原発無くても電力足りる

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<原子力発電情報9>

2011-05-22 22:56:21 | 放射能と被曝のリスク「
★5/7、渋谷で1万5千人を集めたデモで警察がデモを妨害・弾圧し、2名を不当逮捕しました!!
→詳細:「5.7原発やめろデモ!!!!! 弾圧救援会」:http://57q.tumblr.com/
→渋谷警察署 電話:03-3498-0110 

◎6/11 「脱原発100万人アクション」デモ 
東京では高円寺・芝公園・渋谷など大規模デモの主催者が協力し合って大きなデモを
よびかける模様! 詳細→http://toudenmaeaction.blogspot.com/2011/05/611100.html

<原子力発電情報9>

◎原発無しで電力供給の心配がないこと、原発が高コストであること等基本情報についてはまずこちらをご覧ください↓
http://blog.goo.ne.jp/hangenpatshu/c/2c2831eb20cbc1b391ee3534002fe530
反原発・脱原発運動情報についてはこちらをご確認ください
→ http://datugeninfo.web.fc2.com/

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(目次)
①汚染隠し:静岡・神奈川・埼玉・栃木が荒茶の放射能検査拒否
②広がる汚染と被曝
(1)東京、一部で土壌セシウム濃度が茨城を超える
(2)大阪でも放射能物質検出、NHKはセシウム通常の100倍でも「微量」と報道
(3)群馬・埼玉県境利根川のアユからセシウム検出
(4)茨城県から食品汚染等の報告
(5)4月中旬、NHKに一瞬映った 「WSPEEDI」 3月15日被ばく予測マップ~群馬や北埼玉もレッドゾーン~
(6)食品データ一覧
③被曝のリスク
(1)「子どもを襲う放射能の不安~学童疎開は必要か」
(2)稼動原発付近で高い小児ガンのリスク
(3)チェルノブイリ事故直後、8000キロ離れた日本の三重のお茶も汚染されていた
(4)5年で100ミリシーベルトの低線量限度の被ばくもガンリスクと国際調査で結論
(5)チェルノブイリ事故でも健康被害は20年以上に及ぶ
(6)米国水爆実験では直後にも四半世紀後にも放射能の影響~ビキニ島民は強制疎開
****************************************

①汚染隠し:静岡・神奈川・埼玉・栃木が荒茶の放射能検査拒否
http://www.j-cast.com/2011/05/20096088.html

②広がる汚染と被曝
(1)東京、一部で土壌セシウム濃度が茨城を超える
http://twitpic.com/4yw27s

(2)大阪でも放射能物質検出、NHKはセシウム通常の100倍でも「微量」と報道
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110519/t10015991181000.html

(3)群馬・埼玉県境利根川のアユからセシウム検出
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110519/dst11051918420017-n1.htm

(4)茨城県から食品汚染等の報告
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/e67385282ff2b9026715bcb2d4965d4f
要旨:「東海村臨界事故付近で近所の子供の同級生が白血病」
   「3/12 通常の10000倍の放射線値を記録」
   「冬でも生える青かびが生えない」
   「水田でトラクターが土を混ぜると放射線値が3倍に」
   「卵の殻を割ると急激に放射線値上昇」

(5)4月中旬、NHKに一瞬映った 「WSPEEDI」 3月15日被ばく予測マップ~群馬や北埼玉もレッドゾーン~
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/05/blog-post_16.html

(6)食品データ一覧
http://yasaikensa.cloudapp.net/

③被曝のリスク
(1)「子どもを襲う放射能の不安~学童疎開は必要か」
http://www.youtube.com/watch?v=NHI9_BaXLvQ

(2)稼動原発付近で高い小児ガンのリスク
http://www.alterna.co.jp/5549

(3)チェルノブイリ事故直後、8000キロ離れた日本の三重のお茶も汚染されていた
http://www.youtube.com/watch?v=-CeLnWq8rjs
http://www.youtube.com/watch?v=iBc0fDgScnI
http://www.youtube.com/watch?v=FSQMLt-E6T4
http://www.youtube.com/watch?v=KxeS4i02sv4

(4)5年で100ミリシーベルトの低線量限度の被ばくもガンリスクと国際調査で結論
http://www.47news.jp/CN/200506/CN2005063001003768.html

補足:NO DUヒロシマ・プロジェクトより送信のメール
「放射線被ばくは低線量でも発がんリスクがあり、 職業上の被ばく線量限度である5年間で100ミリ シーベルトの被ばくでも約1%の人が放射線に起因 するがんになるとの報告書を、米科学アカデミーが 世界の最新データを基に30日までにまとめた。
 報 告書は「被ばくには、これ以下なら安全」と言える量はないと指摘。国際がん研究機関などが日本を含 む15カ国の原発作業員を対象にした調査でも、線量限度以内の低線量被ばくで、がん死の危険が高ま ることが判明した。
 低線量被ばくの人体への影響をめぐっては「一定量までなら害はない」との主張や「ごく低線量の被ばくは免疫を強め、健康のためになる」との説も あった。報告書はこれらの説を否定、低線量でも発がんリスクはあると結論づけた。業務や病気の診断や治療で放射線を浴びる場合でも、被ばく量を低減する努力が求められそうだ。
 米科学アカデミーは、従来被ばくの発がんリスクの調査に用いられてきた広島、長崎の被爆データに加え、医療目的で放射線照射を受けた患者のデータなどを総合し、低線量被ばくのリスクを見積もった。それによると、100ミリシーベルトの被ばくで100人に1人の割合でがんを発症する危険が判明。この線量は、胸部エックス線検査なら1000回分に相当するという。また、100ミリシーベルト以下でもリスクはあると指摘。10ミリシーベルトの被ばくになる全身のエックス線CTを受けると、1000人に1人はがんになる、とした。
 また、国際がん研究機関などが約40万7000人の原発作業員らを長期追跡した調査では、100ミリシーベルトの被ばくにより、がん死の危険が約10%上昇するとの結果が出た。調査対象の平均累積被ばく線量だった約19ミリシーベルト程度でも、がんの死亡率がわずかに高まる可能性が示された。
 日本の商業原発では2002年度の1年間に作業員が浴びた線量の平均値は1.3ミリシーベルト、最も多く被ばくした作業員は19.7ミリシーベルトだった。」

(5)チェルノブイリ事故でも健康被害は20年以上に及ぶ
汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~
http://youtu.be/Fgx1mcUgHnA
http://youtu.be/8hXmoNuJHKs
http://youtu.be/Fgx1mcUgHnA
http://youtu.be/BiFTMaApEpw
http://youtu.be/ZK7T6BDiB1c
(要旨)
・広島で癌が本格的に増えたのは被曝して20年経ってから
・リクビタートル(原発の後始末をした人の意味で60万人が動員され十分な防護策も施されず、強い放射線を浴びながら働いた人々)の癌による死亡率は、事故後年々上昇し、2000年には、一般の人の3倍に達していた
・チェルノブイリ事故から20年後、原発から400キロ離れた地で、体調の異変を訴える人が急増、その数年前から中年女性の甲状腺癌が目立って増えて来た
・事故5年後、広島長崎の被爆者では殆ど見られなかった小児甲状腺癌が次々見つかる
・事故から10年後には、小児甲状腺癌は、事故前の100 倍に急増。IAEAも
被曝が原因だと認めた
・事故から20年。小児甲状腺癌は、殆ど見られなくなったが、大人の甲状腺癌が急増
・原発の北にあるベラルーシは、風向きの影響で国土のほぼ全域が汚染された
・チェルノブイリから130キロ、ベラルーシの南部ゴメリ州被爆者専門病院「放射線医学人間環境研究センター」でこの頃白血病の患者が増加
・低線量でも長い間被曝すると、白血病や癌を引き起こす可能性が在るという研究が相次いで発表
・国連の国際癌研究機関の論文「低線量被曝と癌のリスク」によれば長期にわたって低線量を被曝している世界15カ国60万人の原発労働者を調査したところ、癌や白血病で亡くなった人の内、1%から2%が、被曝が、原因だった可能性が在ることが明らかに
・広島では、被曝による遺伝的な影響は確認されていないが、ベラルーシでは低線量を被曝し続けている住民の子供に染色体異常が見つかる(この地は首都の10倍の確率)
・事故後、先天的病気を持つ子供の数は、およそ2倍に増えている
・子供の先天的な病気が親の生殖細胞の突然変異によって出来た割合は、汚染の殆ど無
い地域では68%。(110人中75人)これに対して、汚染地では、89%(27人中24人)に達した
・500万人を超える被爆者に何が起きているか、明らかにされるのは、これから

(6)米国水爆実験では直後にも四半世紀後にも放射能の影響~ビキニ島民は強制疎開
「ビキニ島民の再移住」(市川定夫『放射線は微量でもあぶない―ムラサキツユクサの証言―』より *1979年「日本消費者連盟発行)
―「安全宣言」のからくり―
1978年8月31日、米政府は、ビキニ環礁の島民を離島させ、キリ島へ強制疎開させました。10年前の1968年、同じ米政府が同島の「安全宣言」を出し、島民を帰島させたのに、です。 なぜこのようなことが起こったのでしょう。 その答えは、やはり、人工放射能特有の問題を軽視してきたからにほかなりません。
 1954年のビキニ環礁における米国の水爆実験は、大量の「死の灰」を広範囲にまき散らしました。 周辺の島々に住む人たちには、急性傷害や、ずっと後にはさまざまなガンなど晩発性障害が多発しました。 静岡県焼津の漁船「第五福竜丸」も周辺海上で「死の灰」をかぶって放射能で汚染され、久保山氏が死亡するなど、乗組員がさまざまな放射線障害を受けました。
 ビキニ島自体は、極度に放射能汚染され、「死の島」と化しました。 しかし、その十四年後には、前述の「安全宣言」が出されたのです。 そして、その「安全宣言」は間違いだったのです。 つまり「安全宣言」で帰島した島民たちの体内には、セシウム137などの放射能が蓄積しており、人体の放射能汚染が明らかとなったからです。 ビキニ島は、再び「死の島」となりました。
 1968年当時、米政府は、空間のガンマ線量(人体にとっては体外被ばく線量)だけを重視し、表土を入れ替えれば空間ガンマ線量も減るとして、「安全宣言」を出したのです。
―「体内被ばくの無視に起因」―
ところが「死の灰」、つまり人工放射能は、やがて植物や魚介類に蓄積し、これを摂取した人体にも蓄積しました。 そして体内被ばくを与え、
さまざまな傷害を起こさせたのでした。 つまり「安全宣言」の間違いは、人工放射能特有の人体への蓄積と、それによって起こる体内被ばくの重要性を忘れていたところにあり、ビキニ島民たちは、無法な核実験とその後の「安全宣言」の間違いという、二重の過誤の犠牲にされたのです。
 最近、私を含む研究グループの調査によっても、ビキニの土砂には、いまだに大量の放射能が残留しており、この土砂でムラサキツユクサを育てると、突然変異率が明らかに高くなることが確かめられています。 また、ココヤシなどの植物体からも、放射能がかなりの強さで検出されているのです。
 ―「核実験従軍兵士も同じこと」―
まったく同じ問題は、ビキニだけでなく、原爆が投下された広島、ナガサキはむろん、最近では、フランスの核実験が繰り返されたムルロア環礁でもみられます。 核実験の場となった他の多数の地点とその周辺でも、同様なことが起こっているはずです。
 人工放射能によろう体内被ばくの重要性の無視に起因するもうひとつの事例は、最近報道されて注目されている、核実験に従事した米軍兵士における晩発性障害の多発です。 核兵器開発のため繰り返された大気中核爆発実験の際に、多数の兵士が核戦争時のための訓練と称せられた作戦に従事し、核爆発直後の実験地で行動させられたのです。 これら兵士は、放射能汚染をうけないわけはなかったのですが、こうした作戦中に彼らの「安全」を守る目安は、計器で測られた空間線量だけでした。 つまり、この場合も、人体にとっては、対外被ばく線量だけが、ある程度考慮されただけで、体内被ばくの危険は忘れられていたのです。
 すでに述べたように、体内被ばくの軽視または無視が、今なお原子力施設の中(労働者被ばく)と外(周辺住民の被ばく)で続けられています。 人工放射能特有のこの問題を重視しなければ、人類全体が「実験動物」であり続けることになってしまいます。