空(hanul 하늘)風(palam 바람)湖水(hosu 호수)2……青空を吹きぬける風が、湖水にさざ波をたてる。

私たちの暮らしは、美しい自然と共生をとりたい物です。そんな日々の暮らしで、感じたことを綴ります。

紅葉と鹿

2023-10-31 08:58:09 | 日記

秋も深まりよく思い出すのは、紅葉と鹿の組み合わせです。

 

金田一春彦「ことばの歳時記」新潮文庫より

《紅葉・鹿》の俳句

・山暮れて紅葉の紅を奪ひけり   蕪村

・大寺の片戸さしけり夕紅葉    一茶

・ぴいと啼く尻声悲し夜の鹿    芭蕉

・鹿啼いて柞(ははそ)の梢荒れにけり   蕪村

横田正知編「写真 俳句歳時記秋」現代教養文庫より

 

 

お説教から (谷口璽照)

 今こそお互いに人間さまですが、前生・前々生には如何なる様であったやら。行基菩薩の歌にも「ほろほろと鳴く山鳥の声聞けば 父にてやあらん 母にてやあらん」、紅葉踏み分け鳴く鹿を、親と頼んだこともあり、草を餌食(えじき)に重荷を背負うたこともあり。空に飛ぶ鳥、水に住む魚、草に宿りしキリギリス。種々に形を改めて迷い重ねた我等ゆえ、これを名づけて衆生という。》

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お説教から (谷口璽照)
2023-10-31 13:16:24
 今こそお互いに人間さまですが、前生・前々生には如何なる様であったやら。行基菩薩の歌にも「ほろほろと鳴く山鳥の声聞けば 父にてやあらん 母にてやあらん」、紅葉踏み分け鳴く鹿を、親と頼んだこともあり、草を餌食(えじき)に重荷を背負うたこともあり。空に飛ぶ鳥、水に住む魚、草に宿りしキリギリス。種々に形を改めて迷い重ねた我等ゆえ、これを名づけて衆生という。
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