”言葉”から読み解く優生思想 花田春兆展開催記念講演。荒井裕樹さんを講師に迎え、いよいよ今週12/1土曜日に開催されます。事前予約不要となりました。どなたでお聴きになれます。無料です。多くの方にぜひ聴いて頂きたいです。お待ちしています。
この日も展示も別の建物でやっております。そちらもぜひ、お立ち寄りください!
”言葉”から読み解く優生思想 花田春兆展開催記念講演。荒井裕樹さんを講師に迎え、いよいよ今週12/1土曜日に開催されます。事前予約不要となりました。どなたでお聴きになれます。無料です。多くの方にぜひ聴いて頂きたいです。お待ちしています。
この日も展示も別の建物でやっております。そちらもぜひ、お立ち寄りください!
春兆さんが萬緑に参加されたのが唱和29年、以来、萬緑の終刊号まで
俳句を投稿され続けられました。なかでも、平成28年7月号には、
春兆さんの「生ひ立ち」30句が萬緑冒頭を飾りました。
ぜひ、ご覧ください。
国際障害者年を期して国際障害者年日本推進協議会が出来、
JDへと繋がっていきます。その副代表として活躍されてきた春兆さん。
IYDPの合本も展示。
そうした政治面を背景にしつつ、それを映し鏡のようにして(?)、
描いた物語が南北朝時代の琵琶法師明石覚一検校の『殿上の杖』。
このたび、新装新たに、『殿上の杖』が伏流社より蘇りました!
森繁と加藤道子によるNHKラジオ日曜名作座でも流された、
『殿上の杖』の感動が再び。。。
港区の主、として、ずっと港区で活躍されてきた春兆さんの
原点は、光明学校。その碑が今も麻布の絶江児童遊園に残されています。
光明の結城初代校長の伝記には、春兆さんの本の引用が多数見られます。
港区では、1981年よりこんにちに至るまで、春兆さんをトップとして、
共に生きるみんなの歌と踊りのつどい、が催されてきました。
まさに、草の根から、政策まで、関わられてきた春兆さんは、
『殿上の杖』の明石覚一を描くにあたり何を託されていたのでしょう。
今回の展示会では、『しののめ』の貴重な手書き資料(三冊手書きで同じものを書いて皆で回覧)と共に、リハビリテーション誌上に連載された「蟹の足音」の1号~242号のコピーの大冊も話題です。その中の蟹の足音126では、「片手の手話」と題して、意思表示をOKマークでされてきたことに触れられています。晩年、入院されてからも、OKマークは大活躍。編集者も春兆さんからOKマークを頂くことで、制作をGOされていました。生涯、現役でいらした象徴がこのOKマークだったのかもしれません。蟹の足音は春兆さんの90年代から今に至る歴史を懐かしさやユーモアと共に辿ってくれます。
今回の展示は、『しののめ』を中心に、「萬緑」や国際障害者年時代の資料など、春兆さんの業績(の一端)をご覧いただき、かつ、コピー機でコピーしてお持ち帰りできる形をとっています。
そのため、一度いらっしゃった方々の滞留時間はとても長く、1時間、2時間いらっしゃる方も多くみられます。
どうぞ、ラウンジも兼ねた展示会場でゆっくりとたっぷりと資料をご覧いただけますことを願います。
俳句は、道行く挨拶代わりだった、ともおっしゃられていた春兆さんにとって、もっとも身近なもの。今回はその俳句を短冊にして、約20点ほどを展示しています。