だいぶ秋らしい季節になりましたが、まだ日中、汗ばむこともあります。桜も一枚々の葉に秋の色を個々にだし、散らしてます。まだ散らない葉も日々、夏の名残りの緑色を秋色に変えていきます。。
高島山トンネル
アメリカンバイクのある風景
神奈川区・反町界隈の散歩風景です。東横線・東白楽~横浜間はみなとみらい線の開業により、2004年1月31日に地下化されました。その後、東白楽から台町までの1.4Kmの跡地は緑道として整備が進められ、「高島山トンネル」周辺の緑道が2011年4月にオープンしたことにより、全長1.4Kmの連続した緑道が完成しました。
このトンネルが緑道の一部になった為、横浜まで最短距離で行けるようになりました。防犯の意味もあるのでしょう、夜9:30分には門が閉まります。
富士山の雪解け水が80年の歳月をかけ濾過し、湧水となって8か所の泉を作っています。国指定の天然記念物、名水百選に指定されていて、また新富岳百景選定地にもなっているそうです。透明度の高い、湧水の中を虹鱒や岩魚が泳いでいるのを見ることができます。二枚目の写真はPLフィルターを使っていますが、透明度が高いせいでしょうか、光の屈折の効果で水草が虹色に輝いて見えます。
上流の川から流れる滝と、富士山の雪解け水が溶岩断層から湧き出す無数の滝が幅200メートル、高さ20メートルの崖から絹糸を垂らしたように流れる様子からこの名がついたようです。白糸の滝のすぐ上には岩窟がある。そこには「お鬢水(おびん水)」という水が湧いていて、このお鬢水で源頼朝は髪のほつれを直したと伝えられています。また、このお鬢水は富士講の霊場の1つでもあります。
何度か訪れてはいるのですが、滝壺のこの色は初めて見ました。本来は広角のレンズで無数の滝を撮るところですが、今回は滝壺の水の色をメインの構図にしました。
畑や田んぼのあぜ道に植えられているのをよく見かけますが、彼岸花の根には毒があり、野ねずみやモグラの被害から守る為に植えられたそうです。
彼岸花と同じ種類で花弁が広く黄色い花を咲かせる、ショウキズイセンとの交配種が、白い花を咲かせるシロバナヒガンバナです。
菊科、マンジュギク属、和名:紅黄草(こうおうそう)メキシコ産で水がない状態でもなかなかしおれない強い花です。花期は春から秋まであり、長い間楽しむことができそうです。
夏の酷暑にも負けず赤・白・黄色・オレンジなど多彩な色が鮮やかな花を咲かせます。世界の熱帯・亜熱帯地方が原産地で毎年咲かせる多年草ですが、日本の冬の寒さに耐えられず枯れてしまうことが多い為、一年草として扱われることがあるそうです。写真はボカシ効果を強調してる為、全体像は分かりませんね。
一般に言うわれているコスモスはオオハルシャギクでキバナコスモスとは同属別種にあたります。オオハルシャギクと比べて葉が幅広く、切れ込みが深いです。また夏場の暑さに強いため、オオハルシャギクよりも早い時期に花を咲かせる傾向にあるようです。またオオハルシャギクよりも繁殖力が旺盛である為、野生化した花も多く見られます。
デュランタは6月頃から咲いているので秋の花とはいいがたいのですが、今の時期、キバナコスモスと共に軒先、公園などで良く見られます。紫色地に白い縁取りをした小花を藤の房のように垂下しながら咲かせるクマツヅラ科デュランタ属の常緑低木です。園芸品種は多数ありますが、よく見かけるのは写真の品種「宝塚」ではないでしょうか?