続・史上最温の作戦

季節外れ…ではないにしても、12月として異例の大雪は、5日降って2日休むという完全週休二日ペースで降り続いている。

わが「お風呂の残り湯を玄関先に撒いて雪をちょっとでもとかすぞ作戦」は、優秀なる作戦部隊(全1名)の手によって、最低気温が氷点下と予想される日を除き、ほぼ継続して遂行されている。

当初、じょぼじょぼと雪に穴の空く様が面白く、ホースを持ってあちこちお湯をかけて回っていたが、道路より玄関までの地面を除雪により露出せしめるに至り、散水開始ののちはホースを当該地面周辺に放置する形となった。
この陣形は以後コードネーム「飽きた」と呼称する。



さて、わが優秀なる作戦本部は本日、画期的な省力化に成功した。

わがバスタブは風呂場床面より低く設置されているが、これは先日露出せしめた玄関へのアプローチよりも僅かに高い位置にある。
このため、一旦ポンプを稼動し、散水が開始されれば、以後はサイホンの原理によってポンプを止めてもお湯が出続けることが発見された。
この発見により、わが作戦本部は電気代が節約できるばかりでなく、お湯がなくなってポンプが空回りしてないかなーと風呂場まで点検に行く労働から解放されたのである。