
　　ピルロの右ＣＫ。ファーサイドに高いボールが上がり、マテラッツィが打点の高い
　　ヘディングシュート！　地元イタリアは盛り上がりすぎ、おびただしい数のサッカー
　　ボールが真実の口に詰め込まれ、すべての道がローマに通じなくなった

　・延長後半５分　フランス
　　ジダンがマテラッツィの胸に頭突き。レッドカードが出され、ジダンが退場処分に。
　「おまえの１点はＰＫだろ。おれのはヘディングだぜ。おまえ、その頭でヘディング
　　できるのかよ」と言われて「できるもん！」と泣きながら頭突きしたといわれる
　

７月８日 ドイツ 3 - 1 ポルトガル

　・後半11分　シュバインシュタイガー（ドイツ）
　　ドリブルで左サイドから中央に切り込んだシュバインシュタイガーが、そのまま
　　強烈なミドルシュート！　思いきり飛び上がったポルトガルＧＫ・リカルドの、
　　手の間を抜けてゴール。今大会で２番目に長い名前で、実況アナが舌を噛む

　・後半16分　オウンゴール
　　ペナルティーエリアの少し外側、左35度からのＦＫ。シュバインシュタイガーが
　　低い弾道で直接シュートを放つが、クリアしようとしたポルトガル・プティの
　　ボールが自殺点になってしまう。プティはペナルティーエリア内で実家に電話

　・後半33分　シュバインシュタイガー（ドイツ）
　　カウンターから前線にボールを運び、左サイドのシュバインシュタイガーへパスを
　　通すと、１点目と同じように中央に切り込み、またも強烈なミドルシュート！　
　　ボールはゴール右に吸い込まれるが、実況アナは舌を噛み、口中が血まみれに

　・後半43分　ヌノ・ゴメス（ポルトガル）
　　右サイドからフィーゴがクロス。ゴール前に鋭いボールが入り、ヌノ・ゴメスが
　　ダイビングヘッド！　ゴール左に決める。これまでナイスセーブを繰り返していた
　　ドイツＧＫ・カーンも「あれは取れねえよ。じゃ、おまえがやれよ」と逆ギレ
　

７月５日 ポルトガル 0 - 1 フランス

　・前半33分　ジダン（フランス）
　　ゴール前に出ようとしたアンリが倒され、フランスにＰＫが。ジダンはほとんど
　　助走せず、右足を振り抜く。ポルトガルＧＫ・リカルドの手がわずかに触れるも、
　　ボールはゴール左隅へ！　倒されたアンリは「痛みがとまらない」を熱唱
　

７月４日 ドイツ 0 - 2 イタリア

　・延長後半14分　グロッソ（イタリア）
　　デルピエロの右ＣＫ。クロスボールのこぼれ球をピルロがキープして、ペナルティー
　　エリアの右へノールックでスルーパス。これをグロッソが、左足でダイレクトに
　　シュート！　あと１分でＰＫ戦、それでも勝負がつかなければ、名人戦だった

　・延長後半16分　デルピエロ（イタリア）
　　カウンターからジラルディーノがペナルティーエリアに入り、ＤＦを引き付ける。
　　裏に走り込んでパスを受けたデルピエロが、右足でカーブをかけたシュート！　
　　ゴール右に決まる。120分間で両チームが出した汗の量は、東京ドーム５杯分
　

７月１日 ブラジル 1 - 0 フランス

　・後半12分　アンリ（フランス）
　　左サイドからのＦＫ。ジダンがクロスボールを入れると、ファーサイドにフリーで
　　走り込んだアンリが、ダイレクトで右足インサイドのボレーシュート！
　　お約束の「悲しみがとまらない」を、後半の残り時間そっちのけで熱唱
　

７月１日 イングランド 0 - 0 ポルトガル（ＰＫ 1 - 3）

　・ベッカムがケガで交代、ルーニーがレッドカードで退場と、イングランドは苦しい
　　状況だったが、ＰＫ戦に持ち込む。しかし、ポルトガルＧＫ・リカルドが、なんと
　　ゴールの枠より太るという掟破りのディフェンスで、ＰＫ３本を止める大活躍