華灯り

新しい人々

多嘉良の会社に、
社員さんが入ることになった。

今まで、多嘉良が1人で
何もかもしていたのだけど
忙しくなったみたい。

高校の時の後輩で、
税理士と司法書士の資格を
両方とも持っている人(男性)だそう。

今までは、その人のお父さんが
税理士事務所を持っていたので
お父さんと二人三脚だったのだけど、
お父さんが亡くなられたそうな。

税理士と司法書士なんて
片方だけでも持っていたら
凄いんだから、何とか生きて行けそうな
感じだけど…
お父さんの代からの顧客もいるだろうし。

なかなか思うように
経営して行けないらしい。
いくら取るのが難しい資格とはいえ
事務所って、いっぱいあるもんね。

多嘉良に人生預けて良いのか、
後輩君よ。
妻子もいるのに。

夫が会社をやっているって
こういうことなんだね。
社員の人生も、その人の家族の
心配もしてしまう。

もう1人、エストニアに作る会社は
一応、輸入をする会社なので
多嘉良のお父さんの会社にいた
貿易事務の女性を
多嘉良がスカウトして、
手伝って貰うことになった。

お父さんの会社は
介護を理由として退職されていて、
介護が終わったそうで
(その人のお母さんが亡くなられた)
また仕事に復帰出来るかな…という
相談を多嘉良の元部下の男性づてに
聞いて、多嘉良がヘッドハンティング。

台湾人で、英語と中国語が出来て
旦那さんがイギリス人。
グローバルな人。

私が直接、会うことは
少なそう。
でもしっかり、ご挨拶をせねば。

何しろ、後輩男性も
台湾の女性も多嘉良を
かなり崇拝してしまっているようで…

その妻がコレって…アレ?
って思われたら大変じゃないか!

私、本当に多嘉良に並ぶと
娘その②みたいに思われる。
娘が大人っぽいので。
私はチンチクリンなので。

多嘉良には、前妻(なっちゃん)の
娘ちゃんもいるので
周囲の人々からは
もはや私が娘③くらいに思われてる。

姪のキャシーも、
姉が腎臓病でいよいよ透析になったら
我が家の養女にしようと
話がまとまっているので、
そうしたら見た感じ、私が娘④…?

多嘉良は、どんどん恰幅の良い
オジサンになっている。
お爺さんになったら、
髭を生やして欲しい。
魔法使いみたいに。




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