第３次ブーム

21世紀に入ってからのブームは、すべて第３次ブームである。

ハンカチ第３次ブーム（2006年）
甲子園に出場した早稲田実業の斎藤佑樹投手が、決勝戦の引き分け再試合を
投げ抜いて優勝。彼のさわやかな笑顔と、ハンカチで汗をぬぐうマウンド上
での姿が話題となり、使用した青いハンカチの製造元には、注文が殺到した。

ハンカチ第２次ブーム（1977年）
高倉健主演の映画「幸せの黄色いハンカチ」が公開されたこの年、山田洋次
監督が描いた感動のストーリーの影響で、黄色いハンカチが飛ぶように売れ、
その反動で黄色くないハンカチは、「なんだこれ」と１枚残らず燃やされた。

ハンカチ第１次ブーム（710年ごろ）
奈良県明日香村から出土した高松塚古墳から、ハンカチと見られる白い布を
取り合ってつかみあいのケンカをする女子群像の壁画が発見されたが、近年
カビによる腐食が進んで、ハンカチだか何だかわからなくなってしまった。