花日和 Hana-biyori

食虫植物の本

2学期最初の読み聞かせは4年生でした。
朝、学校に向かう時は豪雨と雷で大変だったのに、いまはウソのように晴れています。

<読み聞かせ 4年生>
●「むしをたべるくさ」
むしを たべる くさむしを たべる くさ
作:伊地知 英信 / 絵:渡邉弘晴出版社:ポプラ社絵本ナビ

「むしをたべるくさって知ってる?」と聞いたら「知ってる~。」「食虫植物!」との答え。
さすがは4年生。

シーンとしていましたが、わりと真剣に聞きいっているようでした。小さい子でもわかる内容だから聞きやすかったかも。「きもちわり~」というつぶやきもしばしば。植物の名前を知っていて言っている子は当然男子でした。(約7分)

土の栄養が少ない湿地帯などに多いと初めて知りました。


●「ガブリエリザちゃん」
ガブリエリザちゃんガブリエリザちゃん
作・絵:H.A.レイ / 訳:今江 祥智出版社:文化出版局絵本ナビ

今江祥智の訳がテンポよく読みやすく、おそらく聞きやすい文章。

ホワイトはかせが持ち帰っためずらしい植物は、虫だけじゃなくソーセージやお肉が大好き。
犬のしっぽを食いちぎったり、お手伝いさんのおしりにかみついたりする場面では、大笑いではないけれど全体ににやあーっとする表情が見られました。
どんどん凶暴になり、ついに犬小屋行きに。そして庭から侵入したどろぼうまでガブリとやるしまつ。
とうとう動物園の檻の中へ。

けっこうエグイ話だし、檻のなかに入れられて人気者になったからってめでたしめでたし・・・なのか?という事を深く考えさせずに軽快な絵と文章でさらりさらりとユーモアで読ませるところが魅力ではないかなと思います。(約6分)

うちの8歳児(小2)は、両方とも好きで、「むしをたべるくさ」のほうは自分で読んで何かと感心したりしています。
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