落研仲間の一泊合宿が、昨日から始まっています。
私は、息子の結婚式や娘の家のリフォームなどで参加できず、さんくす寄席に行きました。
JR吹田駅で、仕事仲間と待ち合わせしました。
EVに乗ろうと歩きだすと、艶っぽいお姉さんが前を歩いてます。
上方寄席囃子三味線の第一人者内海英華さんです。
EVも一緒になりました。
乗り合わせた方が、「今度の〇〇前売り券買いました。」と声をかけていらっしゃいました。
合宿に行っている関係で、う~る氏、小笑氏、唐松氏が落研仲間でした。
前座は、月亭天使。東の旅を喋りだしました。英華さんの三味線も賑やかに噺を盛り上げます。
「腹が空いたな~!」私は、エッと思ってパンフを見ました。
演題は、「七度狐」です。喋りだしたのは、「煮売屋」です。
自分でも間違いに気づいて、取り繕うとしましたが、出来ません。
覚悟したのか、間違ったことを認めて、最初からやり直し。
三味線ももう一度、お賑やかに。
ごめんなさい。寝てました。体が、こんな稽古不足は寝てもよろしいと反応したようです。
天使はお茶子もしてましたが、一回り大きくなったのか、着物の着付けも悪く「アカンで~」。
桂雀太が、前フリで東京の寄席の噺をしてました。
私聴くのは二度目だったけど、噺が受けない事を言っていましたが、天使に引っ掛けていたのかな?
「粗忽長屋」という名前を知っていましたが、聴くのは初めてのような気がします。
行き倒れがいて、友達が見つけ、その引き取りのための、その行き倒れの本人をを迎えに行く。
少し納得できて、少し納得できない噺。
雀太は、安心して聞ける。
林家花丸「悋気の独楽」
悋気し~という言葉も使わなくなりましたね。
言っても、噺の中に10銭とか50銭が出てくるので、そんな前の時代設定では無いですね。
萬年筆も出てきましたから。
その時代だったら今のように、「不倫」「浮気」などという無粋な言葉も、出てこなかったでしょうね。
先代の文枝師匠のは、もっと艶っぽかったように思いましたが、花丸さんもいい出来でした。
雀三郎師の「こぶ弁慶」。「船弁慶」とどう違う。「船弁慶と」「遊山船」は、どう違う。
知っているようで知らない違い、「あ~、ど忘れ」でなく、本気で忘れてる。
今日の「七度狐」のもっともっと後、お伊勢参り大津の宿でのお話。
久しぶりに聞いた。前だれのを聞いたか思い出せないほど前のこと。
米朝師匠の持ちネタのように思うけど、枝雀師匠かな。
どちらにしても、その流れの中での雀三郎風なこぶ弁慶でしたね。
満足満足。
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