はなむらさき不定期便

もうちょっとだけ

つづくんじゃよ。

探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.44

2006年02月02日 00時43分33秒 | 弥子ちゃんの大好物
今週の好物は『いちごミルク味ソーセージ』!!

私、こいつ知ってます。
夏頃、イトーヨーカ堂で見かけたんです。
いちごミルク味の魚肉ソーセージ…バッカじゃネェの!?ハハーン!!

と、その時は一笑の元に斬り捨てたのです。
ついでに、同時に見つけた「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」とかいう、フザケた豆腐もバカにしました。
考えたヤツぁ、アホに違いない、と。

よもや、食わねばならん日が来るとは…!
これが無ければ、多分生涯触れ合う事のない食品だったと思われます。
貴重な体験をありがとよっ!ジャンプ!

さて、この世にも奇妙な味付けのソーセージ。意外にも広く市販されております。
冷凍食品メーカーとして有名なニッスイさんから発売中→(いちごミルクソーセージ)なのです。

丸善ホモソーセージとか、マジレンジャーソーセージとかの花形商品の陰にこっそりと置かれているはずです。
こっそりしてても、異様に可愛らしいパッケージが嫌でも目立つワケですが。
5本入りで198円位が相場ですかね。

いざ食した感想はと言いますと…まぁ、イチゴっちゃ、イチゴ。
イチゴ味だと思って食べれば、それっぽい味が致します。
しかし、ベースの魚肉ソーセージ風味も勿論健在。魚っぽい匂いと味は結構残っております。
甘い魚肉ソーセージ…って感じ。

私はこれ、ダメでした。ホモのが好き。(問題発言ぽい言葉。)

3月にリニューアルして、よりいちごミルクらしくなるそうです。
果汁1.5倍ですって。とりあえず、3月になったらもう一度食ってみようかな…。

あ、あと「豆腐屋ジョニー」はバカにしてたら、すんげぇ美味かったっす!
オフィシャルHPのハジけたバカっぷりが大好きです。「着うた」は必聴!
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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.43

2006年01月28日 22時39分11秒 | 弥子ちゃんの大好物
めでたく巻頭カラーを飾った今週の弥子ちゃんの好物は…ケイジでございます。

ジャンプでケイジと言えばもう「花の慶次」しかおりますまい。
信長~家康へ。天下騒乱の時を誰におもねる事も無く、己にまっすぐに生きた「かぶきもの」の生き様を、巨匠・原哲夫が描いた名作です。

黒王号と見まごうばかりの巨馬「松風」が登場したり、武将の体格が足軽の2倍はあったりする、というような実に原先生らしいデフォルメ故に、架空の人物の物語かと思いきや。
後に「前田慶次郎」が実在した事を知り驚いたものです。

さらに後、よもや及川光博が慶次郎を演じる事になろうとは夢にも思わず。
あれはシックリこなかったなぁ。

いい加減、苦しくなってきたのでこの辺で白状致します。
本当の好物は「鮭児」と書いて「ケイジ」と読む、幻の鮭です。

詳しくは、こちらをどうぞ。

ご存知の通り、鮭は川で生まれ、海で大人になります。
そして、産卵の為に生まれた川に戻り、死んで行く。それが鮭の一生なのです。
中にはうっかり漁師さんに捕獲されて、私達のお腹を満たして死んで行く運命の個体もおります。
そんなうっかり者の中、ごくまれに大人になりきれていない若い鮭が捕獲される事があります。うっかり中のうっかり野郎どもです。

が、このうっかり鮭がことのほか美味いらしいのです。未成熟であるが故に、産卵に向けて余計な体力を使っていないのか、全身が大トロ状態。
元気寿司のとろけるサーモンどころの騒ぎじゃないトロっぷりなんですって。

でも1万匹に1匹獲れるかどうかの希少魚なのです。
故にお値段は少々貼ります。一尾2万が最低ラインですもの。

とてもお買い上げ出来ません。
そんなこんなで苦し紛れに似てない慶次をこしらえてみた次第です。

とりあえず甘塩鮭入れといたんで、勘弁してくださぇ。
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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.42

2006年01月09日 18時22分01秒 | 弥子ちゃんの大好物
今週の好物は「ホットプリン」。

読んで字の如く温かいプリンであると思われます。
写真のプリンも、現物は湯気のホコホコと立ち上るホットな奴でございましたが、見事なまでに普通のプリンになっております。無念。

冷たいデザートの定番・プリンでありますが、その正体は卵と砂糖、牛乳を蒸して固めた茶碗蒸の親戚なのです。
オーブンから出したばかりの、出来たてプリンはアツアツ。
冷まさずそのまま頂けば、まさにホットなプリンと呼べるのではないかと思います。

久々にプリンを作ってみましたが、コイツってば結構簡単。
せっかくなので、作り方をちょこっとご紹介させてもらいます。


*材料*


<カラメルソース>・水:50cc ・砂糖:40g
<プリン>・卵:3個(全卵使用) ・牛乳:300cc ・砂糖:60g ・バニラエッセンス:少々

それに、・万能こし器 ・プリン型 ・熱湯 を準備しておきます。熱湯は色々と使うので、事前に準備。

ちょっとリッチにしたい時は、バニラエッセンスをバニラビーンズにすると良いらしいです。高いから使った事はありませんが。
お好みで、ブランデーを加えると大人の味になります。


*作り方*

①カラメルソースを作る


小さい鍋に水と砂糖を入れ、中火でじっくり煮詰めます。
煮詰まるまで時間が掛かりますが、あせらず時間を掛けて。全体がドロっとして来ると、あっという間にコゲます。
火を止めても予熱で火が通るので、キツネ色なる程度火から降ろしてOKです。
そのままだとちょっと硬いので、熱湯でのばしてトロトロにします。



水で濡らしたプリン型にカラメルソースを敷きます。
これで準備完了。上記の材料でプリン型約5個分です。

②プリン生地を作る。


・鍋に牛乳と砂糖を入れ、中火で砂糖を煮溶かします。温めすぎると卵を固めてしまうので人肌より少し熱い位に。(熱ければ冷まます。)
バニラビーンズを使う場合は、ここで一緒に煮ます。

・泡立てないように割りほぐした卵に牛乳を注ぎ、混ぜる。



・こし器でこす。でっかいのが無ければ、茶こしで。時間は多少掛かりますが。
・こしたら、バニラエッセンス(お好みでブランデー)で風味を付けて生地完成。

ここらでオーブンを150℃に予熱しておきます。

③焼く


①で準備しておいた型に、オタマで生地を注ぎます。
全部注いで天板に配置したら、天板の八分目まで熱湯を注ぎ、150℃のオーブンで50分焼く。

天板にお湯を入れることで、蒸し焼きにします。

焼き上がり、楊枝で刺して液体が着いてこなければOK。

ホットプリンで食べる時は、ココット型なんかに入れて作ると良いと思います。そしてすくって食べる。
アツアツだと、型からはずす時にヤケド危険!

型からはずすのが結構大変です。楊枝で型とプリンの間をクルと一周して空気を入れ、ちょっと斜めに持ちながら、隅っこに隙間を作って底にも空気を入れる。
この型から外す作業をするとき、プッチンプリンの偉大さを思い知るのです。

温かいプリン。それはまぁ、ホントに温かいプリンだなという感想なワケで。
プリンというか、食感と雰囲気は「甘い茶碗蒸」と呼んだ方が相応しい気もします。
でも、寒い冬にはこんな食べ方もアリかな?
カラメルソースはちょっと苦い位の方が、ホットプリンには合いそうです。



さて、ここからは無駄に長い余談。

以前、北海道を旅行した際「ホットチョコプリン」なるものにお目に掛かった事があります。
「マルセイバターサンド」やチョコレート等のおみやげスイーツで有名な「六花亭」での事。
とかく、お土産物が有名な同店ではありますが、ケーキやプリンなどごく普通の洋菓子も取り扱っております。
店舗によっては、ちょっとしたカフェスペースを設けている所も。
そんなお店で見た「ホットチョコプリン 120円」というお品書き。値段の安さもさることながら、プリンなのに温かいという点がなんともソソられます。
早速注文すると、「少々お時間を頂きますがよろしいですか?」という店員さんの返事。一体どんなモノが出てくるのか?もしかして、プリンをオーブンで焼くのか?

初めて口にする温かいプリン。期待を胸に待つことおよそ1分。
どこからともなく「チーン!」という耳慣れた音が。
どうやら、ホットプリンとはレンジでチンするChin-Chinプリンを指すようです。

そしてほどなく運ばれて来たホコホコのチョコプリン。
もうなんというか。「チーン!」という、小気味良いあの音が聞こえてしまった時点で、私の負けだったような気もします。勝手にがっくり。
「少々」のわりにはヤケドするほどホットだった。今となってはそれしか覚えておりません。

そんなこんなで、要するに「ホットプリン」なんてレンジでチンすりゃいいんでしょ?
そう思っていたのです。

そう思って、プッチンプリンをレンジでチン!してみたら…。



デロデロに。

ゼラチンで固めた系のプリンには、この技は通用しないみたいです。
仕方がないから、焼きプリンを作ったのでした。

皆さん、市販されている物でホットプリンを楽しむ際には「焼きプリン」である事を確認の上、レンジに入れてください!
液状化したプリンは皿から溢れます!危険!!

以上、無駄な余談終了。
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探偵 桂木弥子のグルメファイル Vol.41

2005年12月31日 12時49分38秒 | 弥子ちゃんの大好物
今度の好物は「空弁」

その名の通り、飛行機の中で食べる為に誕生した弁当です。

狭い機内でも臭いがでないように工夫されていたり、短い時間で食べ切れるよう、小さなサイズなのが特徴です。

これは羽田限定、羽田弁当。
穴子が美味い!

けどコレ、雲の上で食べたら格別なんだろねぇ。
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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.40

2005年12月29日 23時51分05秒 | 弥子ちゃんの大好物
ヤギのミルクは、まだまだ入手にてこずりそうですので、一つ飛ばして次の好物へ。

40個目の好物は「肝油」です。

「肝油」といえば、やっぱり「カワイ肝油ドロップ」
もう何十年この顔なんだろ?という位おなじみなパッケージ。
小学校等、教育機関で使われているのは、だいだいこの肝油です。

それは私がまだ、いたいけな幼稚園児だった頃の事。
毎日、3時に牛乳と一緒に配られる肝油は何よりも貴重なおやつでした。
噛むとジャリジャリと砕けて、やたらと歯にくっつくあの食感。
砂糖の甘味とは少し違う、やさしい甘味。
これがまた牛乳とマッチするのです。
歯にくっついた肝油を、牛乳で溶かしながら甘味を楽しんだりして。


だがしかし。
「栄養がありすぎるから、たくさん食べると鼻血を出すぞ!」
という脅し文句の許に、肝油は一日一個まで!と厳しく定められていたのでございます。

だがしかししかし。
いたいけな園児達は、おいしい肝油を食べたい一心で給食室に忍び込み、毎日肝油を盗んで食べておりました。

園児時代の思い出といえば、とにかく叱られた記憶しかないのですが、今になってみると叱られるような事しかしないガキだったみたいです。
先生、ゴメン。


そんなこんなで、肝油ってのは幼稚園でしか手に入れる事が出来ない物だと思っていたので、薬局で普通に買えると知った時は衝撃を受けたものです。
お値段は300粒入りで1500円位。子供のお小遣いで買うにはちと高いので、親におねだりして買ってもらっておりました。年に1回位しか買ってもらえなかったけど。

大人になった今、好きなだけ肝油を買う程度の経済力は手に入れました。
でも、大人になってもやっぱり鼻血は怖いので、一日3個が限界ですね。
幼少期のすりこみは強いっす。
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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.38

2005年12月06日 22時28分48秒 | 弥子ちゃんの大好物
今週の好物は「ジャンプラーメン」。


ジャンプラーメン。それは来るべき『ジャンプフェスタ2006』に向け、44号より地道にスタートした企画です。
会場を訪れた熱きジャンプ野郎どもの胃袋に、ジャンプオリジナルのラーメンをお見舞いしたろうという壮大なプロジェクトなのです。

その割に、企画ページは毎度巻末周辺であり、ものすごく地味ぃな感じに進行していた気もします。知らない読者も多いことかと。
物凄くどうでもいい事ですが、イメージキャラクターを務める「ラーメン番長」なる者の名が「井沢メンすけ」であることから、この企画にも井沢の野郎が一枚噛んでいると思われます。
あいつ、じゃんぷるが終わったあとも、ちゃっかりWJに居場所を確保してやがりましたよ。

そんなことは本当にどうでもいいので置いといて。
読者からのアイデア募集なども行い、さぞかし個性的なラーメンに仕上がる事かと思われたジャンプラーメン。
せめて、ジャンプのシンボルマーク模様のナルトくらいは入ってるよね!?と、ほのかに期待をしておりましたが…。
フタをあけてみれば、出来上がったのはとんこつ醤油ベースのごく普通のラーメン。
そこに、読者に人気の具材を載せるだけ!というジャンプオリジナルもクソもねぇラーメン。
強いて「ジャンプらしさ」を挙げるとすれば、アンケート重視というその姿勢のみ!?

そんな不安を抱えつつも、一つだけのこった希望の光、それが第9回に登場した謎の肉団子でございます。
そして第10回を迎えた今週、ついに謎のベールを脱いだ肉団子。
その正体は、なんと中にカレー粉が詰まった肉団子!!
このスペシャルアイテムにより、肉団子を箸で崩せば中からスパイスが溢れだし、瞬く間にスープにインディアの風を送り込むという奇跡のようなラーメンが完成致しました。

改めて言いたい。「ジャンプらしさ」ってなんなのさと。


まぁ、あれですな。
読者の好きなもの「ラーメン」と「カレー」の融合したスーパーメニュー。『融合』ってキーワードが遊戯王っぽいと言えない事も無い。


そんな疑問はさておき、カレー粉入り肉団子とは中々美味しそうではありませんか。
食べてみたいけど、ジャンプフェスタまでには、まだ2週間近くもあるのです。それならいっそ、どんなもんか作ってみるしかありませんな!

早速チャレンジしてみました!


*材料*


・とんこつ醤油ラーメン ・煮卵 ・チャーシュー(私の好みにより、角煮に変更) ・ほうれんそう
・のり ・にんにくチップ 
・挽き肉 ・カレー粉等のスパイス

個人的にラーメンにはナルトとメンマが欠かせないので、勝手に追加しました。

*肉団子を作る*


ナツメグと塩コショウを軽く振った挽き肉を練り、中にカレー粉をつめて丸めます。
カレー粉には、ガラムマサラと山椒を適当に加えてみました。どれもこれも100円以下で揃います。


少量のカレー粉を混ぜた片栗粉をまぶし、じっくりと揚げる。
結構でかいので、中までじっくりと火を通したい。


*盛り付け*
肉団子が揚がったら、いざ盛り付け。



まずは読者に人気の具材を揃え…。



肉団子を載せて完成です。
肉団子の存在感がマヌケでグッドです。


そして食す。
ラーメン部分は、ごく普通のとんこつ醤油ラーメンなので、これといった感想もなく。
具が豪華なのは非常に嬉しく。



そして、肉団子をお箸で割る。
中から溢れ出すスパイス…に期待をしましたが、意外にもしっかりと肉汁が染みていたカレー粉さんは、しっかりと凝縮されており中々溶け出してくれませんでした。

仕方がないので、箸でかき混ぜつつ食べる。

これが中々イケる!!
カレーとにんにくの香りが食欲をそそるのです。香りのわりに、カレー味は主張しすぎる事もなく。見事にとんこつとマッチしておりました。
ただ、肉団子はツナギを全く使用しなかった為か、硬い食感となってしまった事が残念無念また来週って感じです。
本物はもっとジューシィに、ほろほろと崩れるのでしょうか…?

でも、このどこに「ジャンプ」を感じればいいの!?
などと余計な事を考えていたら完食しておりました。

うん!これは美味でございます!伊達に10週もかけて宣伝してないね!
本物にも大いに期待が出来ますヨ!



見事完食。ごちそうさまでした。
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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.37

2005年11月30日 22時21分43秒 | 弥子ちゃんの大好物

今週の好物は「トマトのおでん」

私の嫌いな食べ物ベスト3

第3位 : 粕漬け全般

第2位 : 生臭いもの

第1位 : 生トマト


と、いうことで嫌いな食べ物登場です。
トマトスープダイエットからこっち、主食がトマトスープ状態ではありますが、生だけはどうにも食べられません。種のまわりのゲル状の物体が大嫌いなのです。

そんな一抹の不安を抱えながらもトライしてみたトマトおでん。
じっくり煮込んだら、トマトが煮とろけました。
仕方がないから、トマト煮とろけ汁で、新しいトマトをちょっとだけ煮込みました。

生じゃないから大丈夫だと暗示をかけて。いざ食す。

なんかしらんが、やけに甘くてフルーティ。
だけど、ゲル状部分は健在でした。ともすれば、旨みともとれる甘味と、青臭さが口いっぱいに広がります。
嫌いな人にはもう辛抱ならん食い物です。トマト嫌い克服できず!!
トマトジュースは飲めるようになったのにねぇ。

ついでに、トマト風味のおでん汁で色々煮込んでみました。
ちょっと酸味の利いたスープに最もマッチした具。それはナルトでございます。
なんとなく、おしゃれな味になりましたよ。イタリアンナルト?

ちなみに、通は半分は普通に食べ、残りの半分はグシャグシャにしてスープと混ぜ混ぜして飲むんだそうです。



こんな感じ。煮すぎたトマトはすでに原型を留めておりませなんだ。

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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.36

2005年11月27日 16時48分30秒 | 弥子ちゃんの大好物
今週の弥子ちゃんの好物は「フカヒレ姿煮ごはんまぜ」であります。


セレブ!!セレブ!!セレブ!!な好物です。
26年生きている私ですら口にした事がない、50年生きているうちの母ですら未経験の食物を、16歳の女子高生が好物だとおっしゃる。
激しくジェラシー。

フカヒレの姿煮といえば、北京ダックと並び賞される中華の頂点。
中華料理屋さんで食べれば安くても5千円はする。ちくしょう、こんな高けぇモン指名しやがって。
さすがに1万はキツイものがあるので、なんとか自力で調理する道を模索することに。

噂によると、フカヒレ姿煮のレトルトパックがあるらしい。
この一週間、会社帰りにデパート、スーパーに立ち寄り探しまくりました。
そして今日、ちょこっとセレブをウリにしたスーパーでついに巡り逢いましたよ!!




これが噂の家庭用フカヒレだ!!



お値段なんと1,890円也!!!

うわ高っけぇ~!!!フカヒレスープの素が10個買える値段じゃん!!
でもやるしかない。コレを逃せば一生食べないかもしれない。

しばしの逡巡の後、意を決した私はレジへと向かいました。
意気揚揚と、フカヒレを掲げて。頭の中にはロッキーファンファーレが大音量で響いています。
レジのお姉さんの、ちょっとビックリした顔が心地良いのです。
フカヒレを手にし、何かを成し遂げようとしてる!という感慨を胸にいざ、キッチンへ。


作り方は非常に簡単です。
フカヒレとスープを鍋に入れ、弱火で煮る。お好みでチンゲン菜、モヤシ等を加えても可。

そして、完成!!
これが初めて目にする「フカヒレの姿煮」だ!!



感無量であります。ここで気分は最高潮に。
ついでにロッキーファンファーレも最高潮に。もう「エイドリアーン!!」と叫びたいくらい。

フカヒレ様のお姿をしばし観賞。永遠に心に刻み込んだ後、ほぐしてご飯にON致しました。
そして試食。

フカヒレってスープなんかに入っている繊維状のものしか食べたことがありません。
こんな塊りを口にするのは初めて。プルプルとしております。
口に含むと、磯のカオリがほんのりと。
フカヒレって魚なんだな、と実感できるお味でございました。

どっちかっていうと、フカヒレスープの方が好きかも。私には一袋179円で充分です。

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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.35

2005年11月18日 01時34分54秒 | 弥子ちゃんの大好物
今週の弥子ちゃんの好物は「チャーハン&ライス」

ご飯をおかずにメシを食う世界です。
そもそも、主食はライスなのか、チャーハンなのか?
チャーハンはおかずなのか、主食なのか?

もうそんなことはどっちでもいいや。
今この瞬間、胃袋にメシをかき込められれば、それでいい。

そんな気持ちになった残業帰りの午後9時ごはん。
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探偵・桂木弥子のグルメファイルvol.34

2005年11月13日 20時27分30秒 | 弥子ちゃんの大好物
今週の弥子ちゃんの好物は「ポテトチップチョコレート」

ザクザクとした食感の厚切りポテチに、チョコレートをコーティング。新発見の美味しさです。
口に入れた瞬間はあまりポテチ味はせず、濃厚なミルクチョコが広がります。
そして後味にほんのり塩味が…。
それがあとひく、癖になる。
よし、もう一箱買って帰ろう。
ちなみに、このオヤツは新千歳空港他、北海道のお土産売り場で入手可能。
お値段1袋630円也。
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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol,33

2005年11月02日 01時39分57秒 | 弥子ちゃんの大好物
今週の好物は「“できたて”温泉まんじゅう」です。

こればっかりは、温泉地で食べるに越した事はない!
あのでっかいセイロで蒸したまんじゅうは、格別の美味さなのです。

実際に温泉に出向こうかな?などとも考えていたのですが、一度やってみたい事があったので作ってみました。
それがトップの写真です。

名付けて「温泉おやじまんじゅう」!!

そこはかとなく、おっさんクサイまんじゅうです。
おっさんがホコホコしているまんじゅうなのです。

実はコレ、こちら↓のご本に紹介されているのですが…



『笑うスイーツ』

「マルチーズケーキ」とか「クッキー&ツバサ」とか。脱力系なおバカスイーツが一杯で楽しいご本なのです。

この本を見て以来、一度作ってみたいなぁと思っていた所にチャンス到来。
思わず実行してみた次第です。

黒糖と小麦粉で作った皮が素朴なまんじゅうです。
温泉マークは針金を熱してジュッと。これが中々難しく、針金が真っ赤になるまで熱するのがコツでした。
ぬるいと皮に焼きついてしまって、キレイに剥がれないのです。



ちなみに、中身はこんなカンジ。アンコぎっしり薄皮まんじゅう。
やっぱり何でも「できたて」は美味いですね~。お土産まんじゅうも美味しいけれど、ホコホコ湯気の立ったまんじゅうには敵いません。


実は、近々温泉へ旅立つ予定があるのです。
本場の「温泉まんじゅう」が楽しみ。
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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.32

2005年10月27日 21時55分26秒 | 弥子ちゃんの大好物
今度の好物は「ナタデココ寿司」。

ついにキワモノ系が来ました。
ナタデココといえば南国スイーツの定番。ヨーグルトに入れてナンボの品でございます。

そんなモンと酢めしが合うわけないじゃん!!
と思ったけれど、それをネタにしている寿司屋もあるんだとか…。(pencapchewさん情報ありがとうございます!)

やってやれない事はない!早速トライしてみよう。

まずは市販のナタデココ(プレーン)を用意。
しかし、いかなプレーンとはいえシロップ漬けになっている以上、甘いのです。
それも、ご飯にはマッチしないタイプの甘味です。
そこで、甘味を減らす為塩水に3日3晩漬け込んでみました。

ナタデココの99%は水分。ならば塩水が付け入る隙はいくらでもあるはず。
結果、甘しょっぱいナタデココが完成しました。
単品で食べると、キモイことこの上ない味です。ナタデココの常識をくつがえしました。
そして、いざ酢めしにON!
「バーニング!!グレイトォ!!」とか言いながらニギりましょう。気分はテニプリのタカさんです。(河村さんちは寿司屋だし。)

そして完成!!見た目はとっても美しく出来ました!
想像していたよりも、美味しそう。これなら挑戦できるかも…。

でも、口に入れるまでに30秒位迷いましたけどね。
醤油とナタデココって…。

思い切ってたっぷりと醤油をつけ、一気にガブっと行きました。
なんと言いましょうか「思ったよりもキモくない。」それが驚きの食感です。
ナタデココのコリコリとした食感は、赤貝よりも繊細でイカよりもしぶとい。
甘塩風味のお陰で、ご飯との相性もまぁ、悪くない。
不味くは無い。不味くは無いが、美味くは無い。

一生に一度くらいなら、まぁアリかな?という食べ物でした。
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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.31

2005年10月21日 01時24分12秒 | 弥子ちゃんの大好物
今週の好物は、ロージーの「ネギ丼」。
赤マルに続いてムヒョとのコラボですよ。

「ネギ丼」といえば、チャシューと長ネギをサッと炒めて、チャシューのタレをぶっかけたラーメン屋さんのまかない飯…。なイメージです。
そんな男らしい料理はあのロージーには似合わない。
どうしよう…?きっと何か秘密があるんだわ!どうしよう?どうしたら良いんだ?
やっぱコレ、コスプレするしかないんだ!なりきって作るしかないんだ!

そう言って、ただオロオロとしている私の前に、謎の紳士が現われこんなものをそっと手渡してくれたのです。

こ、これは!「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」第3巻レビュー!!
そして、ここに紹介されているのは紛れもなく「ロージーの「ネギ丼」」レシピではありませんか!!
ありがとう謎の紳士!これで乙女チックに「ネギ丼」がつくれるわ!


と、いうワケで早速トライ。



*材料*
長ネギ : 1本 卵 : 2個
だし : 大さじ3 砂糖 : 大さじ2 水 : 1/2カップ 

以上が原点に忠実なレシピ。が、うちのダシは濃いので大さじ1弱にしときます。
この辺は、お好みでアレンジしてしまおう。




作り方は簡単!
だしと調味料を合わせて小型の鍋に入れる。(ここでは小型のフライパン使用ですが…。)
ネギを刻んで鍋に投入。5分煮る。
油揚げを入れても美味しい。そうなので、今回はお揚げMIXバージョンです。

長ネギ一本分って、結構な迫力だ。
最初、水分が足りないかと不安になりますが、ネギから水が出るので大丈夫です。



卵でとじる。




ごはんにのっけて完成!!
これでもか!という感じに万能ネギも載せてみました。


見た目はホントに親子丼みたいだ!
そしてお味も親子丼みたい。卵・だし・ネギ、3つの甘味が調和して美味。ほんのりとネギの辛さが、アクセントになります。
こりゃあ、卵は半熟に限りますよ。トロトロがいい!

お値段お安く、しかもお手軽。オマケに美味しい!とくれば文句のつけようもございません。
一つ問題があるとすれば、ネギ臭い!という事くらい。
「ネギ丼」という男らしい響きからは、ちょっと想像できないタイプの丼物が誕生しましたよ。
ふんわり卵と、おだしが決め手。お腹にも、お財布にも優しい良妻賢母の知恵のよう。

さすがはロージー。伊達に主夫やってないね!

卵とネギ、なんとも体に良さ気な組合わせです。ガッツリ食べて風邪を乗り切ろう。
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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.30

2005年10月11日 23時31分41秒 | 弥子ちゃんの大好物
記念すべき30個目の好物は「井戸水」。


…ゴメン。今まで黙ってたんだけど、ウチ、井戸水なんだ…。
蛇口を捻ると、普通に井戸水が出てくるんだ…。



と、いうことで。
井戸水を求めて藤岡弘探検隊に入隊するのでは無いかと、ご心配をお掛けしてすみません!
秘境に赴くまでもなく、神秘の泉は此処にありました。青い鳥のように…。

と言っても、自宅の水はちゃんと水道局経由のお水です。
井戸水なのは、父の仕事場の方。
亡くなった祖父は牛飼いを生業としていた人で、牛小屋だった場所を改築して父の仕事場を建てたのです。
牛小屋だった当時は水道なんて来ていませんから、水は当然のごとく井戸からの供給です。それも、昔ながらの手動式ポンプ。昭和史の映像によく出てくるアレです。
小さい頃、あれをキコキコやると水がドバーっと出てくるのが楽しくて楽しくて…。
意味も無く、周囲を水浸しにしては怒られたなぁ…なんて思い出しました。

いつの頃か、ポンプはコンプレッサー式に換わり、蛇口を捻れば水が出る便利な時代になりました。無くなってみると、あのキコキコが懐かしい。
出てくるお水は昔も今も変わりない正真正銘の井戸水なのでございますが。

本日、仕事帰りに採取しては来たものの、決して生では飲んだらダメ!と、言いつけられているこのお水。飲む時は必ず火を通しなさいと、祖母から言い付かっております。
自宅で生水飲んでお腹をコワすのは、いくらなんでも情けない。
煮沸した上で、冷蔵庫で冷やして飲んでみました。

この水そのモノを飲むなんて、何年ぶりだろなぁ。
なんとなくだけど、口当たりが柔らかい気がしました。
一応、日本の天然水だから軟水?
緑茶に良く合うのは、軟水。そういえば、父の仕事場で飲むお茶は、心なしか美味しい気がする。(多分気のせい。)


30個目の好物、という区切りを終えてお知らせが一つ。
現在、『有無』(By:ムー様)にて「桂木弥子の好物」人気投票 が開催されております!
今回、私も画像の提供という形でご協力させて頂きました。一挙にまとめてみると、我ながら壮観。よくもまぁ、性懲りもなく作ったモンだと思いました。
ジャンプのグルメクィーン・桂木弥子が厳選した30の食品。その中で第一の栄冠を勝ち取るのどの逸品なのか!?
投票結果が楽しみであります。是非とも、この熱戦に清き一票をもってご参加頂下さい。
さぁ、貴方も貴女もレッツ「いただきます」!!
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探偵・桂木弥子のグルメファイル 未解決編

2005年10月10日 21時50分14秒 | 弥子ちゃんの大好物
いつしかジャンプを開いて真っ先にチェックするようになっていた、弥子ちゃんの好物シリーズ。
週刊少年ジャンプにて、ゴキゲンに連載中「魔人探偵脳噛ネウロ」の柱にて、密やかに連載中でございます。
そんな好物シリーズも、今週発売のジャンプにてついに30個の区切りに到達しました!
その記念すべき一品が「井戸水」って何さ。

私もふとした思い付きで再現への挑戦を始めて、早3ヶ月。
美味いもんがあったり、正直普通だったり…。井戸水って何さ、と思ったり。

中には、諸事情によりスルーしてきたブツもいくつかあったりして。
そんな訳で今回は、再現できなかった物を一挙に集めてみました。
しかも、インチキ臭い代替品を代打に出してみたり。

いつの日か、本物を掲載し真の「グルメファイル」を完成させる決意の為!
覚え書きとして残しておきたいと思います。


■未だ廻り逢えぬ好物達■

No.11 抹茶ミルクの缶ジュース



「抹茶ミルク」までならともかく、缶ジュースは発見できませんでした。
サンガリアとか、ポッカとか、マイナーな自動販売機も探したんですが…。
京都とかにあったりするのでしょうか?地域限定等といって。

プリンの缶ジュースなら、見つかったのにね。


No.13 からすみ大根



珍味・カラスミを薄くスライスし、大根に挟んで食べる贅沢なおつまみ。それが「からすみ大根」。

カラスミは高級品です。値札を見たら一腹3,980円!とても買えません。

だがしかし!そんな時こそネットが力を発揮します。「からすみモドキ」なるモノのレシピを発見したので早速トライ。
原材料は大豆と小麦粉。よし、これなら安月給にも安心です。

で、出来上がったのが写真のブツ。
違う。絶対これモドキにすらなってない。


No.17 流しソーメン



流しソーメンに憧れて、はやいくとせ。

山奥のイベント等では、よくやっているみたいです。
日常的に流しソーメンを取り扱っている店なんて、やっぱり無いのですね。
こうなったら、竹を切り出してやるしかないのかな…。

と、思ったら。時代はUSB接続で流しソーメンになっていた!
心の底からバカバカしい。人類の叡智を結集して、ソーメンを回流させるとは。

残り少ないUSBポートを、こんなバカバカしい事に費やすのもナンなので、人力で回すことにしました。
水の入った器に、ソーメンを入れ、お箸でかき回せば良いじゃないか。
お行儀は悪いが。


No.19 しゃぶしゃぶ。タレはポン酢と胡麻ダレを1対1で混ぜる。



ちゃんとした「しゃぶしゃぶ鍋」でやりたいなー。と思っているけど中々食べ行く機会がなく。
仕方がないので、冷しゃぶで代用です。

私は生粋のゴマダレ派でありますが、ポン酢と混ぜる事で後味がサッパリとして美味。
ゴマダレに飽きてきたら、ポン酢を混ぜてみるのもまた一興かと。


No.24 海ぶどうサラダ



時期を逃したのでしょうか?どこにも「海ぶどう」が売っていません。
沖縄料理をメインで扱うお店自体、山梨にはあんまし無いんです。沖縄そばのお店…なら一軒見つけたので、行って見たいと思います。

これは、居酒屋で良く食べる「海ぶどう」のシークァーサー酢和えです。
プチプチした食感が、クセになります。口に入れるとプチっと消えていくような感じ。
数の子ほど口に残らない、その儚さが好きです。



以上、未だ現物に出逢えてていないモノを、適当な代替品にしてまとめて見ました。
今後も捜索を続行すると共に、新たなる挑戦を続けて行きたいと思います。

その矢先に井戸水って何さ。
コメント (8)
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