花田春兆-その人と作品-展

2017年5月13日、91歳で旅立たれた花田春兆さんの、お人柄と業績を多くの方々に知っていただくために花田春兆展を企画。

展示の様子

2018-11-29 18:18:46 | 日記

春兆さんが萬緑に参加されたのが唱和29年、以来、萬緑の終刊号まで

俳句を投稿され続けられました。なかでも、平成28年7月号には、

春兆さんの「生ひ立ち」30句が萬緑冒頭を飾りました。

 ぜひ、ご覧ください。

国際障害者年を期して国際障害者年日本推進協議会が出来、

JDへと繋がっていきます。その副代表として活躍されてきた春兆さん。

IYDPの合本も展示。

そうした政治面を背景にしつつ、それを映し鏡のようにして(?)、

描いた物語が南北朝時代の琵琶法師明石覚一検校の『殿上の杖』。

このたび、新装新たに、『殿上の杖』が伏流社より蘇りました!

森繁と加藤道子によるNHKラジオ日曜名作座でも流された、

『殿上の杖』の感動が再び。。。

港区の主、として、ずっと港区で活躍されてきた春兆さんの

原点は、光明学校。その碑が今も麻布の絶江児童遊園に残されています。

光明の結城初代校長の伝記には、春兆さんの本の引用が多数見られます。

港区では、1981年よりこんにちに至るまで、春兆さんをトップとして、

共に生きるみんなの歌と踊りのつどい、が催されてきました。

まさに、草の根から、政策まで、関わられてきた春兆さんは、

『殿上の杖』の明石覚一を描くにあたり何を託されていたのでしょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿