先週末、うちのもうすぐ米寿になるばあちゃんが入院しました。
なんでも、胆汁が体の外に上手く排出できない状態になってしまっているのだとか。
そういえば、一昨年も胆石で2週間ほど入院していたのです。
それでもまぁ、ばあちゃんが病気したのはそれくらいで。
今度も長びく事にはならないだろうと思っていました。
さほど重くは無い症状だと思ってお見舞いに行ったのです。
病室で見たばあちゃんは何やら色んなチューブを繋がれて、眉間に皺を寄せて眠っておりました。
入院したばかりの人にはよくある事、夜ほどんど眠れない状態だったそうで、その日のばあちゃんはただひたすら眠っておりました。
呼んでも起きないし、顔は苦しそうだし。
そんな姿を見てたら、なんだか切なくなっちまったのです。
帰りの車の中で、母に聞かされた事には、ばあちゃんは肝臓ガンなのだそうです。
しかもお医者が言うには余命は半年なのだと。
お年寄りだからガンの進行は遅いけれど、ガンのせいで胆汁が上手く体内に巡らない。体力がないから、ガンを摘出する手術は出来ないけれど、内視鏡手術で胆汁に栓をしている部分を取り除けば、普段の生活は出来るようになる。とも、お医者は説明してくれたそうです。
ショックを受けはしたものの、さすがに米寿だし、余命が短いのは仕方がない。
手術をすれば普段の生活に戻れるのだから、まぁ良かったじゃないかと思う事にしたのです。
次に会った時には身体も起こしており、会話も普段どおりで少し安心したりして。
そんで、つい先日迎えた手術の日。
内視鏡の手術だから、普通の手術よりもずっと負担は軽いはず。
成功するものとばかり思っていたのですが、結果は失敗でした。
内視鏡を飲み込めず、手術に取り掛かる事ができません。
しかも、咳き込んだ拍子にタンが肺に入り肺炎を起こしてしまい、一時危険な状態に。手術を行う道は断念せざるを得なくなりました。
お医者が言った余命半年は、手術をする前提での半年。
今の状態では、いつまでもつかは言えないのだそうです。
今度こそ、えらいショックでした。
なんといいますか。今になって可愛い孫じゃなかった事が申し訳無く思い出されるばかりなのです。
祖母は高齢で母を産んだので、私が生まれた時には物凄くおばあちゃんになっておりました。子供の頃は、よその家のおばあちゃんよりも、えらい年食っているばあちゃんがイヤで仕方なかったのです。「ばあちゃん嫌い!」と言った事もある。
成長してからは、それが申し訳なくて妙にギクシャクしたりして。
そんなイヤな感じの孫だったのにねぇ。
ばあちゃん、私が小学生の頃に出した手紙を大事に持っててくれたんです。
入院する2ヶ月位前に会った時に、急に渡してくれたんです。
その時は単に嬉しかったんですが、今はその手紙を見るとやたら切なくって。
今更、いい孫になることも出来ないし、相変わらずどう接していいのかも判らないのです。
でも、できる事はお見舞いに行く事くらいなんだし。
「給食に出た納豆のてんぷらが不味かった。」なんて、しょうもない手紙を20年も取って置いてくれたばあちゃんの心に報いる為にもと、出来る限りは病室に足を運ぼうとは思うのですが。
どうにも、気持ちの整理がつかないこの頃です。
どうしていいものか。オロオロするばかり。
今年はそんなんばっかり。
なんでも、胆汁が体の外に上手く排出できない状態になってしまっているのだとか。
そういえば、一昨年も胆石で2週間ほど入院していたのです。
それでもまぁ、ばあちゃんが病気したのはそれくらいで。
今度も長びく事にはならないだろうと思っていました。
さほど重くは無い症状だと思ってお見舞いに行ったのです。
病室で見たばあちゃんは何やら色んなチューブを繋がれて、眉間に皺を寄せて眠っておりました。
入院したばかりの人にはよくある事、夜ほどんど眠れない状態だったそうで、その日のばあちゃんはただひたすら眠っておりました。
呼んでも起きないし、顔は苦しそうだし。
そんな姿を見てたら、なんだか切なくなっちまったのです。
帰りの車の中で、母に聞かされた事には、ばあちゃんは肝臓ガンなのだそうです。
しかもお医者が言うには余命は半年なのだと。
お年寄りだからガンの進行は遅いけれど、ガンのせいで胆汁が上手く体内に巡らない。体力がないから、ガンを摘出する手術は出来ないけれど、内視鏡手術で胆汁に栓をしている部分を取り除けば、普段の生活は出来るようになる。とも、お医者は説明してくれたそうです。
ショックを受けはしたものの、さすがに米寿だし、余命が短いのは仕方がない。
手術をすれば普段の生活に戻れるのだから、まぁ良かったじゃないかと思う事にしたのです。
次に会った時には身体も起こしており、会話も普段どおりで少し安心したりして。
そんで、つい先日迎えた手術の日。
内視鏡の手術だから、普通の手術よりもずっと負担は軽いはず。
成功するものとばかり思っていたのですが、結果は失敗でした。
内視鏡を飲み込めず、手術に取り掛かる事ができません。
しかも、咳き込んだ拍子にタンが肺に入り肺炎を起こしてしまい、一時危険な状態に。手術を行う道は断念せざるを得なくなりました。
お医者が言った余命半年は、手術をする前提での半年。
今の状態では、いつまでもつかは言えないのだそうです。
今度こそ、えらいショックでした。
なんといいますか。今になって可愛い孫じゃなかった事が申し訳無く思い出されるばかりなのです。
祖母は高齢で母を産んだので、私が生まれた時には物凄くおばあちゃんになっておりました。子供の頃は、よその家のおばあちゃんよりも、えらい年食っているばあちゃんがイヤで仕方なかったのです。「ばあちゃん嫌い!」と言った事もある。
成長してからは、それが申し訳なくて妙にギクシャクしたりして。
そんなイヤな感じの孫だったのにねぇ。
ばあちゃん、私が小学生の頃に出した手紙を大事に持っててくれたんです。
入院する2ヶ月位前に会った時に、急に渡してくれたんです。
その時は単に嬉しかったんですが、今はその手紙を見るとやたら切なくって。
今更、いい孫になることも出来ないし、相変わらずどう接していいのかも判らないのです。
でも、できる事はお見舞いに行く事くらいなんだし。
「給食に出た納豆のてんぷらが不味かった。」なんて、しょうもない手紙を20年も取って置いてくれたばあちゃんの心に報いる為にもと、出来る限りは病室に足を運ぼうとは思うのですが。
どうにも、気持ちの整理がつかないこの頃です。
どうしていいものか。オロオロするばかり。
今年はそんなんばっかり。
この記事を読んで、もう涙が止まってくれないのです。
私にも祖父母がいます。
今は元気だけど、いつかこういう事態が起こるのではないかと心配なのです。
離れて暮らしているので尚更・・
それなのに、一人暮らしの私の方を心配してくれて。
何も返すことができないのに、申し訳ない気持ちになってしまうのです。
人間というのは本当に無力ですよね。
だけど、お見舞いに行ってあげることが、おばあ様にとって最高の喜びなんだと思います。
初めての書き込み、涙ながらに失礼いたしました。
心中お察しいたします。花村崎さんの気持ちはおばあちゃんに伝わっていると思います。こんなに自分を思ってくれる孫がいてとてもうれしいのではないかと思います。
私も決して孝行な孫ではなかったので、今の花村崎さんの切ない気もち、少しですが分かります。
私は小学校卒業するまではおばあちゃんの隣に住んでいて、ほんとにおばあちゃん子だったんです。ですが、中学校に上がるときに引越して、部活やら塾やらで忙しく、なかなか会えない時間が続きました。
次に会ったとき、おばあちゃんは痴呆症で私の顔を覚えていませんでした。名前を言っても「○○(私の名前)は今学校に行っていますよ。」と言われました。
本当に自分に腹が立ちました。そして、もう取り戻すことができないんだと後悔しました。祖母も亡くなり、
花村崎さんはおばあちゃんのためにできることが何かをきちんと考えていらっしゃるので、差し出がましいのですが、おばあちゃんに元気な顔を見せてあげてください。入院している人にとって、訪ねてくれる人がいるっていうことが支えになると思います。それが、大切な人ならなおさら。
おばあちゃんが少しでも回復されること、幸せな時間を過ごされることを切に祈っています。花村崎さんも、くれぐれも体に気をつけてくださいね。
という部分、消したつもりでしたが、残ってしまいました。
本当に本当にすみません。花村崎さんが心配で心を痛めているときに、こんなコメントをしてしまい、申し訳ありません。
励ますつもりがかえって傷つけることになってしまいました。謝ってすむことではありませんが、許してもらえないでしょうか・・・。
tomさんのおばあさまも、長らく入院されているのですね…。私、こういう事が始めてなのでどう対処して良いものかと、戸惑ってしまいました。
友達には面と向かってこういう時の気持ちを聞き難いし…。tomさんのコメントを読んで、私と同じ気持ちなんだなぁと少しホっとしたりして。
無理に気持ちを整理することはない、とおっしゃって頂けて楽になりましたヨ。ありがとうございます。
>梨雪様 はじめまして!コメントありがとうございます。
離れていても心配してくれている梨雪さんの気持ちは、きっとおじいさま・おばあさまに伝わっていますよ!
私は不孝者ゆえに今度の入院で初めて、ばあちゃんの事を心配しました。今になって、元気な時にしとけばよかったなぁ、なんて事がたくさん思い出されたり。何より、もっと話をすればよかったなぁと痛感しています。
お正月、帰省された時には、お土産話をたくさんしてあげて下さい!孫の元気な顔、ってのは何より嬉しいプレゼントになりますよ!
私も、出来る限りお見舞いに行きます!
今までの分も孝行せねば!
>蛍子様 許すも何も、その心遣いに感激してます。こちこそ、気を遣わせてしまってすみません!!傷つくどころか、物凄く励みになりましたよ!どうか気になさらず。
蛍子さんの体験、私よりもずっと辛く、ショックだったでしょうね…。どうにも出来ない事だと割り切っても、なお腹が立つ。まさに今、同じ気持ちです。自分が「ホントに出来る事」の範囲を考えると、さらに申し訳なくて。
あれこれ考えてみても、お見舞い位しか出来ないのではありますが、それが一番と言って下さると気が休まります。
モヤモヤを振り切って、お見舞いに行く事が出来ます!
ご心配お掛けしてすみません!
私がモヤモヤしてても仕方ないですものね!
元気だして行きます!
花村崎さんにとってもそのほうがいいと思います。
12月でどんどん寒くなってきました。
精神が疲れている時は身体も弱ってしまいます。
今年の風邪は胃腸にくるようなので、どうか御身体を壊さないよう気をつけてください。
書くことで、気持ちも落ち着きました。気を遣わせてしまってすみません。
今までの後悔は取り返せないけど、今からの後悔は減らして行きたいなぁと思います。せめて決意くらいは立派にしないと!
そういえば、先日も打ち合わせ中にお腹がゴロゴロいってる人がいましたわ…。私、腹こわしやすいから気をつけないと!!
氷さんもお仕事柄、風邪菌にさらされ易い事かと。
空気も乾燥してますし、お互い気をつけましょうね!
お祖母様のご病気、本当にお気の毒です。普段当たり前の様に思っていたのが、いざとなると人ひとり分のエネルギーはなんて大きいんだろうと、心底思います。身内を看護する事も亡くす事も介護する事も経験しております。何のお役にも立てないとは思いますが、話されて気が晴れる事もあると思いますので、お話下さい。
私も少しだけ似たような経験をしたことがあります。やっぱり会えるうちに気が済むまで会っておいた方がいいですよ。私はたった1日だけ見舞いをサボったのですけど、いまだに後悔してますもん。
でも、見舞いの極意は「見舞う人間が元気でいること」なので、ちょっとでもツラかったら(体調だけじゃなくて気持ちのほうも)ムリせず、もて王でも読んでのんびりしてくださいね。
それにしても、納豆のてんぷら・・・ありえない・・・
うちのじいちゃんも・・・
すごい元気で、雪が降れば家から見える範囲の雪かきをすべてやってしまい、畑仕事も大好きで、孫がイチゴの取り合いで喧嘩をすれば何10キロもバイクを走らせてイチゴを持ってきてくれた。
そんなパワフルなじいちゃんが今では寝たきり・・・
そんなじいちゃんに今の自分は何をしてあげられるんだろう。
難しいですよね