はんたろうのがらくた工房

えーと、えーと…。

発売

2006-07-27 14:54:31 | その他
ついに、「STAR WARS」のDVDが発売される。

何を今更、と言う向きもあるやもしれぬ。

しかし、私にとって「STAR WARS」とは、あくまでも1977年に公開された映画なのである。



ご存知の通り映画は大ヒットしたが、予算も技術もルーカスの満足できるものではなかったそうで、のちにCGを駆使してシーンが追加・変更され、特別編として1997年に公開された。

今ではこちらが「正式版」ということになっているらしい。
…まぁルーカス本人がそれを望んでいたのだから当然だが。

だから、あまた発売された「STAR WARS」のDVDに収録されている「エピソードIV」は、どれも新しく作り直したほうの版であって、1977年に劇場で公開された版は、まだ一度もDVDになっていなかったのだ(ビデオテープでは発売もされていた筈だが、もはや絶版と思われる)。

それが、出る。



そりゃまあ、確かに画面の隅の小さな半恐竜(帝国軍の兵士が乗っていたヤツ)は動かなかったし、ソロに会いに来たのはジャバ・ザ・ハットではなく人間のエージェントだったけど、それでも当時の私はおおいに感動した。

昔の田舎の映画館は今のシネコンほどきっちり客を入れ替えないから、座りっぱなしで3回ぶっ続けで観た。

C-3POにR2-D2、XウイングにTIEファイター、スター・デストロイヤー、ミレニアム・ファルコン…。
登場するメカをノートの端に無数に描いた。
おかげで今でも、かなり正確なところまで覚えている。

R2のプラモデルも買った。
足の配管が実物と違っていて、ポスターを見ながら改造した。
3POはついに買わなかった。
プラモでは顔の造形が「間違っていた」せいだ(そこまで徹底的に改造するほどの技術は持ってなかった)。
昔のプラモデルというのは、そんなクオリティであったのだ。


そういう濃い体験をしてきたものだから、「これからは特別編1本でいきましょうね」と言われても、はいそうですかとは言いにくいのである。



それが、ついに、発売される。



とはいえ、今回発売になるものも、あくまでも商品は「特別編」のほうだ。
1977年版はオマケとして「ボーナスディスク」のほうに収録されている。

…もしかしてこっちは修復とかリマスタリングとかされてなかったりして…。



ということで、情報を書いてくださったぷよぱぱさんにトラックバック。

えーと、大場久美子のレイア姫というのは、私的には『なかったこと』になっています…。



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2 コメント

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そのとおりっ! (ぷよぱぱ)
2006-07-30 23:35:20
1977年に作成され、日本ではスピルバーグ監督の「未知との遭遇」などの大作との重複を避けるため、1978年に公開され、その後、数度にわたってビデオで発売されましたが、その20周年を記念して、1997年に特別篇が再発表されて以来、そちらが正規版として扱われたため、当初公開版がDVD化されるのは、これがはじめてとなります。

はんたろうさん、おみごとっ!

(注:児玉清さん風でお願いします)
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えーと、13番。ぼよーん。 (はんたろう)
2006-08-11 22:17:18
児玉清さん、コメントありがとうございます。(違



エールフランスでパリに行けるかと思ったら、自力で湿原植物園に行けちゃいましたよ。
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