空(hanul 하늘)風(palam 바람)湖水(hosu 호수)2……青空を吹きぬける風が、湖水にさざ波をたてる。

私たちの暮らしは、美しい自然と共生をとりたい物です。そんな日々の暮らしで、感じたことを綴ります。

田辺聖子「ひねくれ一茶」を読んでます

2023-02-15 12:25:40 | 日記

ネットで古本を買った時に、思ったものではないのが一冊ありました。

田辺聖子「ひねくれ一茶」です。

交換するのも面倒ですから、読むことにしました。

分厚い本ですので、ゆっくり読んでます。

一茶は発想力が凄いのか、泉からあふれるようにどんどん思い浮かびます。

常に筆と紙を持ち、書き留めます。

 

私はなかなか思いつきませんが、できたのを書き留め発表します。

駄句のオンパレードです。

風胡の駄句

1.ぼけ防止旅のいろはを思案なり

2.豪雪が人家消し去り涙うむ

さんくす寄席をみて

3.初天神イカとたわむる父と子と

4.六(ろく)の弟子お参り短し冬の山

5.親雀はなしも歌もまっしぐら

 

谷口 璽照さんのコメントです。

お説教の一節から (谷口璽照)

「寝返りをうつぞ脇寄れ きりぎりす」「やれうつな 蝿が手をする足をする」「われときて遊べや 親のない雀」などの句で知られるように、虫や小鳥たちにも情の心を注いだのが一茶(いっさ)です。
「ともかくも あなた任せの年の暮れ」。俳句の小林一茶は三男一女を授かりますが、たった一人の長女も、長男も次男も幼くして死んでしまいます。「露の世は露の世ながら さりながら」(おらが春)。世の中の無常、果敢なさを身をもって体験しています。この「さりながら」が大事なので、「命あるものは遅かれ早かれ必ず死にます、当り前田のクラッカー」と割り切ってしまっては、それは宗教ではない。道理がわかっていても「さりながら」で、この人情味を大切にしていかないと、本当の宗教にはなりません。そうではあるが、そうだとわかっていても悲しい、淋(さび)しい。だからこそ人の悲しみにも涙し、人の苦しみを自分の苦しみとしていけるんです。親を亡くし、子や孫に先立たれ、親しい友を見送って、やっと人の世というものがわかってくる。本当に人生って〽切ないものですね(愛燦燦)。》

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お説教の一節から (谷口璽照)
2023-02-16 14:36:04
「寝返りをうつぞ脇寄れ きりぎりす」「やれうつな 蝿が手をする足をする」「われときて遊べや 親のない雀」などの句で知られるように、虫や小鳥たちにも情の心を注いだのが一茶(いっさ)です。
「ともかくも あなた任せの年の暮れ」。俳句の小林一茶は三男一女を授かりますが、たった一人の長女も、長男も次男も幼くして死んでしまいます。「露の世は露の世ながら さりながら」(おらが春)。世の中の無常、果敢なさを身をもって体験しています。この「さりながら」が大事なので、「命あるものは遅かれ早かれ必ず死にます、当り前田のクラッカー」と割り切ってしまっては、それは宗教ではない。道理がわかっていても「さりながら」で、この人情味を大切にしていかないと、本当の宗教にはなりません。そうではあるが、そうだとわかっていても悲しい、淋(さび)しい。だからこそ人の悲しみにも涙し、人の苦しみを自分の苦しみとしていけるんです。親を亡くし、子や孫に先立たれ、親しい友を見送って、やっと人の世というものがわかってくる。本当に人生って〽切ないものですね(愛燦燦)。
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