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行雲流水~つれづれなるままに~

笑いの種を探して、小さな幸せを大事にしたい。
心にうつるあれこれを気の向くままに。

露草と朝露、そして「しらたま」

2020年09月07日 | 日記

9月7日(月) 白露 草露白 

 

静かな朝を迎えていますが雲の動きは早く、上空では強い風が吹いていることが伺えます。

九州では広範囲で停電が起きているとのこと。

台風が過ぎなければ復旧作業もままならないでしょうし、「何とかしのいでください」としか申し上げられません。エアコンのない蒸し暑さで体力を消耗されないことを祈ります。

 

今日は二十四節気の白露。七十二候では草露白(くさのつゆしろし)です。

草に降りた露が白く光って見える頃。朝夕の涼しさが際立ってくるということですが、先述の通り今日は台風の影響でかなり蒸しています。

露草の花が満開を迎えています。今朝もきっと朝露を乗せていることでしょう。

そう言えば高校の古文の授業で、朝露を「しらたま」と表現した作品を学んだような。

担当の先生との問答だけを覚えていて授業の内容はすっかり記憶の彼方に飛んでいますので、なかなか作品名を思い出せません。

考えれば考えるほど、なんだか「しらたま=朝露」だったのかさえも怪しくなってきてしまいました。

何せ30年以上も前の記憶。年のせいにはしたくありませんが、断片的なエピソードだけで「話を作り上げてしまう」のが怖いです。

 

今日が優しい笑顔の一日でありますように。

 

 

 


しゃっくりが止まらない・・・

2020年09月06日 | 日記

9月6日(日) 黒の日

台風接近の影響で朝から雨が降っています。

群馬にはそれほど大きな影響は出ないものと思われますが、何が起きるのか予測不能な昨今の気象状況。

通過ルートにあたる地域の方々は、さぞや不安に苛まれているかと思います。

どうか人的被害などがありませんようにと祈るばかりです。

 

話は変わって私のこと。

実は私、いい年になっても「しゃっくり」をよくやります。

それも大半が食事中。まるで子どもみたいに「ひっく、ひっく」と繰り返し、なかなか止まりません。

そう言えば「しゃっくりをたくさんすると死んでしまう」というような内容の本を読んだことがあるなぁと思い出し、購入した本がこちら。

私と同様にしゃっくりがとまらない主人公の少年・晴夫。

きつねうどんの湯気の中から現れた白いきつねに「しゃっくりが百万べんでたら死ぬぞよ」と予言されて妖怪世界に足を踏み入れる、というお話です。

確か初めて読んだのは小学生のとき。

学校に毎月『学習』と『科学』という雑誌の販売に来てくれる、というものがありまして、

3年生だったか、『学習』の中に読み物として掲載されていたように記憶しています。

 

児童書ゆえのおおらかさというか摩訶不思議なことの連続ですが、今読んでもとても面白いものです。

「しゃっくりが止まらない」という自分にも当てはまるキーワードがあるからかもしれません。

大人が読んでも楽しい児童書、きっとまだまだたくさんあるのでしょうね。


今日は黒の日。

京都黒染工業協同組合が1988年(昭和63年)に制定し、創立40周年となる1989年から実施しています。

日付は「く(9)ろ(6)」(黒)と読む語呂合わせから。

伝統染色の黒染めをPRし、黒紋服や黒留袖の普及を図る日だそうです。

私も黒留袖(家人の母の着物を仕立て直したもの)を持っています。

親族の結婚式に着られるようにと大事にしてありますが、どうやらその機会は訪れそうにありません。

このまま箪笥の肥やしになってしまうのも「勿体ないなぁ」とは思いますが、こればかりはご縁ですからどうにもなりませんね。

「第一礼装」なんて着る機会は滅多にあるものではありませんが、いつか日の目を見させてあげられる日がくるといいなぁ。

 

今日が優しい笑顔の一日でありますように。

 

 

 


「くるみの里」へ

2020年09月05日 | 日記

9月5日(土)

昨日は有休を使って午前中の所用を済ませた後、東御市の道の駅へ行きました。

長野県とは食文化が微妙に異なるので、時折珍しい食材を求めて出かけます。

密にならないような時間帯を選んで午後3時ごろ。

椎茸やシメジ、ビーツを買いました。

キノコはスライスして冷凍保存、ビーツはまたボルシチを作る予定です。

 

 

道の駅に植えられていた信州クルミとブルーベリー。

信州クルミの実はさすがに大きいです。

道の駅だけでなく、道中のあちらこちらでクルミの木を見かけました。

ブルーベリーの木は初見。赤い実は完熟前の状態のようです。

 

群馬県側での1枚。

台風が近づいているせいか、もくもくとした夏の雲でした。

 

 

今日は1ヶ月ぶりとなる茶道の稽古日。

なかなか「きれいな所作」にはたどり着けませんが、お茶室の静かな空気がとても好きです。

優しい笑顔の一日でありますように。

 

 

 

 

 

 


熊との遭遇

2020年09月03日 | 日記

9月3日(木)

お盆休みの頃(って、もう半月も前になってしまいますが)、気分転換を兼ねて少し避暑ドライブにでかけました。

車からは降りずにただひたすら車を走らせるだけですので、人様からは「何が面白いの?」と聞かれそうですが割と頻繁にやります。

で、この日は群馬と長野にわたる「日本ロマンティック街道」を走っていたのですが、ここで何と熊と遭遇しました。

ドライブレコーダーの画像です。画像がとても粗いので見づらくてごめんなさい。

写真中央の黄色い標識の右側に小さな黒い物体を認識していただけるでしょうか。

これが、熊。

熊と認識できないかもしれませんが、熊なんです。

見つけた瞬間、家人と二人「熊。熊。」と連呼しておりました。

人間、びっくりすると目の前にあるものの名前を言うことしかできないのですね。

この道は何度も通っていますが、熊に遭遇したのは初めてです。

熊がいても不思議ではない地区ですので、今まで遭遇しなかったことが幸運だったのかもしれません。

皆さま、山道を走る際にはどうぞお気を付けください。

 

今日が優しい笑顔の一日でありますように。

 


草花に癒されて

2020年09月02日 | 日記

9月2日(水) 禾乃登(こくものすなわちみのる)

 

昨日の榛名湖のお話しをもう少し。

湖畔には沼の原湿原の中に木道を設置した「ゆうすげの道」と呼ばれる遊歩道があります。

今は湿原というよりは「草原」という雰囲気になってしまっていますが、草花を見ながら歩くのはとても楽しいです。

ユウスゲ。以前はたくさん咲いていたのだと思いますが随分とススキに駆逐されてしまったようで、「ゆうすげの道」と呼ぶには少し寂しく、点在する程度になってしまっていました。

 

そのほかの花をいくつか。

 


 

今日は七十二候の「禾乃登」(こくものすなわちみのる)。

いよいよ稲が実り、穂を垂らす頃です。「禾」は稲穂が実ったところを表した象形文字だとか。

確かに「禾」を含む漢字は実りをイメージするものが多いですね。

稲の収穫の時期になると必ず心配されるのが台風の来襲。

今日も台風が近づいていますが、大きな被害が出ないことを祈ります。

 

今日が優しい笑顔の一日でありますように。