華灯り

決断のバケ猫

家庭教師会社の社員のお話は、
お断りをしました。
よく考えた末に。

私にとっては長時間勤務になり、
なかなかの負担であること。
それは努力とやる気、工夫でカバーしたとしても、
娘も体調が安定しない中で
私に一緒にいてほしがっていること。
娘が小さい頃、私が入院ばっかりで
心配をかけてきて、寂しがっていたから。

今、担当している生徒さん達が
春からも引き続き家庭教師を希望しているので、引き受けたいけど体力的にきついこと。
会社は副業可能だけど、他の会社から
紹介されている生徒さんは、競合会社の
社員だと再契約したがらない場合がある。
(会社による)

それと、多嘉良ね。
お父さんの会社も、その前の会社も
私の介護をするために退職しているのに
元気になってきたからといって、私だけ
二人で過ごす時間を簡単に犠牲にして、
好きなことをやるってのは…。

多嘉良は夜更かし男なので、朝方まで
起きている割に
娘のために早起きをする。
最近、私も勉強のために夜中じゅう起きて
いたりするけど、
講師業がほとんど午後からなのを良いことに、朝はグウグウ寝ている。

でも、社員になったら早寝早起き
しないと。
塾系、家庭教師系の会社は残業が多い。

多嘉良も仕事はあるので、すれ違い確定。
私は運転が出来ない上、免疫の問題があり
体力もない。
多嘉良が送迎することになり、
それも負担をかける。

やるとしたら、かなりの無理をしつつ
我を通すことに。
家族の心の安らぎは、なくしたくない。

それと、児童福祉施設のボランティアね。
疲れて行けなくなるのは嫌だ。
最も私が癒したいと思っているのは、
大人に傷つけられた子供達だから。

魔術の仕事も、もちろん大切。
全部を成せるか。
といったら、今の私には不可能。
倒れるスレスレまで頑張れば出来るかも。

そして寿命が縮み、娘と多嘉良が泣くのだよな…
と、思ったら
やっぱり出来ないね。

多嘉良が昨晩、私に強力な魔術を
掛けた。
内容は書けないけど。
要約すると、私が多嘉良のペットのように
なる魔術だ。

それで、色々あって私は今、
えーっと、やっぱり書かないでおこう。
何があったかは聞かないでくれ。
あ、別に大したことではない。
安心してね。すまん、言いかけて。


これは、新しい塗り絵ブック。

ガラスペンとインクで塗りたくなったの。


それと、合気道に興味が湧いて。
合気道の教室というか道場に
通いたいけど、怪我するからと
多嘉良は大反対。
体調的にも、まだ無理か。
それにしても多嘉良は、
私がしたいことに
ことごとく反対をする。







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