9月2日(水) 禾乃登(こくものすなわちみのる)
昨日の榛名湖のお話しをもう少し。
湖畔には沼の原湿原の中に木道を設置した「ゆうすげの道」と呼ばれる遊歩道があります。
今は湿原というよりは「草原」という雰囲気になってしまっていますが、草花を見ながら歩くのはとても楽しいです。
ユウスゲ。以前はたくさん咲いていたのだと思いますが随分とススキに駆逐されてしまったようで、「ゆうすげの道」と呼ぶには少し寂しく、点在する程度になってしまっていました。
そのほかの花をいくつか。
今日は七十二候の「禾乃登」(こくものすなわちみのる)。
いよいよ稲が実り、穂を垂らす頃です。「禾」は稲穂が実ったところを表した象形文字だとか。
確かに「禾」を含む漢字は実りをイメージするものが多いですね。
稲の収穫の時期になると必ず心配されるのが台風の来襲。
今日も台風が近づいていますが、大きな被害が出ないことを祈ります。
今日が優しい笑顔の一日でありますように。
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