牛と山羊を飼って、草を食べてもらう「モーモープロジェクト」一年後の今、すっかり元の木阿弥・・・
（田辺市下川上）
電柵の中も外も見分けがつきません・・・
（左の栗の木は、日陰を作るため・・）
地元の人は
「県へ、まだ続けたいと頼んだんやけど・・・
此処ばっかりというわけにはいかないと言われて・・・引っ張りだこみたいナ」
かえって肥料が利いて草がイキイキしているように見えます。
「近くの牛飼ってる人に頼んで、二匹放してもらったら、ストレスで病気になって・・・」
「えぇ！？ 広い所で育ててストレス？？？」
「放し飼いにする牛は、それように訓練してるみたいやナ
狭い牛舎に慣れてる牛は、だんだん痩せてきて・・・」
「肉牛ですか？ 乳牛ですか？」
「肉用・・」
「そりゃ痩せちゃったら大変！」
「それどころか、一頭とうとう死んでしまった」
「モーモープロジェクト」の後、すぐ畑にしたら良かったのに・・・
と言いかけて、現実の厳しさに気付きました。
周辺は過疎化が進んでほとんど空き家・・作り手がいません・・
道を挟んだ前の草むらも、以前は、杉の林の前まで田圃だったそうですが・・・
今は、イノシシや鹿の夜の隠れ家になって、
朝、人間が起き出す前に、たらふく朝食を食べていくらしい・・・
もたくさん出没するとか・・・たいへんだ！！モーモープロジェクトの詳細については、
紀伊民報の記事をご覧下さい。
