花やかな生活

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喜界島へ

2023-11-07 21:57:00 | Weblog
樹齢100年のガジュマルさんに出会いました

枝から細い紐みたいなのがたくさん降りてきて、地面に突き刺さると、下から生えたてきた木のようにびくともしないものになり、上に広がる枝を支えるものになってるようす。

幹に触れるとなんだか感動して涙が出ます。

島の滞在は12時間で2回ガジュマルさんに会いにいきました。

今回の旅は、いろいろ初。
広島から鹿児島港まで車で
そこから一晩かけてフェリーで喜界島に。
昔、同じ感じで一晩かけて韓国にいったのがトラウマになり、フェリーちょっと嫌でしたが、やはりあんまり〜だった。
夜の海がこわいんですよね、携帯の電波こなくなるし。

朝4時過ぎに到着し、レンタカーの中で仮眠しながら、夜明けを待ちました。

全周しても48キロだったか、人口も2500人とか、信号は一つ。
小さな島ですが、空港があります。
もとは75年前の戦争の時、特攻の人たちがここから飛び立った場所が、いまの空港になっているそう。
空港に隣接する、見晴らしのいい、
スギラビーチの中にある慰霊碑にお参りしました。

夫の祖母の弟、つまり大叔父は
終戦の2日前に、ここから飛び立った最後の特攻隊員として亡くなっています。

夫の祖母はなぜか、孫である夫が生まれた時に、大叔父の生まれ変わりだと言ったらしく、
そのせいか、夫は昔からこの大叔父のことを気にかけていました。
写真に残る23歳の軍服姿の大叔父は
初めてみた時、
夫に似ていると、私も思いました。

この島は珊瑚でできた島、
今も隆起し、年に2ミリだか、あがりつづけている続けているそう

慰霊碑の近くには、
バスケットゴールがあって、
夫がしみじみと見ていました。

大学在学中に特攻隊員として亡くなった大叔父

大学生活を満喫し、
結婚し子供にも恵まれて、
好きなバスケを50歳近くなっても楽しみ、
そして、南の島に夫婦で旅行している夫

よかったね。

もう2度と戦争したらいけないと思う。
語る人がいなくなってきた今、怖いと思う。


喜界島の島みかん
緑色でぼこぼこしていて
むくと、レモンみたいな香り!
種がいっぱいだけど、爽やかな
初めて食べるかんじのみかん
そのあとは、奄美大島で2泊

喜界島空港から、隣の奄美大島へは
離陸した直後に
着陸体制に入るという
人生最短の飛行機でした
距離、20キロしかないもんね

南の島のジャングルはいつも
クワズイモの大きな葉に覆われていて
ワクワクします
南の植物大好き!

人生の最後に思い出すのは
たぶん旅をしたこと

私のおばあちゃんもそう言った。
死ぬ前に。何が1番楽しかった?と聞いてみた時。

好きな人と旅をできたら幸せだなと思う


いつも、どんな時も、荷物をぜんぶ持とうとする夫

夫婦って、近くて遠い存在だなー
文句を言ったら、限りなく出てくるし、
感謝しても、限りなく出てくる

ありがとう
いつも。

お留守番してくれた娘たちと母にも。
ありがとう。
いつも。

お付き合いいただいて、ブログ見てもらって
ありがとうございました!!

私の周りにいてくださる、すべての人に。

愛があるかどうか、
もうそれだけじゃないかなと思う。
だいぶわかってきました。

あと2ヶ月半で50歳になります〜
こんな日がくると思っていなかった、笑


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